これで失敗しない!卒業式の答辞で感動させるコツや例文は?高校生編

卒業式

3月に必ずやってくる卒業式。

在校生にとってお世話になった先輩が巣立っていくのは寂しいものですし

卒業生にとっては進学でも就職でも、本格的に社会人としての一歩を踏み出す

大切な門出の日です。そんな大切な日に頼まれた答辞。

皆の前で挨拶や発表をすることは授業の中でやったことがあるとはいえ

やはり緊張してしまうし、ちゃんとしたことを言わなければと思いますよね。

卒業式での送辞と答辞では、それぞれの過ごした思い出がよぎり感動があるものです。

そこで今回は、答辞を任されたもののどうすれば良いかわからない

高校生の方に向けて、コツやポイントをお伝えしたいと思います。

 

卒業式の答辞を感動的に書くコツは?注意することは?

答辞は在校生の送辞が終わってから行われます。

そこでは卒業生が巣立っていってしまう寂しさや

自分たちも負けないように頑張っていきますといった意気込みが語られることでしょう。

 

それに対して卒業生が返事をするという形での答辞ですから

在校生に負けないようその想いに答えたいものです。

 

答辞の目的というのは、これから立派に巣立っていくという決意や

皆がこれまでの出来事に思いを馳せること。

そして今まで関わってくれた人たちへの感謝を伝えることです。

 

次の点をポイントに考えると良いでしょう。

 

  1. 季節が感じられる言葉を入れる

「少しずつ暖かくなってきた3月~」など季節の移り変わりを入れることで

長いようで短かった時間を感じられます。

 

  1. 今までお世話になった人へのお礼

両親や先生、地域の人など、関わりが深かった人に対して感謝を述べましょう。

社会的な挨拶の場で感謝を述べることができるようになるまで成長した姿を

是非見せてあげてください。

 

  1. 在校中にあったエピソード

体育祭や文化祭、修学旅行など、語る話題は事欠かないと思います。

そういう大切な思い出を、是非皆と改めて分かち合ってください。

 

とはいえあまり長すぎるとダラけた答辞になってしまいます。

だいたい1分から2分の間にまとめると良いでしょう。

 

卒業式の答辞でオススメの例文とは?高校で使えるフレーズ教えます!

高校を卒業するわけですから、学業の成果として少し堅苦しい表現を使っても

良いかと思います。

そこで例文を1つご紹介したいと思います。

 

 

校門の桜を見ればチラホラと新芽が見え始めるこの頃。

急に冷え込み真冬になったと感じたのが、つい昨日のことのように感じられます。

それほどまでに時が経つのは早く、ついに私達は卒業を迎えることになりました。

 

本日ご出席頂いた、校長先生を始めとした先生方、ご来賓の方々、在校生の皆さん

そして両親には、感謝の言葉もありません。

 

思えば初めてこの学校の門をくぐってから、様々なことがありました。

日々かけがえのない仲間たちと切磋琢磨しながら勉強に運動にと充実した毎日でした。

 

その1つ1つが私共の中にくっきりと刻まれております。

 

ここで培われたことを胸に、新しい場所でも邁進していきたいと

思います。

 

しかし私たちはまだまだ未熟です。特に両親にはこれからも迷惑をかけると

思いますが、どうぞ変わらず温かく見守ってくれればと思います。

 

在校生の皆さん、この学校は本当に素晴らしい学校です。

私たちがあなた達に教えたこと、そしてこれまで先生方から教わったことを

糧にして、どうぞ充実した人生を送って下さい。

 

最後になりましたが、今一度皆様への感謝を述べると共に

更なるご健勝をお祈りしまして答辞とさせていただきます。

 

まとめ

今までの思い出と共に考えていけば、思ったより書けることがあったりしませんか?

もし自分だけで書くことが思いつかなければ、友達なり先生なり

誰での良いので相談すればいいのです。

確かに責任のある仕事ですから、自分がしっかりしなくちゃと抱え込みがちですが

皆あなたの味方です。

協力して一緒に良い卒業式を作っていければそれもまた大切な思い出になると思いませんか?

良い卒業式になるといいですね。


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