小学校の入学後の引越しは手間? 入学前に引越しする場合の手続きは?

入学式

サラリーマンにとって、年度末が近づくころに気になるのは、人事異動ではないでしょうか。

単身ならともかく、家族がいる方にとっては、自分一人だけの問題では済まないので、一大事です。

かと言って、サラリーマンたるもの、会社の辞令に逆らうわけにはいきませんよね。

ましてや、お子さんが小学校に入学する年と重なったら

あなたならどうしますか?

入学前に引っ越すか、それとも入学後に引っ越すのか…。

今回は、小学校の入学前・入学後、どちらに引っ越せば良いのか、

お悩みについて考えていきましょう。

小学校の入学後に引っ越しするのは色々手間がかかるって本当?

入学前か入学後、どちらかを選ぶとなると、入学前に引っ越す方が多いです。

理由はさまざまありますが、引っ越し後の手続きが面倒なことも

その一つのようです。では、どんな手続きが必要なのでしょうか。

 

引っ越しが決まったらやること

①在籍中の学校の担任教師へ連絡

 書類(在学証明書・教科書給付証明書)を作ってもらわない必要があるため、

遅くとも「1カ月前」には担任へ連絡すること。

なお、在籍中の小学校の手続きは、新しい住所が決まっていなくても可能なため、

引っ越すことが決まった時点で連絡しましょう。

 

②転居先の住所確定

在籍中の小学校に引っ越し先住所を連絡し、

小学校に行って「在学証明書」「教科書給付証明書」を受け取ります(印鑑が必要)。

 

③新住所に転居後

市役所・区役所に「転居届」を提出(14日以内)。

「在学証明書」を提示して「転入学通知書」をもらいます。

このとき、転入する学校を教えてもらい、学校にまず電話して

手続きに行きます(必要な物を聞いておきましょう)。

※市外・区外に引っ越す場合は、この際に市役所・区役所に「転出届」を提出し、

「転出証明書」を受け取ります。

(引っ越し日より1~2週間前に手続きが必要)

 

④転入する小学校へ手続きに行く

「在学証明書」「教科書給付証明書」「転入学通知書」を転入先学校に提出します。

このとき、新しい学校の体操服や学校用品の取扱店を教えてもらいましょう。

小学校の入学前に引越しをする場合どんな手続きが必要? 期限はある?

①まずは連絡

実際の就学先の教育委員会(または市役所・区役所)に連絡し、

どの学校に入学することになるのか聞きましょう。

 

②就学時健康診断

11月に「就学時健康診断」が行われる自治体が多いため、

小学校に入学するお子さんがいる家庭には10月中にその通知が届くと思います。

この健康診断は、現在の地域の小学校で受けて、

それを実際に入学する学校に郵送か持参すればOKです。

就学時健康診断の面談で、実際は他校に入学する予定であることと、その学校名を伝えてください。

ただし、転居先の住所が確定していることが

前提としてのケースですので、市役所・区役所に確認してください。

 

③入学先の学校に連絡

入学する予定であることを連絡し、住民票を実際にうつす日を伝えます。

 

④新1年生保護者会

大抵の学校では、2月頃に実施されます。

これは、入学の手続きや学用品の準備などの説明が行われるため、参加しないと後々面倒です。

防災ずきんやお道具箱の中身など、入学後すぐに必要になるに大切な内容なので、

なるべく参加するようにしましょう。

まとめ

重要なことは、「お子さんのことを一番に考える」こと。

お子さんが、不安に思わないようにしてあげてください。

お子さんにとって入学前に引っ越すデメリットは、

保育園・幼稚園で遊んだお友だちと離れてクラスには誰も知らない子ばかり、ということ。

同じく、入学後に引っ越すデメリットは、途中で転校することでせっかく仲良くなった

クラスのお友だちと離れてしまうこと、です。

実際に小学校に日々通うのはお子さんですので、

大人だけの都合だけに合わせず、お子さんの希望も聞いてあげて決めてあげましょう。

 


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