6月にあさりの砂抜きで一晩中常温につけて大丈夫?死ぬコトはない?

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あさりの砂抜き、みなさんはどのくらいの時間をかけていますか?

人によってさまざまだと思いますが、中々砂を吐いてくれないので

時間をかけて砂抜きするという人もいると思います。

中には一晩かける人もいますよね。

でもこれからだんだんと暑くなってくる時期です。

一晩中常温につけておいても大丈夫?死んでしまったりしない?

と心配になりますよね。

そこでこの時期に一晩砂抜きをする時の注意点を調べてみました。

あさりの砂抜きで一晩中常温につけて大丈夫?

全てのあさりを一晩かけて砂抜きする必要はありません。

スーパーで買ってきたあさりと潮干狩りで獲ってきた

あさりとでは砂抜きする時間が違ってきます。

 

スーパーに売られているあさりは、ほとんど砂抜きされて

いますので、長時間砂抜きする必要はありません。

潮干狩りで獲ってきたあさりは、持ち帰った海水を使うと

3時間~4時間程度で砂抜きできます。

 

潮干狩りで獲ってきたあさりを、家庭で作った塩水を

使って砂抜きする時は一晩ほどおかないといけません。

あなたのあさりはどれに当てはまっていましたか?

 

あなたのあさりが、一晩の砂抜きが必要なあさりだった場合、

まずあさりを砂抜きする時に大事なのは、

あさりの住んでいる環境に近づけてあげることです。

 

あさりの住む水温は20度前後と言われています。

6月の平均気温は25度ぐらいで、30度近くになる日もあるでしょう。

梅雨の影響で蒸し暑い日もあれば、寒く感じる日もありますよね。

 

気温の低い日は大丈夫ですが、気温が高い日に常温で

一晩おくと、当然水温も上がってしまいます。

だから気温の高い日に一晩砂抜きをする場合は

水温が上がらないような場所で砂抜きしないといけません。

 

ここで冷蔵庫に入れてしまうと、今度は水温が下がりすぎて

あさりは休眠状態に入ってしまい砂を吐かなくなってしまいます。

そこで冷蔵庫に入れる時は庫内の温度を調節して

水温が下がりすぎないようにします。

 

野菜室に入れるのもいいかもしれません。

またはエアコンで室内の温度を下げたり、涼しい場所に

移すなどして、水温が上がらないようにしましょう。

あさりの砂抜きで一晩中常温につけてたら死ぬってほんと!?

あさりは水温の上昇に弱く、水温が25度を超えると、

弱って死んでしまいます。

 

涼しい場所で、水温を20度前後に保っている場合は

一晩中つけていても死ぬことはありませんが

6月の暑い日にそのまま一晩中常温につけていたら、

水温が上がってしまい死んでしまう可能性があります。

 

暑い時期に一晩かけて砂抜きする時には、

水温が上がらない環境で砂抜きしないといけません。

他にも砂抜き中にあさりが死んでしまう時があります。

 

まずは真水で砂抜きをした時です。あさりは真水の中では生きられません。

砂抜きをする時は、海水に近い濃度の塩水を使わないといけません。

それから、あさりをつける塩水の量が多すぎる時です。

あさりは塩水の量が多すぎるとおぼれたり、

呼吸ができなくなったりして死んでしまいます。

 

塩水はあさりが少し出るくらいの、

ヒタヒタの量にして砂抜きするようにしないといけません。

また、すでに死んでいるあさりを一緒に砂抜きしてしまった

場合も、水が汚れてしまって他の生きているあさりまで

死んでしまう時があるので注意してください。

 

死んでいるあさりの見分け方ですが、あさりは死ぬと

貝を閉じる力がなくなって、貝が開いたままになります。

貝を無理に閉じようとしても、死んでいると閉じません。

 

逆に貝を開いていても、さわるとすぐに閉じるようなら

生きている証拠です。また水管をさわってみて、

引っ込めるようなら、その貝も生きています。

 

まとめ

あさりの砂抜きは、生きている貝が相手なので

色々気をつかうと思いますが、水温と塩水の濃度や量に

気をつけると、6月の暑い日でも一晩中常温につけておいても大丈夫ですよ。


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