地元民が教える!入間基地納涼祭2018年の日程やアクセス、屋台情報

花火大会

埼玉県入間市と狭山市の境に航空自衛隊の入間基地があります。例年11月に開かれる航空祭では全国ニュースでも取り上げられるほどの人気で、数十万人が集まる場所ですが、実は毎年7月末の平日の夜に、地域の人たちがとても楽しみにしている『納涼祭』があります。基地勤務者、関係者や家族だけでなく、近隣住人を始めとして一般にも広く開放され、グラウンドに本格的な櫓が建ち、芝生の広場にゆっくり座ってみられるとして、家族連れにも人気のお祭りなのです。

 

入間基地納涼祭の駐車場状況は?西武池袋線沿線で行くほが断然おすすめ


駐車場がないため、基本的には公共交通機関の利用が推奨されています。

バイクは自転車と同様に駐輪場が使用できますが、

納涼祭の当日には交通規制もあって道路が混むので、近隣の住人は電車・

バスと徒歩で行くことが多いです。

 

電車を利用する場合

西武池袋線利用の場合は、稲荷山公園駅または入間市駅からそれぞれ徒歩10分、

西武新宿線を利用する場合にも、狭山市駅から稲荷山公園駅のバスターミナルまで30分に一本程度、

所要時間7~8分のバス路線があり、便利です。

 

また、数年前に放送されたドラマの影響か、遠方から遊びにいらっしゃる方が増えましたが、

入間市内にはビジネスホテルが一軒あるだけで、

こういったイベントの時には早々に予約が埋まってしまいますので、

所沢市内や狭山市駅、飯能駅近辺のホテルを利用される方が多いです。

 

入間基地納涼祭は芝生の広場でゆったり観られる花火


会場は入間基地正門横の芝生のグラウンドです。ナイター設備もあるので明るく、

また、中央には毎年提灯が飾られた本格的な櫓が作られて、その周りでは盆踊りも行われます。

そろいの浴衣を着たチームで踊ったり、飛び入りも歓迎され、小さな子供も輪に入っていきます。

 

中には米軍の横田基地の関係者らの姿も見受けられ、大変賑やかです。

また、入間基地には太鼓部があり、

通称『修武太鼓(しゅうぶだいこ:入間基地の中にある場所で修武台、しゅうぶだい、と呼ばれるところがあることから命名されたらしいです)』と言われる勇壮なパフォーマンスを見ることもできます。

音の響きも素晴らしいですが、鍛えられた筋肉から繰り出される迫力ある演技は

一見の価値ありです。

 

入間基地納涼祭の屋台の出店状況は?

会場のグラウンドを取り囲むように、毎年たくさんの屋台が出店しており、

生ビールやジュース、定番のたこ焼きやB級グルメ、フルーツやかき氷など

皆が楽しめるラインナップでお腹も膨れます。

 

また、自衛隊の基地ならではということで、ブルーインパルスを始めとした

ワッペンやプラモデル、キーホルダー、Tシャツ、カレンダーなどのグッズが並ぶショップも

多数出店していて、マニアでなくても、

お土産や限定グッズなどを探すのを楽しみにしている方は多いです。

 

肝心のトイレの混雑状況は?

こうしたイベントではトイレに困ることも多々ありますが、

毎年の航空祭で大人数の来場者を相手にすることも多い入間基地では

仮設トイレの設置も抜かりなく、トイレ待ち行列に並ぶことも殆どありません。

大人たちも安心して生ビールも楽しんでいます。

お祭りが佳境に入ると櫓を中心にした会場は結構な混雑ぶりになりますが、

もともとグラウンドが広く、また、花火を打ち上げる方向に高い遮蔽物が少ないことから、

それぞれ好きな場所を選んで、

レジャーシートを広げたところでゆったり花火を眺めることができます。

小さなお子さんがいても踏まれたりする危険が少なく、

赤ちゃんが疲れてぐずっていたとしても周囲を気にせず、ゴロゴロしながら見られるので、

お父さんお母さんも安心です。

入間基地納涼祭の花火は毎年900発もあがる!

花火の打ち上げ場所は、基地内の立ち入り禁止区域ですが、

納涼祭の会場に道路を挟んで隣接しており、

観る場所によっては真上に近いところで花火が炸裂する様子が堪能できるという近さです。

 

例年900発に及ぶスターマインやお馴染みの花火が打ち上げられ、

長時間にわたって楽しむことができます。

最後の数分間の連発の乱れ打ちは空が白くなるほどの激しさで、圧巻です。

この花火の打ち上げ場所として使われているエリアが、

埼玉県営『彩の森入間公園』に隣接しており、この公園側にも芝生の広がる広場があり、

夜間でも入れるために、ベンチや東屋などで落ち着いて花火を見る人も少なくありません。

納涼祭の会場でフードやドリンクを買ってから公園に移動する人も多くいますし、

少し遠くはなりますが、花火は十分に楽しめる穴場として知られています。

 

まとめ

日常ではフェンスにさえぎられて入ることの出来ない『自衛隊の基地の中』という

レアなシチュエーションのお祭りですが、

私服に着替えてお酒を飲んでリラックスしている自衛官さんの姿が見られたり、

広報活動している制服姿の自衛官さんには珍しい話も聞けるかもしれません。

納涼祭の会場そばに展示してある古い飛行機は子供たちにも大人気です。

納涼祭の開催時期などの詳細な情報は、

時期が近付いたら航空自衛隊入間基地のホームページに掲載されますので、

是非チェックしてみてください。