柿って美味しいですよね。
自然な甘味とサクッとした食感で、秋には柿を食べるのが待ち遠しいという人も多いと思います。
また柿を使ってジャムや干し柿を作るのも良いですね。
そんな柿ですが美味しいですが、どんな栄養があるかは意外と知らないと思います。
また柿を保存するにはどうすればいいのでしょうか?
ここではそんな柿について解説をしていきたいと思います。
柿に含まれている栄養を紹介!
柿ですが、実際に栄養は含まれているのでしょうか?
結論から言えば、柿にはたくさんの栄養が含まれています。
柿は美味しいだけでなく、たくさんの栄養があり、様々な健康効果が期待できます。
ではそんな柿に含まれている栄養について紹介をしていきます。
・ビタミンC
果物に含まれている栄養素といえば、ビタミンCですよね。
柿にはそんなビタミンCもたくさん含まれています。
ビタミンCは疲労回復効果があるだけでなく、免疫能力を高める効果があります。
風邪予防のほか、肌のシミを抑える美容効果もありますので、女性には嬉しいですね。
・βカロテン
βカロテンはカボチャやニンジンに多く含まれている栄養素です。
βカロテンは抗酸化作用が強くがん予防効果が期待できるほか、アンチエイジング効果があります。
アンチエイジング効果は要は老化防止であり、肌のシミやたるみの防止、他にも髪の艶アップなどの女性に嬉しい効果があります。
柿の場合はもともとこのβカロテンが含まれていますが、干し柿にすることで二倍のβカロテン含有量となります。
干し柿はおやつにもぴったりですし、積極的に食べたいですね。
・食物繊維
柿にはペクチンと呼ばれる食物繊維が豊富に含まれています。
ペクチンは腸を刺激して便通効果を高めるほかコレステロールを下げる効果もあります。
・タンニン
タンニンは渋柿に多く含まれているコレステロールを下げる効果のある栄養素です。
ただ渋抜きをしたとしても柿にはこのタンニンが豊富に含まれており、コレステロールをさげ、血液もサラサラにする効果が期待できます。
・カリウム
カリウムは体内の水分調節をする栄養素です。
不要な水分を排出することができるので、むくみ改善効果がある他、血圧を下げる効果も期待できます。
このカリウムも干し柿にすると、含有量がアップするので、ぜひ積極的に食べてもらいたいです。
このように柿は美味しいだけでなくたくさんの栄養素も含まれています。
また干し柿にすることで栄養もアップすることが多いので、場合に応じて、そのまま食べたり干し柿にして食べるようにしてくださいね。
柿は食べ過ぎても大丈夫?
そんな柿ですが栄養価が高いということでたくさん食べても大丈夫なのでしょうか?
結論から言えば、柿の食べ過ぎはよくありません。
いくら栄養価が高いとは言っても、食べ過ぎは逆効果です。
柿に含まれているペクチンは腸を刺激することで排便を促します。
ですが、柿を食べ過ぎてしまうことで、必要以上に腸を刺激することになってしまい、お腹を壊してしまう恐れがあります。
またタンニンは鉄と結びつくという性質があります。
タンニンを摂取しすぎると、血中の酸素と結びついてしまい、貧血を起こすこともあります。
なので柿を食べるにしても一日一個ほどを目安にするようにしましょう。
特に干し柿の場合は、干すことで水分が抜けて体積は1/4にまで縮んでしまいます。
なので柿にしろ干し柿にしろ食べ過ぎないように注意をするようにしましょう。
まとめ
柿ですが、美味しい上に栄養価も高いので非常に健康効果の高い食べ物です。
特に干し柿にすることで、栄養も高まります。
ただ、そんな柿ですが、食べ過ぎには注意です。
柿に含まれているペクチンは摂りすぎるとお腹を壊すこともありますし、タンニンは摂取しすぎると貧血を引き起こすこともあります。
柿にしろ干し柿にしろ一日一個を目安にして食べ過ぎないようにしましょう。
そしてうまく柿を食べて、健康的な毎日を送ってくださいね!