食事や睡眠と同じく、入浴も毎日欠かせないものです。お風呂というと、
温かくて心地よくて、リラックスできるものですが、赤ちゃんにとってはどうでしょう。
もちろん個人差はありますが、お風呂に入れてあげようとすると、
ギャン泣きして手が付けられなくなってしまう・・・
という赤ちゃんも少なくないと思います。
大人にとっては、お風呂を嫌がる気持ちがなかなか理解できませんが、
赤ちゃんはどうして泣いて嫌がってしまうのでしょうか。原因を考え、
対処法を紹介していきます。
赤ちゃんの体を洗うと嫌がる理由は?
赤ちゃんが泣いてしまうのは、もしかしたら、お風呂に入る前から、お腹がすいていたり、
眠かったりと、そもそもの赤ちゃんのコンディションが悪いのかもしれません。
今までは平気だったのに、ある日突然嫌がるようになってしまったという場合は、
特にその可能性があります。お風呂の時間を毎日きっちりは決めず、様子を見て、
機嫌の良い時に、お風呂に入れてあげましょう。
ただ、授乳直後は、大人の食事後と同じく、気分が悪くなったり、
乳吐きしてしまうことがあるので避けた方がいいです。30分は時間を空けておきましょう。
そして、洗う際に石鹸やボディソープが目に入ってしまうと、大人でも不快なものですから、
赤ちゃんは当然泣いてしまいます。泡が入らないように細心の注意を払い、
もしも入ってしまったらすぐに洗い流しましょう。
また、赤ちゃんの柔らかく敏感な肌にとってシャワーの水圧は、
大人が思う以上に刺激を与えるものです。水圧が強いと赤ちゃんは、
怖がりますし、耳に伝わる水の音も大きく不快です。
シャワーを使う場合は水圧を弱くするか、湯おけでお湯を優しくかけてあげるなどして、
恐怖心を与えないようにしましょう。あと、その際お湯の温度も気を付ける必要があります。
赤ちゃんにかける前に、自分の手首にお湯をかけ、温度を確かめてからにしましょう。
忘れがちですが、浴室や脱衣所の室温も重要です。
寒すぎると泣く要因の一つになりますので、注意しましょう。
赤ちゃんの体を洗うと泣く時は〇〇をすればいい!?
赤ちゃんが泣く原因を挙げていきましたが、実際に赤ちゃんが泣きだしてしまった時、
どう対処すればいいのでしょうか。
まずは、赤ちゃんの不安な気持ちを取り除いてあげることが必要です。
不安定な姿勢で持ち上げられていると、誰でも怖くなってしまいますよね。
しっかり抱っこしてあげるかベビーバスチェアなどの入浴グッズを使って、
きちんと赤ちゃんを固定してあげましょう。
また赤ちゃんにとっては、いきなり裸にされたための不安もあります。
お湯につかる前も、つかった後も、体にガーゼやタオルが少しでもかかっている
状態にしてみましょう。
私の姪っ子も、濡れたガーゼをお腹にかけてあげると落ち着いたようで大人しくしていました。
あとは、お父さん、お母さんの赤ちゃんへの声かけが大切です。
特に表情や声のトーンが重要だと思います。赤ちゃんは思ったより、人の気持ちに敏感です。
お父さんやお母さんの気持ちに余裕が無いと、すぐ伝わってしまい、
赤ちゃんも不安になってしまいます。
こまめに声かけをしてあげて、楽しそうな表情を見せることで、
お風呂は不安で怖いものじゃない、楽しくて気持ちの良いものなんだ、と教えてあげましょう。
言葉が分からなくても、きっと伝わるはずです。
まとめ
赤ちゃんが泣かないようにするお風呂の入れ方について紹介していきました。
特に、新米お父さん、お母さんは余裕が無く、毎日のことなので大変ですが、赤ちゃんが入浴に慣れるまでの少しの間の辛抱です。
赤ちゃんが泣いてしまって、困っているお父さんお母さんは、是非参考にしてみて下さい。
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