結婚式の招待状への欠席の返信をしたい人
結婚式の招待状が届いたけれど、どう返信したらいいのだろう・・・?
経験のある方も初めての方も、
何となく「この返信でいいのかな?」と迷ってしまうことはありませんか?
初めての招待状だとなおさら、返信のマナーなど不安になってしまいますね。
結婚式はおめでたい二人の門出。お祝いの気持ちはあっても、
出席できないやむを得ない理由があるなど、
欠席の返信をしなければならない場合もあるでしょう。
出席の場合はさほど悩みませんが、
欠席となると気をつかってなかなか返信できないという人も・・・
お祝いの気持ちを込めて、失礼のないように欠席を伝えるには、どうすればよいのでしょうか?
返信する際のポイントを、わかりやすくお伝えします!
結婚式の招待状の返信のマナーとは?
A.欠席の場合、出来るだけ早く電話もしくはLine(またはメール)で連絡しましょう。
B.招待状が届いてから1週間を目安に、返信はがきで欠席を伝えましょう。
C.欠席の理由を添えましょう。※Cの欠席理由の書き方については③の項目でご紹介します!
それでは、A~Cを詳しく説明していきますね。
A.欠席の場合、出来るだけ早く電話もしくはLine(またはメール)で連絡しましょう。
招待状が届いたときに、どうしても出席出来ない予定などがある場合は、
新郎新婦へ出来るだけ早く連絡しましょう。
電話・Line(メール)での連絡が一般的です。
特にやむを得ない仕事や、日にちが変更できない予定の入っている場合は(入学式など)、
少しでも早い連絡を入れましょう。
電話の方が丁寧ですが、いつもLineで連絡している相手なら、
Lineでの連絡でもかまいません。
また、電話をしにくい相手もいるかもしれません。
新郎新婦はあなたのことを思い浮かべ招待してくれたのは間違いないので、
近況報告もかねて電話をするのも、新鮮な気持ちになるかもしれません。
きっと声を聴くことで、お互いに安心するでしょう。
電話でお祝いの気持ちを伝えられて、嫌な気持ちのする人はいないはず!
でも、「やっぱり断りにくいしなあ・・・」そんな場合もありますね。
ついつい先延ばしにしたくなります。
でも日にちが過ぎるほど、ますます断りにくくなってしまいます。
「なるべく早く」がポイントです。
電話では、まずお祝いの気持ちを伝えましょう。
欠席が決定している場合でも、「欠席するかもしれないが、
調整できるか頑張ってみる」と伝えたほうがいい場合もあります。
その後に少し日にちをおいて、欠席の返信はがきを出しましょう。
ワンクッション置くつもりで、電話をしてみてはいかがでしょうか?
Lineでのやりとりを選ぶなら、心を込めて返信しましょう。
文面は、返信はがきに書く内容をベースに、近況なども簡単に伝える内容だと書きやすいですよ!
「結婚式の日は、出張が入るかもしれない」
「仕事が入ってしまうかも・・・」
そんな事情で先延ばしにする方もいるかもしれません。
そんなときは、現在の状況を正直に伝えて、
返事を保留にしてもらっても大丈夫。
最終的な出席・欠席は、わかった時点で速やかに伝えましょう。
B.招待状が届いてから1週間を目安に、返信はがきで欠席を伝えましょう。
欠席の場合、届いてすぐの返信はマナー違反です!
てきぱきと用事をこなしてしまいがちな方は、要注意!
予定がわかっていても、1週間前後は待ちましょう。
すぐに欠席のはがきが届いてしまうと、新郎新婦もがっかりしてしまいます。
「出席したくないから」と思われてしまうことも・・・
マナーとしても失礼にあたってしまいます。
C.欠席の理由を添えましょう。
招待状の返信はがきには、余白があると思います。
この余白に欠席理由を書くようにしましょう。
さて、欠席理由ですが書き方は2通りあります。
a、はっきりと理由を書いてもよい場合
b、ぼかして理由を書いたほうがいい場合
aは、仕事・出張・行事(入学式など)でやむを得ない場合です。
×「仕事が忙しいので出席できない」
○「仕事で都合がつかず出席できない」
⇒忙しい という言葉はNGです!
