お彼岸に義実家に手土産は本当に必要!?持って行くならのしはいる?

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お彼岸に、旦那さんの実家に行くことになったときに気になるのが、

「手土産をどうするか」ということ。ちょっと、考えてみてください。

お彼岸というのは、ご先祖様に感謝をする日ですので、

義実家を訪問したらまず仏前にご挨拶するものです。

その仏前にお供えする、というスタンスで手土産は必要になります。

そして、お彼岸でお供え物を持って行く場合、「のし」は必要になります。

ちなみに、仏前へのお供え物に付けるのは、正式には「掛け紙」と言います。

では、どんなものを持参すればいいのかなどご紹介していきましょう。

せっかくお彼岸に手土産を持って行くならいいものランキングベスト3!

あなたと義実家がフランクな間柄なら、直接お義父さん・お義母さんに聞いてみるのもいいし、

子どもの頃からお彼岸の様子を見ているご主人に相談するのも良いと思います。

 

一般的に、お彼岸のお供え物として良い物は、

次の物がふさわしいと言われています。

  • ぼた餅(春)/おはぎ(秋)
  • 故人が好きだった食べ物やお酒
  • 菓子折り
  • 果物
  • ハムなどの詰め合わせ
  • 高級な線香

 

でも、義実家への帰省も兼ねているのでしたら、

義父母の好きなものを持って行くのも良いし、

あなたが現在お住まいの特産品を包んでも喜ばれると思いますよ。

 

義実家へのお彼岸の手土産ベスト3

 

 ①菓子折り

…訪問した際に一緒にすぐにたべるのであれば、

春なら「ぼた餅」、秋なら「おはぎ」が良いでしょう。

しかし、これは義実家で用意している可能性がありますから、

個包装された和菓子もオススメです。

最中やまんじゅう、干菓子、羊羹、どら焼きなど、

普段自分では買わないような有名店の高級セットが良いでしょう。

甘いものが苦手なようでしたら、お煎餅やかきもちを。

いずれにしても、ご主人に味の好みなどをリサーチすると良いですよ。

 

 ②果物

…季節にあったフルーツの詰め合わせは誰がもらっても

喜ばれると思います。

仏前にも供えやすく見栄えもするし、オススメです。

果物屋さんでカゴなどに詰め合わせたセットを作ってもらいましょう。

 

 ③お酒

…お義父さんやお義母さんがお酒好きな方なら、

お酒を持参して「一緒に飲みましょう」という雰囲気を出せば

とても喜ばれると思いますよ。

ワイン、日本酒、ビール、焼酎など、

好きなアルコールの種類をリサーチしつつ、

普段自分では買わないようなちょっと高価な種類や限定品などをセレクトしましょう。

 

なお、金額の相場は、2,000~3,000円になります。

 

お彼岸の手土産にのしをつけるのはマナー?

あなたと義実家がフランクな関係なら、

のしを付けない普通の包装紙でくるんだだけのもので

良いと思いますが、まだ結婚されて間もないとか

しきたりを重視されるようなお相手の場合は、付けたほうが無難です。

 

付けないで「常識がない嫁」と言われることはあっても、

付けて常識知らずと言われることはありませんので

どちらか悩むんだったら、付けておいた方が良いでしょう。

 

冒頭でも言いましたが、仏前へのお供え物は祝い事ではないので

熨斗(のし)ではなく「掛け紙」と言います。

 

お店で包んでもらう際は、「お彼岸用の掛け紙」などと言ってお願いしましょう。

 

【掛け紙の選び方・書き方】

 

  • 水引

…お彼岸のお供えには、水引き(センターに描かれている帯ひも)が

結ばれていない「結び切りタイプ」を選んで使いましょう。

よく見かける赤と金(銀)色の蝶結びタイプは、

お年賀やお中元、ご祝儀などお祝いごとに使用されるので、

お彼岸には使わないでください。

お彼岸で使う結び切りには、

「簡単にほどけない。つまり、悲しみを繰り返さない」という

意味が込められています。

 

  • 書き方

…掛け紙の水引の上に「御供」と書きます。

下には、あなたのご主人のお名前を書きます。

仏様にお供えして欲しい場合には、

「御供」以外に、「献納」「奉献」と書く場合もありますが、

義実家には少し堅苦しいかもしれません。

また、故人が亡くなって間もない場合は、次のように書きます。

・四十九日の期間内⇒「御霊前」

・四十九日法要の後⇒「御仏前」

 

掛け紙については、地方によって水引の色が違うことがあり、

関東は「白・黒」で、関西は「白・黄」が主流となっています。

 

また、その地域や各ご家庭によってしきたりや慣習を

重視されているかもしれませんし、例外もあるかもしれないので、

気になる場合は事前にご主人や親せきに聞いておくと良いでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

お彼岸の期間は、春分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間のこと。

2018年は、春のお彼岸は3月でもう済みましたが、

秋のお彼岸の日にちは以下の通りです。

  • 彼岸入り:9月20日(木)
  • 中日・秋分の日:9月23日(日)
  • 彼岸明け:9月26日(水)

9月23日(土)~24日(月)は3連休になっています。

少し遠距離の義実家でも、足を運んで一緒にご先祖様に挨拶すると喜ばれるし、

マナーを守った手土産を持参すれば、あなたの株もグンとあがりますよ。