仕事の都合や一軒家の購入など、新居になり環境が変わった時に大切なのが
近辺への挨拶ですよね。
けれど何となくは知っているけど、どこまでの家にすればいいのかなんて
誰も教えてくれません。
親元を離れて初めて一人暮らしをする学生や新入社員ならいざしらず、
それなりの歳になった自分が今更誰かに聞くなんて……。
今回はそんな不安を持つ男性に向けて、引っ越しの挨拶は具体的にどうすれば良いのかを
ご紹介します
引越しの挨拶はどこまで必要?一軒家の場合は?
一軒家の場合は、両隣の家はもちろんのこと、向かい側と裏の各3軒まで
挨拶すると良いです。
壁を隔ててすぐ隣に家が建つような、家と家の距離が近すぎるような場合には
仕事から帰ってくる時間によっては迷惑をかけるかもしれないことを伝えておくと
良いと思います。
大きな庭があって、家と家の距離がそれ程近くないような家の場合には
庭で花火をしたりバーベキューをしたりといったイベント事をしても良いか
聞いておくと良さそうです。
この場合は自然と近所に顔を見られる機会が増えると思うので
挨拶はなるべく欠かさないようにしましょう。
引越しの挨拶はどこまで必要?分譲マンションの場合は?
マンションの場合は、自分の両隣と上下の部屋に挨拶をするのが一般的です。
壁を隔てている隣の部屋はもちろんですが、水道管などの音は意外と下の階に響くので
下の階にも挨拶は欠かさないでおきたいところです。
家毎の間隔が狭い一軒家同士の時以上に周囲に立てる音には気を配らなければいけません。
といってもそんなに神経質になる必要はなく、ごく普通に生活していれば問題ありません。
なぜ挨拶をするのか?
そもそも何故挨拶をしに行くのかといいますと、それにはいくつか理由があります。
- 引っ越す時に立てた騒音や
引っ越しの時に駐車した車が邪魔になって申し訳なかったことへのお詫びを込めて。
- これからどんな人が住むのか、どんな人が住んでいるのか
お互いに顔を見せることで安心感が生まれ、いざという時に助け合いができる。
- これから隣同士で生活して上で気をつけることなどを知ることができる。
さっと挙げただけでこれだけ理由が出てきました。
もちろん防犯上の理由で敢えて挨拶をしないことも良いと思います。
挨拶をしに行くのは、食事の時間を避けた10時~18時頃が良いとされています。
3日以内に挨拶へ行くのが一般的ですが、仕事の関係上時間がとれない場合は
手土産と一緒に越してきた旨を書いた手紙を添えてポストへ入れておくとベターです!
ただ自分の生活リズムを知られてしまうことはあまり良くありません。
なので「タイミングが合わず」など曖昧な表現にしておくのがおすすめです。
最近は物騒な世の中になり、防犯の為に不必要に出迎えないのが一般的です。
なので仮に挨拶をしに行って居留守を使われたとしても気にする必要はありません。
では、何を持っていけばいいのか
挨拶と共に手渡す大切な手土産は、一般的には消え物が良いとされています。
例としては
・石鹸
・お茶
・蕎麦などの日持ちする乾麺
・菓子折り
などでしょうか。
品物こそ所帯じみてはいるものの、消え物を送るいうのは
まだ関係が浅い女性へ送るプレゼントに似たものがあって不思議ですね。
ちなみによく聞く「引っ越し蕎麦」というものには
「これから蕎麦のように細く長い付き合いになるので、よろしくお願いします」
「お側(蕎麦)に越して参りました。よろしくお願いします」
といったメッセージがあります。
挨拶先に高齢の方がいるのがわかっている場合には
そういった洒落た意図を汲んでお蕎麦を選択してみるのも良いかもしれません。
|
まとめ
いかがでしたでしょうか。
挨拶をする際には
「越してきた○○です。これからよろしくお願いします」という風な簡単な挨拶で構いません。
相手が女性の場合は警戒されることが多いので、一人暮らしをしていると思ったのなら
挨拶はポストに入れておく方法が良いかもしれません。
その土地に応じた方法などがあるので、スマートに対応できると良いですね。
コメント