妊娠中は、お腹の中の赤ちゃんの成長を直に感じられるママ
と違って、パパはなかなかパパとしての実感ができないものです。
産後、ゆっくりとパパとしての自覚が芽生え始める
と言われていますが、最近よく聞くようになった
「ワンオペ育児」から離婚に発展する場合すらあります・・。
産後ママが旦那さんに求めることってどんなことなのか
一緒に見ていきましょう。
産後はやっぱりパパのサポートが必要!
やはり、産後の新米ママにとって一番の理解者でもあり子育ての同志
でもあるのはパパです。
里帰り主産の場合は、近くに実母や家族がいるので
新米ママが慣れない赤ちゃんのお世話に精いっぱいだったとしても、
家事をしなくてもいいので、ママの負担はある程度少なくて済みます。
しかし、里帰りから戻った時、そもそも里帰りしなかった場合、
今までと同じように産後の新米ママに家事を任せっきりにすると
どうでしょう?
旦那さんには悪気はないかも知れませんが、
産後の新米ママには、赤ちゃんの世話という大きな役割が
増えていることをしっかりと頭に置いておくべきで、
なるべく会社や周囲に理解をもらい、
ママの育児や家事の負担を減らしてあげましょう。
産後ママに襲いかかる困難とは!?
産後の新米ママに襲いかかる困難ってどんなものがあるのでしょうか?
産後ママは自分の身体すら十充分に回復していない内から
赤ちゃんのお世話がスタートしてしまうという
とてもハードな状態に身を置くことになります。
赤ちゃん最優先の生活が始まって一番辛いのは
まとまった睡眠時間が取れないということです。
生まれたての赤ちゃんには、まだ時間の感覚がありません。
そのため、24時間お構いなしにママを求めます。
授乳や沐浴や排せつの処理など、新米ママは休む時間がほとんど無いからです。
赤ちゃんのお世話だって、初めての出産の場合はすべてが手探りです。
身体だけではなく、気持ちが休まる時間も無いことが現実です・・。
大切なのは思いやりと責任感!?
例えば、夜中赤ちゃんが泣いて起きた場合、
先に気付くのはほとんどがママです。
これはホルモンの関係や本能的なもので、
産後のママは赤ちゃんの泣き声にとても敏感に
なります。
赤ちゃんと言っても、結構なボリュームの声が出ますから、
寝室が一緒だった場合、パパだって当然気付くことができます。
・・が、朝まで爆睡していたなんて話をよく聞きます。
旦那さんは仕事で疲れているからと、あえて別の部屋で寝てもらうと
いうママもいるようですが、
私の場合は「なんで起きて手伝ってくれないんだろう?」と
いつもモヤモヤしていた気がします。
そのせいで、当時はなかなか旦那に優しく出来なかったような・・・。
産後すぐは特に、赤ちゃんがママじゃないとダメ
なタイミングが多い時期です。
その為、育児に関してはどうしても、
ママの負荷が大きくなりがちです。
だからこそ、旦那さんのフォローは不可欠なのです。
育児は一人でやるものではありませんよね。
最初はうまくいかなくてもいいんです。分からなくてもいいんです。
ママは上手にできることを期待しているわけではありません。
一緒に子育てをしている、一人じゃないんだ、という姿勢を感じたいのです。
子育てを一緒にしていこうとする責任感を持つことも大切です。
できることからで構わないので、「手伝おうか?」と声をかけたり、
「少し休んだら?」と、仮眠をとらせてあげてください。
睡眠不足は身体的にも精神的にも、余裕を無くしていくからです。
それだけで、ママの気持ちはぐっと軽くなります。
きっとパパも毎日仕事で疲れていると思いますが、
身を削って赤ちゃんと向き合っているママに
ぜひ思いやりを持って接してあげてくださいね。
まとめ
新米ママは毎日必死で子育てしています。
子育てに関してはパパとの間に温度差を感じている
かも知れません。
なかなか育児に参加するのは難しいかも知れませんが、
例えば家事を手伝ってみたり、少しの間だけでもママの代わりに
赤ちゃんをみてあげたり・・と、
できるところからママの負担を減らしてあげてください。
それだけでもママのしんどい気持ちは変わってきます。
特に出産して間もなくは外出もできず、ママは孤独になりがちです。
ママの気持ちを理解しながら、新しい家族の在り方を
考えていければ良いですね。
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