喪中はがきのあれこれ!出す時期や送る範囲とは?

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喪中はがきとは、年賀欠礼状のことで、

身内に不幸があった場合に

喪に服していることを知らせ、

年賀状を遠慮する旨を伝えるはがきのことです。

 

出す機会が多いわけではありませんので、

分からないことも多いですよね。

これを機に、喪中はがきについて

知ってもらえればと思います。

 

喪中はがきを出す時期や送る相手の範囲はどこまで?

喪中はがきは、簡単に言えば

家族や身内に不幸があった場合に

新年の賀詞、つまり年賀状が出せないことを

お知らせするものです。

 

2親等までは出すのが一般的で、

配偶者、親、子、兄弟、

祖父母、義祖父母、義兄弟

がそれに当たります。

 

しかし、これはあくまでも一般的な考え方なので、

同居しているかどうかや、

配偶者側の兄弟や祖父母はどうするかなど

各家庭や地域によっても考え方が異なるようなので、

事前に家族で相談しておくといいと思います。

 

 

さて、そんな喪中はがきですが、

いつ出せばいいのでしょう。

先でも書きましたが、

「年賀状を遠慮する旨を伝えるはがき」ですので

年賀状受付開始前相手に届けることが

マナーとされています。

 

ですので、10月中旬頃~11月下旬頃

出すといいですね。

ただ、不幸は突然訪れるものですので、

間に合わない場合もあります。

12月に入ってから不幸があった場合は、

1月7日を過ぎてから

寒中見舞いとして

喪中はがきを出すことも可能です。

出し忘れていた方へのお知らせも、

この方法でOKですよ。

 

 

もう一つ気になるのが、

出す範囲ですよね。

私の場合、年賀状でのお付き合いのある方には

喪中はがきを出すようにしています。

悩むのが仕事関係ですが、

基本的にプライベートでのお付き合いがない場合は

喪中はがきは出しません。

ただ、葬儀に参列してくださった場合は

出しておいてもいいと思います。

 

ここでひとつ注意が必要なのが、

喪主を務めた場合です。

この場合は、

故人が年賀状のやり取りをしていた相手と、

葬儀に参列してくださった方すべて

出すようにしましょう。

 

喪中はがきの書き方のコツやマナーとは?

喪中はがきでは、

まず喪中のため新年のあいさつは遠慮する旨

を伝えます。

次にいつ亡くなったのかを伝え、

日頃のお付き合いの感謝の言葉を添えます。

最後に差し出し日を入れ、

差出人の住所と名前を書くのが基本的な構成です。

 

特に難しいことはありませんが、

お祝いを意味する言葉はさけるようにします。

例えば、「年賀」という言葉は使わず

「年始」や「新年」という言葉に

置き換えましょう。

そして、ご存知の方も多いと思いますが、

」や「」は使いません。

 

いつ亡くなったかという部分と

差し出し日の日付けは、〇年〇月まででOKです。

ただし、故人がいくつで亡くなったかは

入れるようにしましょう。

 

喪中はがきは専用のはがきもあるので、それを使うのも手です。

自分で作ったものに切手を貼る場合は慶弔用のものを使うといいですね。

喪中はがきの例文を紹介!

喪中はがきを作ろうと思った時、

最近ではたくさんテンプレートが

出回っているので、

迷うこともないと思いますが、

いくつか例文をご紹介しておきますね。

 

(例文1)

喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます

本年〇月に(続柄)○○(享年〇才)が永眠いたしました

ここに本年度中に賜りましたご厚情を深謝いたすと共に

明年も相変わらぬご厚誼のほどをお願い申し上げます

平成○○年〇月

 

〒○○○-○○○○

住所

名前

 

 

(例文2)

寒中見舞い申し上げます

このたびは年始状を頂戴いたしまして有難うございました

昨年●●月に●●(続柄・故人名)が他界いたしました

私共服喪中でございますため年頭のご挨拶を失礼いたしました

今後とも変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます

平成●●年一月

 

〒○○○-○○○○

住所

名前

 

 

挨拶部分の言い回しは色々あるので

変更可能です。

一番しっくりする文章を

ピックアップしてみて下さい。

 

まとめ

白い菊の花 キク 仏花 仏壇 お墓参り 純白 コントラスト 高貴 高潔 高尚 真実 綺麗 キレイ 美しい 日本の花 お盆休み 妖艶 着物が似合う 死 葬式 告別式 四十九日 お供え 初七日 命日 弔う 弔い 悲しみ 慈しむ 儚い命 喪中ハガキ 喪中はがき

それほど頻繁に書くことはないでしょうが、

少なくとも一度は経験することでしょうから

少しでも参考にして頂ければと思います。

 


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