結婚が決定すると、新生活までにしておかなければならないことがたくさんあります。
しかも、人や地域によって、しなければいけないことは違いますので、
みんながみんな、結婚するときにしたことが一緒ではありません。
ですので、なかなか細かいことは、人に聞くだけでは不安なところもありますよね。
ちなみに、筆者は結納なし、顔合わせという食事会をしました。
両家顔合わせの食事会で支払いは誰がするのが正しい?
筆者の場合ですが、顔合わせは結納のかわりということになっていたので、
主人の両親が支払いをしてくれました。
きちんとした結納に比べれば格安だし、余計なものにお金をかけたくないということで、
両家が一致した訳です。
ですので、顔合わせの食事会は、こちらの家が持つのが正しい、というものはありません。
それぞれの事情で、片方が持つ、あるいは、結婚する二人が払って、
お互いの親は支払いなし、ということもあります。
実際に顔合わせをすることになったら、まずは結婚する二人で相談しますが、
すべて二人で決めることは避けて下さい。
支払いは二人でするにしても、それぞれの親にも事情はありますから、
二人の意見がまとまったら、必ず親御さんにも聞いて下さい。
そして、支払いの事はしっかりと親御さんに確認を取って下さいね。
支払いのことが曖昧だと、顔合わせ当日になって、
「若い二人で支払うことになっていますけれど、やはり親が何もしないわけにはいかないので」
と親の誰かが言い出す可能性があります。
そうすると、子どもの言う通りにしていた方は驚きますし、そこから話はもつれてしまいますよね。
楽しかった会食も、最後の最後でおじゃんになってしまいます。
食事の好き嫌いやアレルギーも考えなくてもいけませんが、支払いの事も大事ですよ。
両家顔合わせで食事会に持っていく手土産は必要?
筆者の場合、親は手土産を持参しました。
デパートで買った和菓子を、義両親に渡していました。
必要かどうか、と言われば、必ず必要です、ということではありません。
初めて会う人でしたら、今後の付き合いを考えて、手土産を、と考える人が多いようですよ。
逆に、結婚する二人が幼馴染で、親もお互いを昔から知っている、という場合は、
手土産を持参することはないようです。
また、顔合わせの場所が、レストランや料亭ではなく、
どちらかの実家で行う場合、招待された側は必ず手土産を持参しましょう。
これは、招待された側のマナーとしての手土産です。
手土産は、相手の方の好みを聞いて、選ぶのがいいですね。
一般的には、きちんとした銘菓やお茶、こんぶなどの縁起物が選ばれているそうです。
お菓子は、日持ちがするもの、かさばらないものがいいですよ。
羊羹などの「棹菓子」は、刃物を入れて一つを分ける、ということから、
結婚に関係する行事には避けられていますので注意が必要です。
また、2つが一つになっている「どらやき」「最中」は、
二つが一つになるという縁起ものですので、選択肢の一つにしてはいかがでしょうか。
贈る相手の好みがよく分からない場合は、お茶がお勧めです。
お茶はアレルギーを持つ人は少ないですし、食事制限されている方も飲めます。
玉露など、ふだんなかなか飲まない銘柄を揃えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
親も一応結婚した経験があると思って、色々意見を言っても、
はっきりしない返事が返ってきて困った、という話を聞くことがあります。
人によっては、常識外れな意見が返ってきて驚いた、ということもあるかもしれません。
そんな時、親も結婚したことがあるじゃないか、と思われるかもしれませんが、
かなり昔の事は忘れている可能性があります。
親御さんには、事細かく伝えることが大事ですよ。