雨が多い春先や、梅雨時期になると、我が家では困ったことが起こります。
我が家には花粉症の家族がいるため、花粉が多い冬から春にかけても、
部屋干しすることが多いのですが、洗濯物から生乾きの匂いがするんです!
皆様も、一度は部屋干ししたときの生乾き臭で、お悩みになったことはございませんか?
部屋にも生乾き臭が漂うし、洗い直すのは面倒だし、時間もかかってしまいますよね。
そこで、部屋干しをした洗濯物の生乾き臭をとる方法はないか、調べてみました。
洗い直し以外で、生乾き臭をとる方法を見つけましたので、ご紹介いたします!
部屋干しをした時に洗濯物から生乾き臭が!洗い直ししかないの?
部屋干しをすると、なぜ生乾き臭がしてしまうのでしょうか?
その原因から探ってみましょう。
まず、生乾き臭のもとになっているのは、雑菌やカビです。
洗濯物に雑菌やカビが発生する原因は、
主に衣服などについた汗・皮脂によるものです。
衣服が湿っいる、または濡れている状態のまま、
洗濯機のなかに長時間放置したことはありませんか?
そうすると、洗濯で落としきれていない汗や皮脂の汚れが酸化し、
雑菌やカビを繁殖しやすくしているのです。
また、洗濯をするときに、お風呂の残り湯を使われる方、
結構いらっしゃるのではないでしょうか。
実は、残り湯にこそ、人の汗・皮脂などの雑菌がたくさん含まれているのです!
部屋干しをする日は、残り湯はできるだけ使わないほうが良いでしょう。
さらに、洗濯槽自体に雑菌、カビが潜んでいる可能性があります。
洗濯が終わったのに、脱水済みの衣服を洗濯槽の中に長時間置いていたり、
残り湯を使うことによって、洗濯槽にも雑菌、カビが発生しやすくなっているのです。
そのため、1~2ヶ月に1回は、市販の洗濯槽クリーナーを使うことをオススメします。
以上のようなことが原因として挙げられますが、一番は「部屋干し」が要因です。
天日干しの場合、紫外線にあたることで殺菌効果が期待でき、
衣服に生乾き臭がつくことは、ほとんどないと思います。
一方、部屋干しの場合、日差しにあたることが少なく、
洗濯物が乾く時間もかかりますよね。
乾く時間がかかるということは、洗濯物が湿っている状態が長いということです。
湿っている状態が長いと・・・?
そうです!
雑菌やカビが繁殖しやすくなり、匂いが発生するのです!
しかし、雨の日など、部屋干しをせざるを得ない状況の日ってありますよね。
そして部屋干しをすると、高確率で生乾き臭がしてしまい、
洗い直さなければいけなくなる・・・。
この負の連鎖を断ち切るためにも、生乾き臭の撃退方法を紹介します!
洗い直し以外でも生乾き臭をとる方法3選!
①急ぎのときはスプレー消毒!
時間がないときは、消臭スプレーやアルコールスプレーがオススメです。
スプレーは匂いが混ざってしまわないように、無臭タイプを使いましょう。
というのも、生乾き臭を消臭できるのは一時的で、
時間がたつと効果がなくなってしまうからです。
匂いはとれても、匂いのもとである雑菌やカビを除菌することはスプレーでは難しいのです。
スプレー消毒は、あくまでもお急ぎのときの対処法だと思って、お使いくださいね。
②アイロンの熱で殺菌!
カビや雑菌は熱に弱いため、アイロンの熱が除菌してくれて匂いが減ります。
洗濯物がある程度乾いてきて、匂いが気になるものはアイロンがけをしましょう。
もし、アイロンがけをした後も湿っている場合は、もう一度干しなおします。
この方法はとても効果的ですが、
唯一の欠点は、大きい洗濯物のアイロンがけが大変なことです・・・。
③乾燥機を使う!
乾燥機も熱風によって、除菌することが期待できます。
乾燥機にかけられる素材の衣服や、シワがついても問題ない衣服でしたら、
こちらの方法が一番楽で、手間がかかりません。
シワが気になる衣服は、先ほどのアイロンがけをすると良いでしょう。
できるだけ手間をかけず、簡単に生乾き臭がとれる方法をご紹介しましたが、
このほかにも、いくつか方法がございます。
少し面倒な方法ですが、より確実に生乾き臭を撃退できます!
・熱湯で消毒する。
その名の通り、衣服全体に熱湯をかけて殺菌する方法です。
熱湯をかけた後、しばらくそのまま置いておき、冷水で冷やして脱水にかけます。
・煮沸消毒をする。
沸騰しているお湯に衣服などを入れて殺菌する方法です。
熱湯消毒よりさらに効果が期待できますが、大きい衣服だと大変なので、
タオルや台拭きなど、小さいものを消毒するときにオススメです。
また、菌やカビを繁殖させない予防策も大切です。
・洗濯するまでは、洗濯物は通気性の良いカゴなどに入れておく。
・部屋干しをするときは、除菌効果が期待できる「部屋干し用洗剤」を使う。
・洗濯物を干したら、扇風機やエアコンなどの風を当てて、乾く時間を短縮する。
(エアコンを除湿モードにすると、さらに乾きやすくなります)
・洗濯を終えたら、洗濯機の蓋を開けておく。
など、簡単に取り入れられることばかりですので、ぜひ参考にされてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、洗い直し以外で部屋干しの生乾き臭をとる方法をお伝えしました。
スプレー消毒以外は、熱を使った方法ですので、
熱に弱いナイロンやポリエステル素材の衣服などは、
面倒ではありますが洗い直しをされたほうが良いかと思います。
余談ですが、我が家では部屋干し用洗剤で洗濯し、
干した洗濯物の下から扇風機を当てたら、生乾き臭が激減しました!
皆様も梅雨時期や雨の日など、部屋干しをされる際は
ぜひ、生乾き臭の撃退法と予防策をお試しくださいね。