珪藻土マットって便利ですよね。
水を勢いよく吸収してくれるので、バスマットだけでなくコースターとして使っている人は多いでしょう。
筆者の家庭でも珪藻土のコースターは愛用していてとても便利です。
しかし、そんな珪藻土ですが、考えてみればどうしてあんなに水を吸収してくれるのでしょうか?
そもそも珪藻土って一体なんあんのでしょうか?
ここでは珪藻土マットについて解説をしていきたいと思います!
珪藻土マットはどうして水を吸収するか解説!
珪藻土マットですがどうしてあんなに水を吸収してくれるのでしょうか?
その秘密とは珪藻土の成分に秘密があります。
珪藻土ですが、一見すると土や普通の石のように見えますよね。
しかし、珪藻土は実は植物プランクトンの殻が長い間堆積したことによってできた石です。
珪藻土は珪藻土マットとして登場して注目を浴びるようになりましたが、それまでも世界的に様々な建築材料や製品として利用はされていました。
珪藻土の主な成分は、二酸化系ケイ素となっています。
ここからは科学の話になってくるのですが、この二酸化ケイ素は分子の構造が特殊な形となっています。
表面には目には見えない無数の穴が空いており、そこから水を煙などを吸収してくれます。
珪藻土は吸収した水を一時的に溜め込んでおき、徐々に蒸発によって取り込んだ水分を放出します。
なので見た目的には常に珪藻土は乾いており、バスマットなどにも活用されるようになったのですね。
珪藻土マットの寿命はどれくらい?お手入れ方法は?
ではそんな珪藻土マットですが、寿命はどのくらいなのでしょうか?
結論から言えば、珪藻土マットの寿命としては大体2年ほどになります。
ただこれらは一般的な使い方をした場合であって、しっかりとお手入れをしたら寿命以上に珪藻土マットを使うことはできます。
実際筆者の家庭の場合は珪藻土コースターですが、4年以上使っています。
問題なく使えているので結局は、使い方次第のような感じですね。
ですのでその分珪藻土マットはお手入れがとても大切になります。
続いて珪藻土マットのお手入れの方法について紹介をしていきます。
珪藻土マットですが、以下のようなお手入れ方法を心がけるようにしましょう。
・表面をヤスリで削る
珪藻土マットの水の吸収が悪くなってきた場合。表面に水が詰まっていることが考えられます。
上記のように珪藻土には表面に無数の小さい穴が空いています。
そこから水分を吸収するのですが、段々と水分であったり水に含まれた成分が穴に詰まることがあります。
それにより珪藻土マットの水の吸収が良くなくなります。
なので珪藻土マットの水の吸収が悪くなってきたら表面をヤスリで削るようにしましょう。
ヤスリは百均に売られているもので十分ですし、目は細かいものを選ぶようにしましょう。
珪藻土マットの表面をヤスリで削る際ですが、削った珪藻土を吸うのはよくないので、マスクを忘れずにつけるようにしてください。
・日陰干しをする
珪藻土マットに吸収された水を蒸発させるために定期的に日陰干しをするのもおすすめです。
風通りの良い日陰に珪藻土マットを置いておくことで、珪藻土マットに吸収された水分が蒸発されて、珪藻土マットが復活します。
この際に天日干しはできるだけ避けるようにしましょう。
天日干しをすると逆に乾燥をしすぎてしまい、珪藻土マットが割れる可能性があります。
このように珪藻土マットをまめにお手入れをすることで、長持ちさせてくださいね。
まとめ
珪藻土マットですが植物プランクトンが堆積してできた石によって作られたものです。
珪藻土の表面には細かい無数の穴が空いており、そこから水を吸収します。
珪藻土マットの寿命は大体2年ほどと言われていますが、お手入れ次第によっては寿命以上に大幅に長期間使うこともできます。
珪藻土マットをお手入れする際には表面を削ったり、日陰干しをするようにしましょう。
ぜひしっかりお手入れをして、長く珪藻土マットを使うようにしてくださいね。