断乳後の寝かしつけが辛い!寝ない場合でも私はこれで楽になった!

出産・育児

授乳は赤ちゃんにとって、お腹を満たすだけでなく、ママとの大切なコミュニケーションの時間。

断乳をしても、しばらくはおっぱいが飲みたくて落ち着かなかったり、夜泣きした時にあやしてもなかなか泣き止んでくれない状態が続くかもしれません。

 

断乳はママも赤ちゃんも乗り越えなければならない壁の一つ。

断乳後どのようにして赤ちゃんをリラックスさせて寝かしつけていけばいいか、ポイントをまとめました。

 

 

断乳後の寝かしつけが辛い・・・寝ない場合の対処法。

断乳後の寝かしつけは誰でも難しく、なかでも初日は徹夜覚悟の夜になるでしょう。

それでも2日目には子供に変化が見られ、3日目には「おっぱい」を諦めてまとめて眠るようになる場合もあります。

 

“眠る時におっぱいが無い”生活に早くなじむためには、昼間の過ごし方を工夫したり、眠るためのきっかけ(入眠儀式)を探ってみることも効果的です。

 

では、断乳後の寝かしつけに効果的な対処法を3つ紹介します。

 

昼間の活動量を増やす

 

夜スムーズに寝かしつけるためには、昼間しっかり外遊びをして、たくさん体を動かす時間を作ってあげましょう。

自分の足で公園などを歩かせたり、色々な刺激に触れさせてあげると、体・脳の発達が進むだけでなく、夜にぐっすり眠れるようになります。

お昼寝の時間を短めにし、こまめに水分補給してあげることも大切です。

 

十分なスキンシップをとる

 

寝かしつけの際には、子供とスキンシップをとる時間を十分にとってあげましょう。

ゆっくり頭をなでてあげたり、背中をさすってあげたり、軽くマッサージをしてあげてもいいですね。

 

寝る前にゆっくりとスキンシップをとることは、赤ちゃんだけでなくママの心も癒されますよね。

 

また、「ママはあなたのことが大切で大好きだよ」という気持ちを言葉でちゃんと伝えてあげることも大切です。

 

“ママに大切にされている”ということがしっかりと伝わることで、赤ちゃんはおっぱいが無くても、安心して眠れるようなるでしょう。

 

おっぱい以外の入眠儀式を

 

眠る前の心の準備として“入眠儀式”をつくる方法もあります。

入眠儀式とは、子供に「これをした後は、眠る時間」と伝えるための習慣のことです。

 

「寝かしつけに絵本を読む」「ぬいぐるみたちに、おやすみを言う」「添い寝をしてあげる」などの入眠儀式を決め、毎晩寝かしつけの際の日課にしてあげましょう。

 

この入眠儀式が習慣づくことで、断乳後の寝かしつけが格段と楽になります。

入眠の儀式に“必ずこれ”という物は無いので、ママが続けやすく習慣にしやすいことを探して、いくつか試してみましょう。

 

断乳後の寝かしつけに抱っこはOK?NG?

 

断乳後の寝かしつけに1番大切なのは、“赤ちゃんを安心させる”ことです。

そのため、おっぱいが貰えなくて大泣きしている赤ちゃんを抱っこして“落ち着かせたり”、“安心させてあげる”ことは《OK》です。

 

しかし、抱っこで寝かしつけをすると、抱っこでしか寝なくなってしまいます。

抱っこで赤ちゃんを眠らせることによって、断乳後の寝かしつけがスムーズになっても、今度はその習慣を止める時に大変かもしれません。

また、抱っこで寝かしつけだと、布団に置いたときに目を覚ましてしまう場合もあります。

 

そのため、抱っこで寝かしつけをすることは《NG》とまでは言わなくても、なるべくなら避けた方がいいでしょう。

 

断乳を始める時期

 

断乳を開始するタイミングは、おおよそ、離乳食が完了に近づいてくる1歳〜1歳6ヶ月頃というママ達が多いようです。

中にはら7ヶ月~11ヶ月、1歳7ヶ月~2歳、というママ達もいました。

 

1歳頃には、おっぱいを飲まなくても離乳食やミルクだけで栄養は十分だといわれています。

しかし、1歳になったからすぐに断乳すべきということではなく、断乳の開始に適した時期には個人差がありますし、必ずしもこの時期に行う必要はありません。

赤ちゃんの健康状態や、ママのおっぱいの状態などによって適切な時期を選びましょう。

 

それでも仕事復帰を控えているママは断乳を進めたいと思う場合もありますよね。

体調や赤ちゃんの様子などを考えて、少しずつ断乳のタイミングをはかり、準備をしていくとよいでしょう。

 

断乳を始められるひとつの目安は以下のようなものがあります。

・子供が1歳を過ぎ歩くことができている。

・子供の体調がよく食欲がある。

 (母乳も離乳食もよく飲み食べている)

・おっぱいのトラブルがなく、ママの体調もよい

 

また、なるべく季節の変わり目は避け、断乳後の夜泣きなどの対応に備え、手伝ってくれるパパなどの家族がいるときが始めやすいといわれています。

 

しっかりと準備をしたうえで始めましょう。

 

まとめ

 

どんな方法を試しても、断乳後の寝かしつけが難しいこともあります。

それでも、夜泣きや寝かしつけの苦労はずっと続くわけではありません。

 

子供がおっぱいを欲しがって、どんなに抱っこしてもあやしても泣き止まないときだってあります。

しかしそれは、長い一生のうちではほんの短い間のこと。

ママにとって今は何よりもとっても大変な時期ですが、子供は必ず成長していつかあなたの元から巣立っていきます。

 

どんなに可愛いわが子でも、大泣きされ続ければママだって疲れてしまうし、泣きたくもなる。

イライラしてしまうこともあって、そんな自分に自己嫌悪になってしまうことだってあります。

そんなときは、ただギュッと抱きしめてあげて、一緒に“断乳”という大きな壁を乗り越えてあげてくださいね。