豆腐は、とても便利な食品ですよね。
栄養は豊富、レシピはたくさん、ついでに値段もお手頃ですので、買い物に行くと必ず買う、
という人も多いと思います。
けれど、気が付いたら賞味期限が切れていた、ということも多いのでは?
筆者は半丁残して、つい食べるのを忘れていた、ということがよくありました。
豆腐の開封後の賞味期限は冷蔵庫保管でどれぐらい?
豆腐のパッケージを見ると、指定の年月日は「消費期限」ではなく、
「賞味期限」と表記されていることが多いです。
以前は、豆腐は「消費期限」が表示されていましたが、最近は技術の発達のおかげで、
食べられる期間が長くなりました。
ですので、賞味期限が表示された豆腐については、開封後すぐに食べないと傷んでしまう、
という訳ではないのです。
開封した後の豆腐は、タッパーなどの容器に入れ、豆腐が被る量の水を入れて冷蔵庫に入れると、
保存ができます。
この時、もともと豆腐の容器に入っていた水をどうするか悩んでいる人もいると思いますが、
開封したら捨てて下さい。
この水は、豆腐が振動などで崩れないようにするために入れられているものです。
開封したら、お役御免ですので、迷わず流して下さいね。
このまま冷蔵庫に入れた状態だと、2,3日ほど持ちますよ。
水は一日1回は交換して下さい。
もうちょっと長く豆腐を持たせたい場合は、1日1回熱を通すといいそうです。
崩れないように布巾などで豆腐を包み、熱湯に入れます。
そのまま、冷水に付けて冷やして、また水を張った容器に入れて、冷蔵庫に入れておきます。
熱湯処理が面倒なら、電子レンジで熱を通しても、同じような効果があるそうですよ。
筆者の場合、残した豆腐は冷蔵庫に入れて、そのまま放置して結局食べなかった、
ということが多いので、開封後さっさと食べられる処理しています。
何をしているかというと、塩麴の豆腐漬けを作っています。
残った豆腐に塩麴を塗ってラップで包み、皿の上に置いて冷蔵庫に入れておきます。
だいたい3日程置くのが一般的ですが、筆者は2日目ぐらいの漬かり具合が好きです。
このまま、おやつやお茶うけにして食べています。
豆腐が残ったけれど、保存した後結局食べることないので捨てることが多い、
という方は参考にしてみて下さいね。
いちいち塩麴で漬けるのが面倒であれば、少し小さく切って冷凍で保存しましょう。
冷凍保存をした豆腐は、いわゆる「凍り豆腐」になりますので、煮物などで使えますよ。
豆腐の賞味期限から1ヶ月過ぎたものを冷蔵庫から見つけてしまった。
豆腐はすぐに傷むものではないとはいえ、賞味期限よりはるかに長い時間放置していると、
さすがに傷んでいます。
1カ月と言わず、賞味期限が過ぎた豆腐は、そのまま料理して食卓に出すのはやめて下さい。
開封してみて、以下の様な状態であれば、食べずに捨てましょう。
・豆腐が変色して、黄色っぽい色をしている。
・豆腐の表面にぬめりがある。糸を引いている。
・酸っぱいにおいなど、異臭がする
・(開封前)容器が膨らんでいる。
賞味期限内であっても、上記のような状態になっていたら絶対に食べないでください。
当然、残った豆腐を冷蔵庫で保存をしている時もです。
本来、豆腐は非常に傷みやすく、当たれば「地獄」と言われるほど、
ひどい症状で苦しむことになります。
長い期間放置した豆腐を食べても大丈夫だった、という人もいるかもしれませんが、
これは個人差があります。
同じ条件でも、人によっては体調が悪く可能性があります。
まずは食べる前に、上記の状態であるかどうか、確認をして下さいね。
豆腐は「賞味期限」を表記したものが多いですが、昔ながらの製法で作られた
豆腐には「消費期限」と表示されているものもありますので、気を付けて下さいね。
また、充填豆腐の中には、10カ月間保存が可能な豆腐もあります。
まとめ
どんな食べ物もそうですが、ご自分のライフスタイルに合わせて、
きちんと食べきれるように考えて購入するのが、大切ですね。