日本三大祭りのひとつ京都祇園祭。
祇園祭は、京都三大祭、日本三大祭、日本三大曳山祭、日本三大山車祭などの数々の三大祭の一つに数えられているお祭りです。さらに、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
開催期間が長く7月1日(土)~7月31日(月)になりますが、期間中ずっとお祭り騒ぎと言う訳ではありません。期間が長いので、いつに行けばいいの?メインのイベントはどれ?などと疑問が出てくると思います。
ここでは初めて祇園祭りに行かれる方の為に、祇園祭に行くなら押さえておきたいポイント、祭りのメインである山鉾巡行と前日の夕方から行われている宵山について紹介させていただきます。
祇園祭、山鉾巡行の押さえておきたいポイント
山鉾巡業(後祭) 2017年 7月24日(月)
場所:四条烏丸 (9:00) →河原町四条(9:35) → 河原町御池 (10:35) → 新町御池(11:25)※時間は変更になる場合があります。
時間:9:00~(約2時間で巡業コースを移動)
最寄駅:四条烏丸、阪急 河原町、四条
- 山鉾(やまぼこ)とは?
山車(だしの一種)台の上に山の形の造り物をのせ、鉾や長刀などを立てたもの。人が乗り演奏や踊ったりする事もある。
山鉾巡業(前祭) 7月17日(月)
山鉾巡行で押さえておきたいポイントは「辻回し」と呼ばれる交差点での方向転換です。
山鉾は構造上、方向転換ができないために、路面に青竹を敷き、それに水を掛けて車輪を滑らせて向きを変えています。山鉾の方向転換が見どころで、大きな山鉾が少しづつ角度を変えるたびに多くの拍手や歓声が上がります。
注意方向転換ですので、曲がり角でしか見れません。
山鉾巡行は23基の山鉾が巡行します、祇園祭に来たならば一度は見ておく事をオススメします。
山鉾巡業(後祭) 2017年 7月24日(月)
後祭は、前祭に比べ歩行者天国もなければ、露店もありません。人もかなり少なくなりますので祭りをゆっくり楽しむのであれば、後祭の方が好きな方もいるかもしれません。
ポイントは、大船鉾という帆子ではないでしょうか。この大船鉾が後祭復活のきっかけになったとも言われております。
他にも10基の山鉾が巡行します。
初めて行く方には、間違いなく前祭である17日(月)をオススメします。
祇園祭、宵山の押さえておきたいポイント
宵山(後祭) 2017年 7月21日(金)~7月23日(日)
場所:京都府京都市中京区
時間:18:00~頃(夕方)
最寄駅:四条駅、烏丸御池駅
※歩行者天国は四条通り、烏丸通り、日程は15(土)、16(日)のみです。
宵山(前祭) 2017年 7月14日(金)~7月16日(日)
宵山は、祇園祭のメインでもある山鉾巡行前日の夕方から行われます。14(金)は宵々々山、15日(土)宵々山と呼ばれています。宵山(前祭)は、山鉾が提灯され音と共に京都の町は祭一色です。山鉾巡行に次に人も多く、32基の山鉾がすべて完成するのもこの日です。
ポイントは、圧巻の歩行者天国と出店、雰囲気を楽しむ事につきます。
四条通り、烏丸通りは歩行者天国となり、かなり多くの出店がありますので、祭りの雰囲気、熱気が好きな方にはオススメです。
(四条通りには出店はなし)
宵山(後祭) 2017年 7月21日(金)~7月23日(日)
後祭の宵山については歩行者天国、露店の出店はありません。前祭より人出がぐんと減るので、ゆっくり祭り情緒を楽しみたいならおすすめです。
見どころは、「エコ屋台村」という地元のレストランや地ビールが楽しめるお店などが、17時~22時頃まで出店されています。
初めての方は、前祭をオススメします。
まとめ
祇園祭の行事は色々とありますが、ここだけは押さえておきたい祇園祭のポイントを2つ上げさせて頂きました。
初めて祇園祭に参加される方は、まず前祭の宵山と山鉾巡行さえ押さえて頂ければ間違いありません。歩行者天国、出店を楽しみ、翌日は、山鉾巡行を楽しむという王道パターンがオススメです。
祭りの雰囲気は好きだが人混みは苦手と言う方は、後祭りの宵山、山鉾巡行をオススメします。歩行者天国、出店はありませんが、人も少なく自分のペースで祭りを楽しめます。
初めて祇園祭に行く計画を立てる時は、どちらかのタイミングで行かれてみてはいかがでしょうか。
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