疲れて帰ってきたのに、家の前には見たくない虫がたくさんいる。
数が多い少ないに関係なく、虫って見るだけで不快になります。
大きい虫はこっちに飛んできたら怖いし、小さい虫は数が多くて気味悪く鬱陶しいです。
そんな虫に対する一番の対策は、何といっても近づけないことです。
スプレーをまいて対策しても目立った効果が見られない場合は
それに加えて他のものと併用するのが良いです。
玄関の網戸に吹き付ける方法や
窓の拭き掃除をする時に水ではなくスプレーを使うなどが対策としてあげられます。
あまりやりすぎると殺虫剤の臭いが鼻につき、近所迷惑になってしまうので
そこには注意しなければいけません。
玄関に集まる飛んでいる虫の対策方法は?
そのまま放っておくと、虫はすぐに家の中へと入ってきます。
蚊は耳元で鳴る羽音が鬱陶しいですし、少し大きい蛾が入ってきたら
追い出すのに一苦労です。
ですから対策としては、なるべく家に近寄らせないものと
近寄られても家の中へ侵入できなくするものが考えられます。
特に近寄らせない対策は、虫を見なくても済むようになるので
精神衛生的にも優しいです。
例えば次のような方法があります。
○網戸をしっかりと締める
通気性を良くするため、玄関のドアを開けるのはとても効果的です。
ですがただ開けただけですと虫が入り放題ですので、網戸はしっかりと締めましょう。
玄関にまで網戸がついている家は少ないと思いますが
ホームセンターの通販なんかで簡単に購入することができます。
取り付ける時に注意する点としては
住んでいる家が玄関に網戸を取り付けても良いのか確認しておく必要があることです。
賃貸やマンションなどでは玄関の扉が防火扉の役割を持っていることもあるので
住んでいる家の事情を確認しておきましょう。
取り付けた後はまだ新しいので何もしなくても良いですが
こまめに掃除をして、網目に大きな穴が開いていないかチェックする必要が
出てきます。
せっかく網戸を買っても、穴が開いていたら意味がありませんからね。
○紫外線に集まるので玄関の明かりをLEDに変えてみる
街灯に虫が群がっているのを見たことがありますよね。
あれは街灯の光に集まっているのではなく、出ている紫外線に集まっているのです。
あなたが玄関先に明かりをつけているのなら、そのライトを
紫外線の出ないLEDに変えてみるのも有効な方法です。
信号機がLEDに変わったように、以前よりも明るくはっきり照らしてくれる効果も期待できます。
照明には工事が必要なのではと不安に思うのなら
電池やソーラーで動くものが売られているので、そういったタイプを
探して購入するのが良いでしょう。
○ハーブを置いておく
玄関に植物を置いておくと見栄えがよくなり殺風景だった玄関に彩りをもたせることができます。
さらに虫除け効果のあるハーブなら、虫が寄ってきにくくなるので
家に虫が入らないよう気にしながら扉を開けるといった
面倒くささが軽減されるでしょう。
効果があるハーブとしては
・ハッカ
・ラベンダー
・ペパーミント
などが挙げられ、ちょっとガーデニングをするような気軽な
気持ちで対策できるのが良いところです。
玄関の飛ぶ虫が寄ってくる原因はこれだ!
雨の日や夏に打ち水をした後など、玄関先に水があると虫がよってきます。
他にもあなたの玄関が側溝に近かったりすると
その水が原因となって虫が常にいる可能性があるでしょう。
水が無くては生きていけないのは虫も同じで、特に水中に卵を産み付けるものがいるためです。
対策としてせっかくハーブを植えていても、植木鉢の受け皿に溜まった
水が原因となってしまうため、水はこまめに捨てましょう。
またハエについては、明日の朝出すから取り敢えず外に出しておこうと
玄関先に置いたゴミ袋が格好の餌なので、それに群がったりもします。
特に小さいコバエは少しのゴミから大量発生することができるので
大量のコバエが玄関にずっといるなんて状況になりかねません。
殺虫できたと安心してそのまま放置しておくと、その死骸に群がって
新しい虫がやってくる……なんてことになりかねません。
他に考えられる理由としては、住んでいるアパートの近くに飲食店がある可能性でしょう。
飲食店から出る大量の生ゴミや油、それに立地によっては入ってくる臭いに
つられて、その近所に虫が発生してしまいます。
建物的なことを言及するのなら、アパートの材質も関係してくるかもしれません。
築何年も経っていて木造だったりすると、虫が好む木ということもあり
迷惑にもわざわざ飛んできてくれるというわけです。
まとめ
やはり1つの対策だけでなく、二重三重と対策をするのが有効でしょう。
また使っていたスプレーも、なるべく効果が長持ちするタイプのものを
選んで使ったほうが良いです。
植物の力を借りるのも、自然の摂理にかなっていて
世話をする負担以外に害が無さそうで薬品に頼り切るよりは人体に優しい印象を受けます。
完全に防ぎ切るというのはおそらく不可能に近いので、ある程度は
許す心の広さを持つ必要があるのかもしれません。