いよいよ夏本番、虫も多くなる時期に子供が虫刺されで肌が赤く腫れ上がったり、痒さで掻きむしったりしていた経験はありませんか?
子供は体温が高く虫に刺されやすいです。虫よけスプレーなど色んな対策をしても、子供は刺されます。仕方ありませんね。
ここでは、どうせ刺されるのであれば、虫に刺された後のかゆみ止めや市販のステロイド剤の副作用、簡単に家で作れるかゆみ止めクリームを紹介します。
子供の虫刺されのかゆみ止めは?
ステロイド剤 腫れやただれなど炎症に強い虫刺され向き。
ステロイド外用薬は炎症を抑える成分。
抗ヒスタミン剤 かゆみが強い虫刺され向き。
抗ヒスタミン薬はかゆみを抑える成分。
症状に合わせてステロイド外用薬配合か抗ヒスタミン薬配合を選択しましょう。
市販の虫刺されに効く薬
- キンカン
- ムヒ
- フルコート
などがあります。
他にも絆創膏タイプの「虫パッチン」が意外と有効です。
薬を使う前には、虫に刺された部分を水で洗い清潔にしてください。保冷剤などがあれば患部を冷やし炎症を抑えてください。
虫刺されも症状が様々なので、発熱や腫れがひどかったりする場合は早めに病院で受診して下さい。
虫刺されのかゆみ止め市販の物は使用して大丈夫?
市販の薬を使うことは、病院で受診し適切な薬を処方されたわけではありません。
市販されてるかゆみ止めの成分の中には、ステロイド剤が配合されているものもあります。
市販の薬で、大きな副作用が起こるほどのステロイドが使われていることはありませんが、今のかゆみを止める為だけに、その場限りで繰り返し使用するのは、症状も良くならず、ぶり返す可能性もあり、子どもの肌にはよくありません。
ステロイド剤を1日に何回も使用するのは心配は避けた方がいいでしょう。
ステロイド剤には免疫抑制作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用などの強力な効果を発揮してくれる反面、副作用があります。ステロイド剤の副作用としては肥満、緑内障、白内障、骨粗しょう症、易感染症(感染症になりやすい)などがあります。
重要ステロイド剤の副作用を避けるためには薬の用法・用量をきちんと守ることが大切です。家庭で作れる安心安全なアロマのかゆみ止め
虫刺されのかゆみを止める方法は市販の薬、病院で受診以外にも、簡単に作る事がでます。市販の薬よりも持続性はありませんが、何回も塗りなおせます。
ここで紹介するのはアロマを使ったかゆみ止めですので、安心安全に使えます。
虫刺されに効果的なアロマオイル
- ラベンダ-
- ティートリー
- ペパーミント
抗菌作用、抗炎症作用、鎮痛作用、消毒作用
優れた抗菌、抗炎症作用、抗真菌作用
抗炎症作用、冷却作用、肌のかゆみを鎮める作用
アロマオイルを薄める時
- ホホバオイル
- スイート・アーモンドオイル
- グレープシードオイル
ティートリーは「殺菌力の王様」と呼ばれ、1%まで薄めても効果が変わらないと言われています。
ワセリンを使った虫刺されアロマクリームの作り方
用意するもの
- ワセリン 10g
- クリーム容器 10ml
- アロマの精油 1~2滴
- スプーン
- 洗面器
白色ワセリンが不純物もなくオススメです。
ラベンダーがオススメ
できれば未使用で清潔なもの
代用できるものであればなんでもOK
作り方
①クリーム容器にスプーンでワセリンを入れる
②洗面器に、約40℃のお湯を張りクリーム容器を入れてワセリンを溶かす
③アロマの精油を入れて、スプーンでかき混ぜる
④洗面器から容器をだして、冷まして固まるのを待つ。
以上
注意精油の容量は肌への刺激になりますので、使用量を必ず守って下さい。敏感肌の方や子供への使用は、1滴から様子を見てください。保存方法と使用期限
使用期限は3ヵ月~4ヵ月を目安にしてください。過ぎてしまったら、破棄して作りなおしてください。
保存は直射日光の当たらないところに置きましょう。
フタに開閉で雑菌が入る事もありますので注意をしてください。
まとめ
子供の虫刺されのかゆみ止めといっても市販の物はかなり多くの商品が出回っています。適当に買って使ってみるのではなく、まず子供がどのような症状か見てステロイド剤なの抗ヒスタミン剤どちらを使用するのかを判断して買いましょう。
ステロイド剤の副作用ですが、市販の薬には大きな副作用が起こる程の量は入っていませんが、何回も塗りなおすような事は避けましょう。子供の肌は敏感です。
自作クリームは、市販の薬よりも効果はありませんが、何回も塗れると言うメリットがありますので一度試してみてはいかがでしょうか。アロマを使っていますので、香りもいいです。
とはいえ、子供は気がつかないうちに、かゆい所を掻きむしっている事があります。
ひどい場合は、とびひになりやすいので皮膚科の受診をおすすめします。
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