墓参りのマナーを覚えよう!お参り後はお線香の火を消す必要があるのか?

行事

お墓参りに欠かせない線香ですが、

慣れていないとどうやって使っていいのか分からないものでもあります。

筆者は結婚してから定期的にお墓参りに行くことになって初めて、

線香の扱い方を教えてもらったものです。

火を使うものでもありますから、あらかじめどういうものか知っておけば、

現地に行った時には慌てなくて済みますよ。

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お墓参りでお線香を置く時の火の向きは左右どっち?

筆者の家のお墓は、線香は立てておくタイプになっています。

従来のお墓に多いタイプで、線香は火を付けた部分を上にして、そのまま置くだけです。

しかし、雨や風に対しては無防備なので、線香の火が消えやすいのが欠点です。

 

しっかり火を付けないと、ちょっとした風でもすぐに消えてしまいますよね。

その対策として、最近では線香が最後まで燃え尽きることができるように、

石の中に香炉を置くタイプがあります。

 

香炉は横に長く、お線香は横に置くようになっているものも、よく見かけるようになりました。

線香を立てておくのが「和型」、寝かせておくのが「洋型」とも呼ばれていて、横に置かせる習慣は比較的新しいもののようですね。

ここで困るのは、この横に置くタイプだと、お線香は火のついた部分を右か左、どっちに向けておけばいいのかということです。

 

実はお墓に供える場合、線香の向きについて決まりは「絶対にこちらを向けて下さい」というものではないようです。

筆者の場合ですが、筆者の家は浄土真宗高田派という宗派に属しています。

お仏壇に線香をお供えする場合は、一本の線香を半分に折り、片方だけに火を付けて、香炉には十字の形にして横置きします。

 

このとき、火のついている部分は左側にします。

ところが、お墓では上記で書いた通り縦置きします。

筆者の家のお墓は古くからの共同墓地にありますので、同じ宗派のお墓もたくさんあります。

 

古いお墓は縦置きですが、新しいタイプの横置きのお墓もあります。

筆者の家ではこんな状態ですが、筆者が調べた限り、どうも宗派や地域によって考え方はばらばらのようですね。

線香を横置きにするのは比較的新しい習慣と書きましたが、宗派によっては昔からのしきたりになっているところもあります。

 

また「こちらでは線香は右向きと決まっています」という地域もあります。

ですので、どっちがいいのか気になったら、

ご自分の属している宗派や地域の人に聞くのがいいですね。

 

特に線香の向きについて決まりはない場合でも、火傷をしないように

「右利きの人は火を付いたところを左にして置く」といったことはなされているそうですよ。

 

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お墓参りのお線香のお供えするときの本数は何本が理想?また、ひと束をみんなで分けても大丈夫?

またまた筆者の場合ですが、線香の本数は「たくさん」と姑から教わりました。

線香の煙はご先祖様のお食事なので、けちってはいけない、と言われています。

 

では他の宗派ではどうかというと、以下のようになっています。

・天台宗 3本

・真言宗 3本

・浄土宗 1本や2本を2つに折ったりするが、特に決まりはない。

・浄土真宗 1本を香炉の大きさに合わせて適当に折って横に寝かせる(火が左)

・臨済宗 1本

・曹洞宗 1本

・日蓮宗 1本

正式にはこのようになっているのですが、「絶対にこれでなくてはならない」ということでもありません。

 

何より大事なのは、供養する心、気持ちです。

ですので、筆者の家のやり方も間違いではないようですね。

ところで、お墓参りに持っていく線香は、束になっていることが多いですよね。

 

わざわざ束になっているのだから、一束で供えるようにしているんでしょ、と思われがちです。

けれど各宗派に必要な本数を見る限り、どう考えても一束必要ではないですね。

調べてみると、やはり束にしているのは宗教的な理由ではないようです。

ですから、束をとって、ばらばらにして使ってもいいですし、束の状態で使ってもいいのです。

 

筆者の経験から言うと、むしろ束を取ってばらばらにした方が使いやすいですよ。

お墓参りでも、仏壇用のバラ線香を持ってきてお供えすることもあります。

束のままで使う場合は、束ねている紙を取って使いましょう。

紙を付けたままだと、最後まで線香が燃え尽きにくくなります。

 

また、線香の火を付ける時におすすめなのは「線香用ライター」です。

お墓参りで一番困るのは、実は「風」です。

ライターなどで線香に火を付けても、着火するまでに時間がかかります。

 

その時、風が吹くと立ち消えてしまって、また付け直しをしなければいけません。

いくら天候が良くても風のおかげで随分手間取った、なんてことはよくあります。

それに、線香に着火するまで、手を火のそばに近づけたままの状態になりますので、

慣れていない人は危ないですよね。

 

線香用ライターは風よけが付いていて、直接手に火が当たらないような設計になっています。

風に影響しませんので、落ち着いた気持ちでお墓参りができますよ。

線香に火を付けてお参りするのはいいとして、火をつけた線香はそのままでいいのか、と思われるでしょうが、これについては場所ごとに違いがあります。

筆者の墓のある墓地はそのままにしていてもOKですが、墓地の規約で、きちんと消火を確認しなければいけなかったり、水をかけなければいけない場所もあります。

 

利用している墓地の規約があれば、それに従いましょう。

ちなみに線香の燃える時間は、一般的な線香の長さだと、だいだい25分ぐらいかかります。

 

まとめ

筆者の家のお墓のある墓地には、火を付けたろうそくを立てる、小さな石灯篭があります。

風に影響しませんが、ろうそくから火を付けるのもコツが要ります。

年齢がお墓参り歴のような見知らぬおば様にレクチャーされたりもしましたが、線香数本に一度に火を付けることは難しいですよ。

これから年に数回お墓参りをするのなら、線香用ライターを1本用意した方がいいですね。

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