海苔って美味しいですよね。
海苔はご飯にも合いますし、様々なおかずにも使うことができます。
また、焼き海苔以外にも海苔の佃煮など、食べ方も様々ですよね。
そんな海苔ですが、よく食べはしますが、栄養についてはよくわかりませんよね。
海苔はたくさん食べても大丈夫なのでしょうか?
ここではそんな海苔についてや、海苔の栄養について解説をしていきます。
海苔には栄養がたくさんあります!
海苔をよく食べる人は多いですが、栄養についてはよくわからないですよね。
海苔が栄養があるかですが、結論から言えば海苔には栄養がたくさん含まれています。
海苔に限らず、海藻類は海の野菜とも呼ばれており、栄養がたくさん含まれています。
その中でも海苔は栄養豊富なだけでなく、低カロリーで料理にも使いやすいため大変健康的です。
ではそんな海苔に含まれている栄養について解説をしていきます!
海苔には以下の栄養素が含まれています。
・カリウム
カリウムは体内の浸透圧を調整することにより水分を調節します。
それによって血圧を下げる効果がありますので、血圧が気になる方にはぜひ摂ってもらいたい栄養素です。
・鉄分
鉄分は栄養素の中でも有名な栄養ですね。
血液の成分を作り出すことで体力低下防止や貧血予防にも効果的です。
・葉酸
葉酸は赤血球の生産を助けるビタミンです。
体の発育にも非常に効果的なのですが、葉酸は特に胎児に必要とされる栄養素です。
葉酸を摂ることで細胞の成熟や分裂を助けるので、胎児の成長に繋がります。
・カルシウム
海苔にはカルシウムもたくさん含まれています。
カルシウムは骨や歯などの体の骨格を作るのに欠かすことができません。
海苔2枚で牛乳15mlほどのカルシウムが含まれています。
・食物繊維
海苔にはたくさんの食物繊維も含まれています。
食物繊維は腸を刺激し、便通を整える効果があります。
ダイエット中には便秘にもなりやすいので、女性には特に嬉しい栄養素ですね。
その他にも海苔にはビタミンや脂質などたくさんの栄養素がバランスよく含まれています。
海苔の歴史は古く、その昔縄文時代の頃から食べられていたという資料も残っています。
そんな海苔をぜひ食生活に取り入れて、健康的な毎日を過ごすようにしてくださいね!
海苔の栄養は豊富でも1日にどれぐらいの量を食べてもいいの?食べ過ぎ注意?
そんな海苔ですが、健康に良いからといって食べ過ぎはよくありません。
海苔に含まれている食物繊維などを大量に摂りすぎると腹痛を起こし、下痢の原因になってしまうこともあります。
またさらに気をつけて欲しいのはヨードです。
ヨードは海藻類に含まれている成分です。
ヨードは適量摂る分には問題ありませんし、むしろ必要な栄養素です。
ヨードを摂ると甲状腺ホルモンが合成され、子供の場合体の成長につながります。
ただ、ヨードを過剰に摂取してしまうと、今度は甲状腺ホルモンが作られなくなり、様々な病気を引き起こす可能性があります。
他にも味付けのりや韓国海苔の場合には、味付けのために塩分も多く使われているので、食べ過ぎには注意です。
なので海苔は1日に食べる量の目安としては5枚ほどにしておきましょう。
ちょうど海苔の袋詰めワンパックほどですね。
また、子供の場合はヨードに敏感なこともあり、2枚から3枚ほどで十分です。
日本人の場合、昆布だしなど、ついつい海藻を摂取し過ぎてしまう傾向があります。
なので、海苔の量はあくまで目安として考え、その日の献立全体で考えて、海苔や海藻を食べ過ぎないようにしてくださいね!
まとめ
海苔ですが、日本人にとって非常に馴染みの深い食品ですね。
海苔にはたくさんの栄養素が含まれており、食生活に取り入れることによって、健康的な毎日を送ることができます。
ただ何事もやり過ぎはよくないように、海苔の食べ過ぎは禁物です。
特に子供の場合、海苔の食べ過ぎは、ヨードの過剰摂取につながる恐れがあるので注意しましょう。
うまく海苔や海藻の量を調節しながら、美味しく健康的に海苔を食べるようにしてくださいね!