「有価証券投資に興味はあるが、運用経験がない」という人には、投資信託がおすすめです。投資信託とは、多くの投資家から資金を調達運用し、運用の専門家が調査・選いくつもの株や債券などに投資する金融商品です。分かり易い例でいうと、プロの料理人がサランラップにご飯や具材を入れておにぎりを作るような感じです。プロなので、素人とは違い、お米や具材も厳選したものを使用しているといった感じです。
投資信託の選び方には種類以外にも信託報酬や手数料も考慮しましょう
一言で投資信託といっても、今はものすごい種類の投資信託があります。よく基準価格の単価を気にするようにと聞いたことがありますが、個人的な感想では基準価格は別に気にしなくても良いと思ってます。その投資信託が設定された時に相場が安くて、そのあと相場の回復とともに基準価格が上がり単価が高い場合や、設定された時に相場が好調で高い時だとその後相場が下がってしまい、基準価格も下がって安い場合もありますので、設定時期にもよるので基準価格が下がっているから運用が下手なわけではありませんので、一概に基準価格だけで判断しない方が良いと思います。まずは基準価格よりも相場状況と選んだ投資信託が相場のテーマに合っているかが大切だと思います。そして同じくらい重要なのが、手数料や信託報コストです!投資信託を購入する時はこちらもしっかりと確認しておきましょう。
手数料や信託報酬は重要なチェックポイントです!手数料や信託報酬コストを侮ってはいけません。
購入者の方がが負担するものとして、「購入時に掛かる費用」「保有している間に掛かる費用」「売却時に掛かる費用」の3つがあります。「購入時に掛かる費用」とは証券会社や銀行などに、購入時に支払う販売手数料です。多くの投資信託は一定の手数料が掛かりますが、最近では「ノーロード」といわれる販売手数料が掛からない投資信託も増えてきております。手数料が掛からないということは、負担が少ない分利益が出るのが早くなる可能性があります。心理的にも手数料が掛からないというのは大きなプラスだと思います。ですが「ノーロード」の商品は種類は増えてきておりますが、その中にあなたの希望に合う投資信託がない場合もあります(テーマやコンセプトがある投資信託など)
「保有している間に掛かる費用」としては、信託報酬(運用管理費)があります。これは投資信託を運用・管理する費用で、株価指数への連動型のインデックス運用型は安く、株価指数に対してアウトパフォームを意識したアクティブ運用型は高くなる傾向があります。こちらは購入時の手数料と違い、1回の支払いで終わりではなく、保有している間なので、長く保有すれば、その間掛かり続ける費用となります。
「売却時に掛かる費用」としては、信託財産留保額があります。これはあなたが売却するということは、その分だけの運用資金が抜けるということになり、残って運用している人たちの基準単価を下げない為の費用と言われています。今はこの費用が掛からない投資信託もあります。利益が大きく出ている場合なら問題ないとは思いますが、剥離であまり利益が出ていないのに投資信託の売買を繰り返すと購入手数料と合わせて負担になってしまいます。
投資信託を長期保有する時の選び方で重要なのは信託報酬
基本的に投資信託は種類にもよりますが、運用のスタンスとしては中長期になります。特に債券やREITがメインの投資信託であれば、より長期の運用になると思われます。そうなると、先ほどの「保有している間に掛かる費用」の信託報酬が保有している間ずっと掛かることになります。長期で運用する場合や投信積み立てを考えておられる方は、信託報酬の額が大きいと運用の負担になります。購入する時には手数料の確認はもちろんですが、信託報酬はしっかりと確認しましょう。信託報酬は手数料や信託財産留保額と違い1回で終わりではなく、保有している間ずっと掛かる費用なので要注意です。
購入時にはパンフレット資料もそうですが、目論見書や月次レポートなどもしっかり確認しましょう。
個人的な感想や考え方も含まれているので、あくまでご参考として見ていただければと思っております。
☆投資信託基本用語集☆
純資産総額:投資した株式などの時価総額から管理費などのコストを引いた金額。個人的には1000億以上であればビッグファンドのイメージです。残高が少ないと運用しにくくなり償還する可能性もあります。
基準価格:投資信託の1口当たりの価格です。自分の購入した単価より上がっていれば運用が上手くいっているということです。
目論見書:必ず受け取らない。といけない書類です。投資信託の商品内容や投資家へ説明するための法廷文書が記載されています。必ず目を通して確認しましょう。
分配金:決算ごとに収益から投資家へ分配する資金の事。運用状況によるので、必ず支払われるものではありません。ちなみに支払われる分配金も運用状況で変わるので、固定ではありません。
運用のご相談や何かお問い合わせがありましたら、お気軽にK&Cアセットマネジメント株式会社にご連絡ください。kc-asset-management@outlook.jp
ご留意事項
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