押し入れにカビ!素材が木でもキッチンハイターが大活躍!?

掃除

風通しが悪く湿気のこもりやすい押し入れ。気がついたらカビが生えていた。

そんな経験のある方も多いのではないでしょうか。

生えてしまった押し入れのカビ、何を使って除去すればいいの?

そう悩んでいるあなた。押し入れのカビにキッチンハイターが

使えるってご存知でしたか?

ここでは押し入れに生えたカビに有効なキッチンハイターの使い方をご紹介します。

 

押し入れにカビ!素材が木の場合のキッチンハイターの使い方は?

押し入れのカビは、消毒用エタノールか逆性石鹸を

使うことでも除去することができます。

 

消毒用エタノール、もしくは水で200倍に薄めた逆性石鹸を

霧吹きに入れてカビに吹き付けて染み込ませたら、

乾いた雑巾でふき取ります。後はしっかり乾かせばOKです。

 

でも、消毒用エタノールも逆性石鹸も殺菌力はありますが、

カビの色素を落とすことはできません。

 

そこでキッチンハイターの出番です。

キッチンハイターは塩素系漂白剤なのでカビを分解、

殺菌、そして漂白することができます。

 

でも、押し入れの素材はたいてい木でできているので

キッチンハイターを使うことで、材質を傷めたり、

色が変色したり、色がはげてしまう可能性があります。

 

どうしてもカビの色が気になる、色が変色しても

かまわないという人は、キッチンハイターを使ってみましょう。

 

キッチンハイターを使う時は、まずは変色の具合を

目立たないところで試してから使ってみてください。

それではキッチンハイターの使い方ですが、

液体のキッチンハイターは5倍から10倍に薄めた液を雑巾に

染み込ませ、しぼってからカビのついた部分をふきます。

 

泡状のキッチンハイターは、かたくしぼった雑巾に

泡をふきつけてカビの部分をふきます。

カビ以外のところをふくと、カビがないところにまで

カビが広がってしまうことがあるので注意してくださいね。

 

カビをふいた後は、どちらもしばらく時間をおいて

キッチンハイターを浸透させます。その後、別の雑巾を水でぬらし

かたくしぼってキッチンハイターをきれいにふき取ります。

 

きれいにふき取ったら、扇風機やエアコンなどを使って

押し入れをしっかり乾燥させましょう。

 

キッチンハイターを使うときの注意点

ここでキッチンハイターを使う時に注意しないといけないことがあります。

まず、部屋の窓やドアを開けて換気をよくしましょう。

 

次にキッチンハイターは原液で使ってはいけません。

必ず水かぬるま湯で薄めて使ってください。

熱湯は使わないようにしましょう。

 

それから、キッチンハイターは強アルカリ性なので、

手に触れると肌荒れを起こしたり、目に入ると失明する可能性があります。

また強烈な臭いがして気分が悪くなることもあるので使用する際は、

キッチン用手袋やゴーグル、マスクをしましょう。

 

また衣類に液がつくと、変色するおそれがあるのでエプロンの着用も忘れずに。

もし手についたり、目に入ったりした場合はすぐに水で洗い流してください。

臭いで気分が悪くなった時は使用を中止して、その場をすぐに離れましょう。

 

そして酸性の洗剤やアルコールを混ぜると、強力な

有毒ガスが発生するので絶対に混ぜないようにしてください。

 

まとめ

キッチンハイターは使い方さえ間違わなければ強力なカビ落としになります。

パッケージに書かれている使用上の注意をよく読んで

安全に使用するようにしてくださいね。

カビをきれいに退治した後は、カビを防止することを心がけてください。

普段から押し入れの換気をよくしたり、

除湿剤を使ったり、すのこを使うのも効果的です。また押し入れの中に、

布団や衣類などを詰め込みすぎないようにすることも大切です。

何度もカビ退治はしたくないですよね。