母の日の義母へのプレゼントは必要?要らないと言われたら?

母の日

世間一般に、「お母さん」の立場の人が自分にいたら、母の日には何か上げようかな、

と考えることがあります。

自分の母親でしたら、生まれたころからの付き合いですので、

母親の考えや好みはすぐにわかるものですよね。

しかし、義理の母になると、母といえども、もともと他人だったのです。

生活習慣も違えば、世代の差がありますし、価値観も全く違います。

自分はよかれと思ってプレゼントしたものが、義母にはあまり好まなかった、

というのはどこでもある話です。

けれど、せっかくのプレゼントですから、喜んでもらいたいですよね。

良好な関係を築くために母の日の義母へのプレゼントは必要?

毎年5月の第二日曜日が、「母の日」になります。

 

もともとアメリカの議会で制定されたことが、戦後日本に広まりました。

実は、日本の場合、5月5日の子どもの日の趣旨に「こどもの人格を重んじ、

こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」とあります。

 

5月5日は、端午の節句と重なるため、なかなか母親の存在は無視されがちですが、

日本の法律で母親に感謝する日、と決められているんですね。

その代わりと言っては何ですが、日本の現状では、

いわゆる「母の日」にいろいろなプレゼントを渡すのが習慣となっています。

 

ですが、この母の日は、「業者が商売の為に広めた習慣」という認識をされていることもあります。

特に年代が高くになるにつれて、こういった考えを持つ人の割合は多いように見受けれられます。

もともと日本の慣習でもないし、外国から入ってきているし、

結局何か買わせたいがために騒いでいるだけでしょ、とかなんとか。

 

最近の50代、60代の方は、こういったイベントには寛容な方も多いですが、

やはり「商売の道具」と考える人も多いです。

 

また、

「お母さんなんて、もう卒業したのに、いらないわ」

「毎年毎年カーネーションなんて飽きたわ。」

「お花の鉢植えなんてもらっても、その後のお世話は誰がするのよ!」

とまあ、現実を見て嫌がる方もいますよね。

 

母の日のプレゼントをあげる、あげないかは、義母が母の日に対して、

どういった考えを持っているか、まずそこから考えてみましょう。

 

義母が、

「もういいよ。」

「いらないから、その分貯金しなさい」

と明らかにいらないと言われた場合は、素直に従いましょう。

 

結婚して初めての母の日であれば、御主人に母の日はどうしていたか、

また先に結婚している義兄弟がいれば、母の日はどうしているのか聞きましょう。

 

義母や義実家の考え方、先に結婚している人がいれば、母の日にはどうしているか、

周囲の状況をしっかりリサーチしておきましょうね。

 

 

しかし、実母に毎年していて、結婚したのちもプレゼントを贈る場合は、

義母からいらないと言われてもプレゼントを渡して、バランスをとりましょう。

 

母の日の義母へのプレゼントをいらないと言われた場合はどうする?

母の日にプレゼントを贈ることは、日本の習慣でありませんので、

それほど重要な行事と捉えられていません。

贈らなかったからといって、責められていることもまずありません。

 

ですので、いらないと言われたら、プレゼントを辞めてもいいのです。

けれど、いつも義母には仲良くしてもらったり、お世話になっている、という方は、

ちょっと失礼ではないか、と感じることでしょう。

 

それでしたら、他の行事に重点を置いたらいかがでしょうか?

日本には、お中元、お歳暮を贈る習慣がありますので、

年齢の高い世代でも贈答品をもうらことには違和感がなくてよいと思います。

 

ここでプレゼントを渡さなかった分、ちょっと贅沢にして喜んでもらうのもいいですよね。

逆に、母の日が近づいて、いらないと言われてプレゼントを贈らなかったら、

あとで文句を言われた、なんて話もよく聞きます。

 

「いやだと言われても、目下のそっちが気を遣ってプレゼントは持ってくるべきでしょ!」

と言う人が、未だに結構いるんですよね。

 

それでも、やはり義母に聞いていらないと言われたら、ここはプレゼントはしないこと、

と筆者は思います。

 

確かに義母は年上だし、夫の母親だし、自分は新参者だから、こちらから色々するべきなのでは、

と思いますよね。

けれども、その前提の前に、義母もご自身も立派な大人であることを無視してはいけません。

文句を言われても、では次からはちゃんと贈ります、ということにしないことです。

 

一度母の日にプレゼントをする、ということが決定的になったら、

だいたいはどちらかが死ぬまで続くものと考えてください。

 

つまり、わがままを押し付けられる関係が、ずっと続くという訳です。

お互いの為に何ら役に立っていません。

そんなの嫌ですよね。

 

 

まとめ

筆者の場合、生まれてこの方、母の日のプレゼントについて悩んだことはありません。

結婚して初めての母の日の前に、義母は、

「本当に何にもいらないからね!花も財布もお菓子もぜーんぶいらないから!

もうカーネーションなんて面倒で面倒で!」

と、私が聞く前にカウンター発言をしてくれました。

 

実家では実母からプレゼントを嫌がられていたので、一切贈ったことがありません。

ちなみに、周辺でも母の日は全くプレゼントをしていない、という人が多いです。

スーパーやデパートでは、母の日向けの商品がずらっと並べられてはいるのですが・・・

儲かっているのかと疑問に思ってしまいます。


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