秋から冬に向かって美味しくなる里芋。
ついつい沢山購入してしまい困っていませんか?
里芋は常温保存だと日持ちがしにくいです。
里芋って一度に大量に使うことは少ないですよね。
あなたも余って困ってしまったことがあるのではないでしょうか?
里芋は買ってすぐに冷凍保存しましょう。
実は里芋は長期保存できるのですが管理が大変。
暑すぎても寒すぎてもダメで適温は10~25℃。
冷蔵保存では低温障害をおこしてしまいます。
一般家庭の室内ではちょっと難しいですね。
それに比べて冷凍保存だと3~4週間も保存ることができます。
余ってしまった里芋を処分することもなく、
欲しいときにサッと使うことができるので便利ですよ。
里芋の冷凍保存の仕方!生でもできる
里芋には冷凍保存がよいと分かりました。
基本的に里芋は茹でる下ごしらえをしてから冷凍します。
「でも今日は沢山の里芋を茹でる時間もないよ~」
という忙しいあなたも大丈夫。
生でも冷凍できる方法があります。
とっても簡単な方法をご紹介しますね。
- 里芋の泥を洗い流します。
- 皮をむいてぬめりを落とすために軽く塩をかけます。
- さっと水洗いをして水気を切り保存容器に入れます。
保存容器への入れ方は適当に入れるのではなく、
なるべく空気を抜いて小分けに、平らにいれることがポイントです。
そうでないと里芋同士がくっついてしまうので
取り出しにくくなってしまいます。
冷凍保存の方法はこれだけ!
これならお手軽に里芋の冷凍ができますね。
ちなみに里芋の冷凍保存期間は1~3週間になっています。
なるべくこの間に使い切りましょう。
里芋冷凍保存したものの食感はどうなのかな?
冷凍保存するとやはり新鮮な里芋の食感とまったく同じにはなりません。
気になる人は少しあれ?と思うかもしれませんね。
それでも通常はそんなに気にはならないでしょう。
私は全く気になりませんね(笑)
スーパーでも冷凍里芋は売っているくらいですから。
どうしても食感が悪い…と感じてしまうならばそれは
冷凍の保存期間が関係しています。
冷凍してあるから少しくらい長く保存しても大丈夫~と思っていませんか?
それでは「冷凍焼け」を起こしてしまいますよ!
冷凍焼けした里芋はパサパサ、ボソボソした触感になってしまいます。
長い間冷凍すると里芋の中の水分が抜けきってしまいます。
水分が抜けたところに空気が入るので酸化してしまい、
その結果、里芋の触感が悪くなってしまうのです。
体への大きな害はないですが美味しくないのは嫌ですよね。
1度冷凍焼けしてしまったものも元に戻すことはできないので
保存期間には気を付けましょう。
里芋の食感を良く保存するためには
・水分が抜けないようにしっかりと密閉する
・保存は1~3週間まで。長期間の保存は避ける
この2つが大事です。
里芋を冷凍してあるものはまずいってきくけど本当?
食感が悪くなってしまうことで「まずく」もなりますが
「味」と「風味」が落ちてしまうことでもまずくなってしまいます。
冷凍した里芋の味や風味が落ちてしまう大きな原因は2つ。
・里芋の解凍方法
・解凍後の調理方法が原因です。
よく冷凍保存はまずくなってしまう…と聞きますが
正しい手順を行うと美味しく仕上がりますよ。
食感が悪く美味しくなくなる原因については先ほどご説明しましたので
正しい解凍方法と調理方法をご紹介します。
まず解凍方法ですが里芋を自然解凍するのは×
里芋がべちゃっとしてしまい、うま味も逃げてしまいます。
茹でて冷凍した場合は冷凍のまま料理に使うのがいいですよ。
私は煮物に使うときは冷凍した里芋を入れています。
茹でてから冷凍したときは煮込みの最後に入れるといいのですが
生で冷凍した場合はよく煮込むか別茹でしてくださいね。
面倒な場合は電子レンジを使うとよいです。
耐熱容器に里芋の半分くらいの水を入れて、
竹串がスッとささるまで加熱してください。
途中で上下ひっくり返すと◎
煮込み料理でないときはこの方法がオススメです。
まとめ
冷凍里芋も正しい手順で便利に美味しく食べることができます。
私はこの方法を知るまで実は何度も里芋を無駄にしていました…。
里芋さんたち、ごめんなさい~。
里芋にはむくみや高血圧、貧血予防の効果があります。
炭水化物も含まれているのでとても栄養化が高いのです。
ぜひ料理の一品に加えてみてくださいね。