小学生1年の宿題の内容や量は?子供が宿題をしないから親がやるのは?

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小学一年生の夏休みは、生まれて初めての「長期休暇」です。

夏休みというのは、勉強するには暑すぎるので休みにしている、

という話がありますが、現状ではそうは言っていられないものですよね。

どんな形であれ、どの学校も夏休み宿題を出しています。

この機会に、「自分で生活を管理する」ということを少しずつ覚えていってもらいたいですよね。

 

小学生の宿題の量や内容に疑問にもった母親。子供が集中力がなく宿題をしない。

最近の夏休みの宿題は、みなさんの子どものころに比べてどうでしょうか?

少ない、という方もいますし、多い、というかたもいるでしょう。

筆者の経験からいうと、「多くなったなあ」という気がします。

 

けれど、内容を見ると、勉強というよりか、お手伝いなど、生活をきちんと送っていれば、難なくできそうな内容が多くなったような気がします。

さて、夏休みの宿題は、昔から「夏休みが終わる前にすべて完了させる」というミッションをクリアするための、様々なエピソードが語られています。

 

小学生は教育的な立場から、宿題の内容より「きちんと言われたことをする」ということが重点に置かれていますよね。

そのためには、夏休みが始まったらすぐに宿題に取り掛かることが大切です。

 

普段のお子さんの行動を見て、夏休みは「遊んでいい期間」と考えているようであれば、始まる前に一言伝える必要があります。

「長いお休みは、自分で自分の時間を管理できるようにするための期間だよ」と言っておきましょう。

 

理解できるかどうかは別にしても、自分で計画して行動することは、どんな勉強よりも大切なことです。

どうも勉強に対しては嫌悪感を持っていて、集中できないお子さんであれば、なおさらです。

きちんと言い聞かせても、自分から進んで宿題をしないのであれば、保護者がついて宿題を見てあげて下さい。

 

忙しいとは思いますが、夜でもよいので「この時間は絶対宿題をする」という時間を設けましょう。

10分、20分でも毎日すれば、終わるのに長い時間はかからないと思います。

 

お子さんが集中できる時間を考えて取り掛かりましょう。

「夜はテレビを見たいからしない」と言うのならば、ビデオをとっておいて、時間のあるときに見せれば済む話です。

やるべきことは先に済ませておくと、後の行動が楽になる、ということを覚えてもらえればいいですよね。

おそらく学校の先生方も、教科の勉強よりこういった生活態度を学んでほしいと思っている、と筆者は考えています。

 

 

宿題の量が多く子供の宿題を親がやることってどうなの?

最近、「宿題代行」なる仕事があるそうですね。

夏休みの宿題を代わりにしてくれるようですが、筆者はこういった仕事には否定的です。

少なくとも、小学生の宿題というのは「言われたことをきちんとすること」が大事です。

 

代行に頼む、というのは、「とにかく出せばいいんでしょ」というテクニカルなことだけすれば何でもよい、ということを子どもに教えてしまっているのではないか、と思うのです。

判断のつく大人であればこれも一理ある話なのですが、小学一年生に教えることではありませんよね。

ですので、親が代わりに宿題をするのも同様です。

「宿題を出さないと先生に怒られるし、子どもがかわいそうじゃない」と思う方は、はっきり言って間違っています。

 

できなかったので怒られる、これも大事な人生の勉強です。

これは筆者の体験ですが、筆者は出された宿題を一切しない、ということを2度やらかしています。

一回目は小学二年生、二回目は高校生三年間です。

どちらも親が呼び出され、こっぴどく怒られたそうです。

もちろん、筆者も怒られて帰ってきた親にさんざん絞られました。

 

特に高校生は、皆の前に立たされて先生に馬鹿にされたり、一人呼び出されて泣くまで怒鳴られたことも一度だけではありません。

どちらとも、心理的な問題で勉強が出来なくなっていたのですが、当時そこまで大人が気を遣ってくれるものではないので、容赦はありませんでした。

けれど、だからといって、筆者は「そんなのひどい!」とだけ思っているのではありません。

 

言われたことをしない、というのは、自分の責任を果たさない、ということです。

社会に出た大人にとって、「責任を果たさない」ことは、自分の信用を無くすことに他なりません。

信用が無くなれば、社会生活は送れませんよね。

責任を果たすのは大変だけれども、果たさなければもっと悲惨な目に合うよ、ということは勉強できるできないに関わらず、知っておかなければならないものです。

 

先生方は、そういうことを筆者に伝えたかったのだと、大人になった今なら分かります。

筆者は適当な性格ですので、この痛すぎる経験はしっかりと身についている、とまでは言いませんが、おかげで人並みに果たすことはできていると思います。

もしお子さんが親の言うことをきかず、適当な生活を送って宿題を出せなかったら、手伝わずに、そのまま先生に怒られて下さい。

 

怒られることで大事なことをしっかりと覚えてもらえることができますし、お子さんも自分の姿を直視できる機会にもなります。

怒られても社会的なペナルティーはなく、周囲も励ましてくれるという環境は、子ども時代の特権ですよね。

失敗上等、たくさんの経験を積んで、大きくなってもらいたいものです。

 

まとめ

きついことを書きましたが、楽しい夏休みの最後が、宿題を片づけるのに必死で終わる、なんてできれば避けたいところです。

楽しいことは、楽しく終わりたいですよね。

毎日ちょっとの頑張りで、宿題を片づけてしまいましょう。