布団が干せない時の対処法って?最も効果的なのは実はあれだった!?

暮らし

「あなたは気持ちのいい布団で寝ていますか?」

忙しい、家にほとんどいない、布団を干す場所がない…

今は景観の点からマンションで布団を干すのを禁止しているところもあります。布団をフカフカの状態にすると睡眠の質もよくなるのでお手入れはかかせませんよね。
今回は布団が干せない時に効果的な対処法をお伝えします!

マンションで布団が干せない場合の対処法は?

マンションで布団が干せない場合の対処法は布団乾燥機を使用することが最も効果的です。
実は天日干しよりも布団乾燥機の方が効果があるのです!

天日干しをしても布団の中まで温度が上がらないので除湿やダニなどの除菌が表面的にしかできず、
布団の表面にいるダニは内側に逃げてしまい完全に死滅させることはできません。

さらに天日干しする際、布団をバシバシ叩いていると布団の表面にいるダニの死骸やフンが中に入り込んでしまい逆効果になっているのです!

布団乾燥機のメリット

  • 布団の湿気対策、カビ対策ができる。
  •  人は寝ている間にコップ1杯程度の汗をかきますので布団を干さずに
     敷いたままにしておくと、布団に湿気がたまりカビが生えてしまうことがあります。

     カビは人間の体温くらいの温度が1番繁殖しやすく絶好の温床になっているので、
     布団乾燥機で湿気を取ることでカビの発生を抑えてくれます。

  • ダニ対策ができる。
  •  布団の中には何千万のダニが生息しています。ダニもカビと同様に高温多湿を好み繁殖しますので、
     対策を怠るとアレルギーや喘息になりかねません。
     ダニは50℃以上の高熱を20〜30分あてると死滅しますので布団乾燥機を使用することで繁殖を抑えてくれます。

  • 季節や天候に関係なく使用できる。
  •  梅雨や花粉の時期や、黄砂やPM2.5などの環境に左右されることがないので使いたい
     タイミングで使用できます。
     また冬の寝る前に布団乾燥機を使うとあたたかい布団で快適に寝ることもできます。

  • 衣類や靴の乾燥機としても併用できる。
  •  布団乾燥機には衣類や靴の乾燥機能がついているものがあります。
     梅雨や雨の時に使用しても部屋干し特有の臭いなどを気にせず乾燥させることができます。

  • 布団を干す場所を確保しなくてよい。
  •  その場で使用できるので布団を干す場所や、日中に家にいない方でも使用できます。
     重たい布団の上げ下げをする必要もないので体力がない人でも安心して使用できます。
     などたくさんありますよ。
     

そして布団乾燥機を使用した後は必ず布団クリーナーや掃除機をかけてください。布団の中のダニの死骸やフンなどのダニアレルゲンと呼ばれるハウスダストアレルギーの原因物質を残したままの状態なのできちんと吸い取ってください。

布団乾燥機を持っていないし、購入するつもりもない…という方は

  • コインランドリーで洗濯機や乾燥機を使用する。
  •  コインランドリーが自宅に近くにある方や、車を持っていて容易に布団の
     持ち運びができる方にはいいと思います。
     洗濯すると汚れや臭いも取れますし、乾燥機をかけると布団がふっくらします。

  • 室内用の物干しやすのこを利用する。
  •  室内用の物干しで干したり、すのこを引いて布団を空気に触れさせるだけでも湿気を取ることができます。
     梅雨時期など湿度が高い場合には、除湿シートや除湿マットを敷き布団の下に敷くとより除湿対策になります。

布団が干せない場合にファブリーズは有効的?

ファブリーズを使用すると消臭効果と除菌効果の2つの効果が期待できますが、
殺菌効果はありませんのでダニなどの対策には不向きといえます。

ファブリースの使用方法には「表面が全体的に湿り気をおびる程度にスプレーしてください」と記載されています。結構な量を吹きかけなければいけないのでその後にしっかり乾燥させないといけません。

またファブリーズは洗剤ではありませんので汚れを落としたりはできません。
シーツもなかなか洗えないという方が消臭と除菌を目的として一時的に使用するのであればいいと思います。布団乾燥機と併用する方が効果的でしょう。

布団が干せない場合にドライヤーを使う効果は?

布団が干せない場合にドライヤーを使っても布団乾燥機と同様に湿気対策やダニ対策をすることができます。

ドライヤーの温度は100℃前後になりますので20〜30分温風を吹きかけるとダニを死滅させることができますが、
同じ箇所にドライヤーの風を当てていると火事になる恐れもありますので使用には十分注意してください。

まとめ

布団が干せないという方には布団乾燥機を使用することが最も効果的です。
布団乾燥機は値段も手頃で、布団乾燥以外の機能がついているものもありますので1台あると重宝すると思います。

そして布団乾燥機を使用した後は必ず布団クリーナーでダニの死骸やフンをきれいに吸い取ってください。
布団を手入れが楽な素材のものに買い替えるというのも1つの手です。

羽毛布団や羊毛布団は他の繊維のものと比べると高価ですが、手入れが楽になりますので洗濯や布団乾燥機を使用する回数も少なくて済みます。
今はクリーニングの宅配サービスもありますのでご自分にあった方法で布団の手入れをして、快適な睡眠を確保してくださいね。


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