株式の短期売買のコツや考え方、銘柄の選別方法(ご参考)

株式・金融

株式の短期売買のコツや考え方

株式売買において銘柄選別は非常に重要だと思われます。ただ単純に知名度のある大企業だから、業績が良いからといって簡単に選んではいけません。もちろん今の考え方も間違いではありませんが、それ以外にも株価が業績以上に高値になっていないか、出来高は多いのか、信用残の状況、アナリストの目標株価と比較してどうなのか、テクニカル指標的に買いシグナル状況なのかなど理由はいろいろあります。

今回は上記の事もありますが、短期売買などのトレードでの参考点を書かせていただければと思います。

今回の記事に関しては短期売買でのあくまで参考であり、推奨ではありません。短期売買はやはりリスクの高い運用方法だと思いますので。ただ、ネットで短期で売買をしたいという方向けへの参考なので、ご理解の上、自己責任での活用よろしくお願いします。

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株式の短期売買のコツや銘柄選別

日計り(今日購入して、今日売却すること)短期での利益確定の売却を狙う方法として、前日に大きく上昇した銘柄やストップ高をした銘柄をチェックするのが良いと思います。それと同時に出来高は多いのか、現在の株価が上昇トレンドなのか、またトレンドのどの位置にあるのかを把握することが重要です。

トレンドというのは3つに分けられており、「初動を上手く捉えた人の買い集めの時期」→「多くの投資家がフォローする時期」「初動で購入した人の利益確定の時期」の3つと言われております。結論から言うと、後半になるほど高値掴みのリスクが高くなります。

値上がりするための上昇力は流入してくる資金量に比例するので、出来高の増減の確認には注意が必要です。出来高が減りつつある場合は株価の天井で、そのあと大きく下落するかもしれません。

大きく値上がりしている銘柄やストップ高銘柄は変動幅も大きいので上記の点を意識すれば短期での利益確定売却が出来る可能性があります。注意していただきたいのは、短期で儲かるかもしれないということは、それと同じように短期で損をする可能性もあるということです。つまり短期売買とはリスクリターンの高い運用方法だともいえます。

後半になるほど高値掴みに注意!!!

値動きが大きい時は注文を分けて買うようにする

マザーズ銘柄やジャスダック銘柄、板の薄い銘柄はボラティリティが大きくなりやすいです。それ以外にも、市場や投資家の注目度が高く、短期売買で出来高が多い人気銘柄も瞬間的に株価が大きく動きます。そのような銘柄を購入する時は、1度にまとめて購入するよりも分けて購入する方が良いだろう。まとめて購入すると、上手く上がれば良いが、利益確定の売りで、瞬間的に大きく値下がりする事もありえます。あまりに高いところで買いが成立してしまうと、リバウンドが出ても購入株価まで戻らないかもしれません。その時の為に、1度にまとめて購入せず、下がった時のことを考え、複数回での購入に分けることはリスクを軽減することにも繋がると思います。

例えば100株1000円で購入した株が、大きく値下がりし800円になった場合、1度にまとめ買いしてしまうと戻るまで待つか損切りをしなくてはいけませんが、800円になった時に100株追加購入した場合、平均取得コストは900円になります。900円になれば、株価が1000円に戻らなくても900円以上になれば利益で売却することが出来ます。このことをナンピンと言います。

分けて購入するのがめんどくさい、もし1度に購入してその後大きく値がりしたらという気持ちも分かりますが、ボラティリティの大きい株で短期売買をするのであれば、短期で儲かるということは、同時に短期で損をするという可能性があるということなので、少しでもリスクを軽減するならばナンピンを考慮した購入の方が良いのではないかと思います。株式なので、ナンピンしてもそのまま値下がりする事もありえますので、十分に出来高や株価推移などを考慮して、無理のない投資をしましょう。

①ボラティリティが大きい株は1度にまとめて購入しない

②ナンピンは計画的に

まとめ

今回はあくまで短期売買をされる方へのご参考までの記事を書かせていただきました。ですが、短期売買は株式運用に慣れた人であれば別ですが、初心者の方や安定運用を希望される方にはおすすめしません。短期売買の場合は短期で大きく損をする可能性や、銘柄によっては損を出してでもすぐに見切った方が良い時もあります。慣れている方であればこのような状況になった場合でもすぐに損を出してでもン売却出来たりすると思いますが、初心者の方だと判断に迷ったり、損を抱えたことによるストレスでなかなか行動に移せず、そのまま大きな損を抱える可能性もあります。当日~数日での短期売買をされる場合は十分に注意して臨んでください。

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