皆さんは、よくアイロンをかける方でしょうか?
筆者は、アイロンはほぼかけません。
ですので、アイロンは未だに新品同様のきれいさを保っています。
逆に、ご主人がスーツ出勤だったり、お子さんの学校の制服があれば、
洗濯するごとにアイロンをかけている方も多いでしょう。
そういった方は良くお分かりになると思いますが、
アイロンのベース部分って、焦げが付くんですよね。
筆者は実家にいたころ、年代物のアイロンを使っていましたのでよくわかりますが、
この焦げはどうされていますか?
きれいな洗濯物の上にアイロンを載せますので、できればアイロンも清潔にしたいですよね。
アイロンの焦げの原因は?汚れの種類に関係ある?
アイロンの焦げの原因は、いくつかあります。
一番わかりやすいのは、「糊」です。
シャツをピシッと伸ばすために、アイロンかけをする前に、
衣服用の糊スプレーをかけることがよくありますよね。
この糊が、アイロンについてしまうんです。
べとべとした糊の成分に、ごみが付いて、さらに焦げやすくなります。
また、スチームでのアイロンがけも、アイロンに汚れが付着しやすくなります。
これは、スチームで出る水蒸気がアイロンの熱で蒸発する時、水の成分が、
熱のあるアイロンに付いてしまいます。
この水汚れをそのままにしておくと、どんどん汚れが焦げていきます。
さらに、「手垢」も焦げの原因です。
「えっ、アイロンは熱いし、どうやって手垢なんて付くの?」と思われるでしょうが、
実際はよくアイロンに触っているんですよ。
アイロンがけが終わると、電源を切ってしばらく放置しますよね。
熱があらかた下がった後、アイロンに手を当てて、熱がないか確認します。
最近は、熱を冷まさなくても収納できるものもありますが、
やはり冷めているかどうか心配ですよね。
その時に、手垢が付くんです。
この確認作業を繰り返すと、かなり手垢が付いていることが考えられます。
簡単キレイ!家にあるもので出来るアイロンの焦げの取り方は?
アイロンの焦げは、お家にあるもので十分落とすことができます。
まず、重曹と水、歯ブラシを用意しましょう。
重曹と水をまぜ、キッチンタオルやティッシュペーパーに水分を含ませます。
スプレーに入れて、水を掛けてもいいですね。
それを、焦げたアイロンに貼り付け、その上にラップをします。
10分程そのままにしておいて、時間がきたら外し、歯ブラシで焦げを落とします。
最近のアイロンは、テフロン加工をされているものが多いので、こする時に、
焦げ以外の部分をこすらないようにしましょう。
それでも落とせない場合は、一度水を絞った布でアイロンをぬぐった後、
歯磨き粉を少量ブラシに付けて、こすりましょう。
そして、電源を入れてスチームの状態で5分程放置します。
その後、布で汚れを落とします。
お家にアルコールがありましたら、焦げを溶かして落としてもいいですね。
「アイロン掛けだけでも面倒なのに、焦げ落としなんて面倒くさい!」
という方は、手芸店などで「アイロンクリーナー」という、
アイロン専用の焦げ落としが売られていますので、利用してみてはいかがでしょうか。
また、「焦げにはメラミンスポンジがいい」と言われますが、
テフロン加工されているアイロンの焦げ落としにはお勧めしません。
メラミンスポンジを、テフロンの上を軽く滑らせるだけで、
テフロンにすぐ分かる傷がついてしまうからです。
テフロンは、効果が持続しづらい素材でもありますので、
できるだけ傷はつかないようにしたいものです。
焦げが付かないようにするには、アイロンを使って冷ました後、
水拭きして、汚れを落とすだけOKです。
まとめ
毎回のお手入れが大事なんですね。
ちょっと面倒だなっと思っても、こまめに掃除をしていれば焦げもつかづに
常に綺麗なアイロンで気持ちよく使えますよ。