出産して3ヶ月経つと、夜中の授乳間隔やおむつ替えにも
慣れてきたころですね。
やっとママは慣れてきたところですが、
子どもの成長は、どんどん進んでいきます。
生後3ヶ月の赤ちゃんは、新生児のときはしっかり支えないと
抱っこも大変でしたが、だんだん首がすわり、
視野が広がる縦抱っこを好むようになってきます。
体もずいぶんとしっかりしてきて、手足を動かすようになり、
成長の早い赤ちゃんだと寝返りをする子もいます。
そこで、生後3ヶ月の赤ちゃんの寝返りの練習はいつから?
練習するときの注意点などお話していきたいと思います。
赤ちゃんの寝返りの練習はいつから?
寝返りは、だいたい生後4か月~6か月ぐらいが一般的だといわれています。
初めての出産で、赤ちゃんの成長に不安を感じ、ついつい育児書と比べたり、
同じ月齢の赤ちゃんは寝返りしたけど、うちの子は大丈夫かしら?
と思ってしまいますよね。
しかし、寝返りも急にできるようになるわけではありません。
赤ちゃんは日々の生活の中で、寝返りに向けて訓練しているのです。
新生児のときには発達していなかった筋肉が、成長するにつれ、
発達してきます。例えば、足をぐっと持ち上げて手でつかんでみたり、
体をひねって横向きになってみたりとできなかったことができるようになってきます。
そういうしぐさが見られるようになったら、
寝返り練習をさせてみてもいいかかもしれませんね。
寝返りを練習するときの注意点や練習方法とは?
足を持ち上げたり、体をひねったりと寝返りができそうなしぐさが見られたら、
そろそろ練習をはじめてみましょう。
そのときの注意点ですが、フカフカしたお布団の上などは、
顔や体が沈んで動きにくいので、少し硬めのマットの上などがいいですね。
うまく寝返りができて、うつ伏せになったときに口に入らないよう
小さいものや危険なものがないかは確認しておきましょう。
寝返りにむけての下準備ができたら、次は練習です。
まず、赤ちゃんが寝返りしやすい向きはどちら側かを見てみましょう。
生まれて間もない赤ちゃんでも向きやすい方向があります。
ふだん寝ているときに顔が向いている方向が寝返りしやすい方向
であることが多いですね。
いつもだいたい顔は左に向いている赤ちゃんであれば、
左方向に寝返りをするよう練習するといいでしょう。
寝返りする方向が決まったら、次は足と腰をママがやさしく
サポートしてあげましょう。
左方向に寝返りをする場合は、右の腰や足が上にきますので、
軽く右の腰あたりを押してあげ、右方向の場合は、
その逆の左の腰を押してあげるといったことを何回かしていると赤ちゃんも
いつの間にかコツを覚えてくるっと寝返りをすることもあります。
寝返りが成功しても、まだ上半身をうまく動かすことができないため、
寝返りした方向の手が体の下敷きになっていることがあります。
そのときは、優しく手を抜いてあげてくださいね。
そのときに無理に引っ張ったりすると、
脱臼などの恐れもあるので注意してください。
練習していても、うつ伏せが好きではない赤ちゃんもいますので、
ママはあせらず、赤ちゃんのペースで練習してみてくださいね。
先輩ママの寝返りの練習についての体験談!
先輩ママたちも最初は新米ママ。
みなさんが悩んでいるように、寝返りの練習あれこれ挑戦してきました。
そんな先輩ママたちの体験談をご紹介しますね。
- 男の子の先輩ママは、子どもが4か月ぐらいのときに寝返りが
できるようになったそうです。たまたま近くにあったおもちゃをさわろうとして、
体を横向きにして必死に手を伸ばして
頑張っていたところ、これは寝返りができるチャンス!と思ったママは、軽く腰のあたりを押してあげ、くるっと寝返りができたそうです。
でも、急に寝返りができてしまったので、びっくりしてかなり泣かれたそうです。
おもちゃで気を引くという手もありますね。 - 女の子の先輩ママは、かなり大きめな女の子で、
とにかくうつ伏せが大嫌いで、なかなか寝返りをしてくれなかったようです。5か月になったころには、うつ伏せにしても、しばらく顔をあげていられる時間が長くなり、
ママが赤ちゃんの体を横向きにして、寝返りをしようと頑張りはじめたら、
毎回「がんばれ~!」と声をかけていたそうです。そうすると、その声に反応して寝返りの練習をするようになり、できたそうですよ。
大好きなママの応援は、一番効果があるかもしれませんね。
まとめ
生まれた月が同じでも大きい子もいれば、小さい子もいます。
性格ものんびり屋の子もいれば、せっかちな子もいますから、
赤ちゃんの成長はそれぞれなので、あまり気に病むことなく
見守ってあげることが大切ですね。
寝返りの練習も、赤ちゃんのいいタイミングを見つけて、
はじめてみてくださいね。
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