暑い夏場は、寝ているだけでも汗をかいてしまいます。
朝起きたときには、もう汗臭いときありませんか?
通勤、通学時の満員電車など人が密集する場面では、汗の匂い大丈夫かしら?
と気になってしまいますね。
そんな気になる汗の匂いを消す方法や原因や対策を紹介します。
汗の匂いの原因や種類とは?
汗は、体温を調節するために出るもので、汗腺から水分を放出し、
その水分が気化することで体温を下げる働きがあります。
この体から出た汗(水分)は、健康な人であれば、
初めから匂いがあるわけではありません。
原因はいろいろありますが、ここではその主な原因を紹介します。
- 肌が不衛生
一番多い原因としては、皮脂や垢などの皮膚の汚れをエサに、
細菌が繁殖します。この繁殖時に強い匂いを発生させています。 - 疲労やストレス
仕事や育児など肉体的、精神的ストレスを受けている場合は、
アンモニア臭を伴った汗をかくようになるようです。 - 汗をかかない生活
冷房のきいた室内で過ごしている人、ふだんからあまり運動をしない人などは、
汗をかく機会が少ないので、汗腺機能が低下している可能性があります。汗腺がうまく機能していないとうまく発汗できなくなり、顔など特定の場所だけ
大量に汗をかくようになったりするようです。そして、その汗と一緒に不純物が
出てしまい、べとべとした汗になって匂いがきつくなるようです。 - ムリなダイエット
食事制限などによるムリなダイエットをしていると、血行が悪くなり、
血液中の乳酸がアンモニアと結びつくことで汗の匂いをきつくしていることも
あります。 - 脂の多い食事
食事の欧米化により、肉類や揚げ物といったものを好んで食べる人は、皮脂や
アンモニアが汗に混ざって出やすくなるため、匂いがきつくなるようです。
そして、このような食事は汗をかきやすくするため、さらに匂いが増すことに
なります。
汗の匂いを消す方法とは?
汗をかかないのであれば、匂いを気にすることもなくてカンタンですが、
夏場は、汗をかきたくなくても汗は出てきます。
そんな時、少しでも周りに不快な思いをさせないためにも匂いを消したいですね。
ここでは、汗の匂いを消す方法を紹介したいと思います。
- 汗を拭く
汗をかいて、かいたままにしておくと細菌が繁殖して匂いを発生させるので、
まずは汗をふき取ることが重要です。しかし、この時に注意したいのが、乾いたタオルなどでは拭かないことです。
体の熱を逃すために出た汗を全部ふき取ってしまっては、さらに汗をかいて
しまうので、硬くしぼった濡れタオルで体をふき、適度な水分を皮膚表面に
残しておくことが大切です。 - 消臭ケア商品を使う
汗の匂い対策として、たくさん消臭ケア商品があります。・殺菌タイプ
肌に存在する細菌を殺菌することで、匂いの発生を防ぐ効果があります。
匂いが強い人にはおすすめです。・制汗タイプ
このタイプは、汗腺をふさぎ、汗そのものの量を減らすことで、
細菌の繁殖をおさえ、匂いを防ぐ効果があります。
なので、汗をよくかく人にはおすすめです。・消臭タイプ
直接肌に使うわけではなく、衣類などにスプレーして匂いを中和し、
匂いをなくすものもあります。
汗の匂いを消す人気の商品とは?
汗をかく季節になると、テレビCMでも汗対策商品をよく目にします。
ドラッグストアでも一番目につくところに商品がたくさん並んでいて
何を選べばいいか迷ってしまいますね。
そこで、汗の匂いを消す人気の商品を紹介したいと思います。
- クリアネオ
殺菌成分と制汗成分の両方で匂いをおさえてくれる効果が期待できます。
肌に刺激となる成分を配合していないため、敏感肌や子どもも安心して使えます。 - ノアンデ
殺菌成分と制汗成分の両方を兼ねそなえており、天然由来成分の配合により
肌を清潔に保ちながら匂いの発生を抑える効果が期待できます。汗にも強く。長時間保てますよ。
以上紹介した商品は、お値段も少々お高めですが、ドラックストアなどでも
手軽に購入できる商品についても紹介したいと思います。
- エイトフォー
ドラッグストアでよく見かける商品です。
肌に直接スプレーし、皮脂に浸透させ、匂いの元となる菌の殺菌作用もあります。
香りもたくさんの種類があり、人気の商品です。 - Ban
1962年に発売以来、現在も人気商品として、よく見かけます。
スプレー、ロールオン、スティック、シートタイプなど様々なスタイルで
展開されていて、好きなタイプを選べるのも人気がある要因です。 - Ag+
こちらも銀の殺菌効果を応用し、銀イオンを含んだ新殺菌剤として人気の制汗剤です。
スプレー、スティック、シートタイプなどがあり、人気があります。
まとめ
・食生活では脂っこいものを控える。
・ストレスを溜めこまない。
・軽い運動を心がけ、ふだんから汗をかく。
などに気をつけて、質の良い汗をかき、さらに紹介した匂い対策をすることで、
気持ちよく過ごせるのではないかと思います。
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