都合がつかない と言い換えましょう。
bは、病気やケガ、身内に不幸があった場合、違う結婚式の予定が入っているなどで
出席出来ない場合です。
「当日は都合がつかず出席できない」
「先約があり出席できない」と伝えましょう。
結婚式の招待状の返信はがきの書き方の基本!(表面と裏面)
返信はがきの書き方について、具体的に見ていきましょう。
はがきに記入する際は、万年筆や毛筆で書けるという方は、
こちらが正式なマナーですので是非使ってくださいね。
一般的には黒のボールペンで記入します。
薄墨(色の薄いもの、グレーのもの)は弔辞用ですので、
絶対に使わないようにしましょう。
また、ブルーのペンも避けましょう。
<はがき表面の記入例>
お相手の宛名についている「行」を二重線で消して、「様」に書き換えましょう。
<はがき裏面の記入例>
1)ご出席・御住所・御芳名
「ご」や「御」はあなたに対する敬語です。
返信の際は、敬語部分の「ご」や「御」を二重線で消しましょう。
2)「欠席」に○をしましょう。
または、出席を二重線で消しましょう。
「ご欠席」の敬語部分である「ご」や「御」を二重線で消すのも忘れずに!
3)メッセージを書きましょう。
欠席の場合に添えるメッセージは次の③に例文がありますので参考にしてくださいね。
欠席の場合はどのように書けばスマート?例文も紹介!
それでは、例文をいくつかご紹介します!
<はっきりと理由を伝えてもいい場合>
具体的に理由を書きましょう。
「忙しい」はNGワードです。使わないように気をつけて!
また、句読点(。や、)は切れる、終わるなどをイメージさせるので、
使わないほうがいいとも言われています。
1)ご結婚おめでとうございます
お招きいただきまして ありがとうございます
あいにくですが 長期出張が入っておりますため欠席させていただきます
2)このたびはご結婚おめでとうございます
せっかくお招きいただきましたが
あいにく子供の入学式が入っておりますので欠席いたします。
お二人の幸せを心よりお祈りいたしております
3)ご結婚おめでとうございます このたびはお招きいただき大変うれしく思っております。
あいにくですが 出産が近いため残念ながら欠席させていただきます。
素敵なお式になりますように。
<理由をぼかしたい場合>
1)このたびはご結婚おめでとうございます。
あいにく先約があるため 欠席させていただきます。
お二人の晴れ姿 拝見したかったです。
※こんな場合はどうすればいいの?
『夫婦で招待されたが、ご主人が出張で出席できない』
連名の招待で一人が欠席する場合は、出席に○をしましょう。
氏名のところには、出席する奥さんの名前を記入しましょう。
理由は、「主人は出張のため、(奥さんの名前)のみ出席させていただきます。
当日は楽しみにしております」が基本です。
などです。
何となくお分かりになりましたでしょうか?
大体の定型文をベースに、理由や新郎新婦へのメッセージを変えていただければと思います。
同級生など、とても親しい間柄の場合は、親しみを込めて、
もう少しくだけた文面のほうがいいかもしれません。
「(名前)ちゃん、結婚おめでとう!お幸せに!」
など、無理に敬語でなくても大丈夫。
ですが、先方のご両親などが見る場合もあるので、
最低限のマナーは守って喜びの気持ちを伝えてあげてくださいね!
まとめ
結婚式は新郎新婦の人生の大きな節目です。
そこに立ち会えるのは、本当に素晴らしいことですが、様々な事情で会えないことも・・・
気持ちが伝わるメッセージは、受け手にとって何よりも嬉しいこと。
大事なひとだからこそ、心からお祝いしてあげてくださいね。
ビジネスなら、マナーある返信を心がけましょう。
きっと、あなたの優しい気遣いが伝わるはずです!
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