縦型洗濯機の8キロと9キロってそんなに違いある?4人家族で使うなら?

暮らし

普段の生活に欠かせない大型家電のひとつである「洗濯機」。

我が家には、小さな子供がいるので、毎日フル稼働しています。

2年ほど前、「家族が増えたので、新しい洗濯機を買いにいこう」と

家電量販店で洗濯機を見ているときに、ある疑問が浮かびました。

それは、洗濯容量の違いです!

家電アドバイザーさんから

「4人家族であれば、8キロか9キロの縦型洗濯機が良いですよ」

と言われたものの、その1キロの差は何だろう?と思ったのです。

皆様も、洗濯機を購入するときに疑問に感じたことはございませんか?

そこで、今回は洗濯容量の1キロの違いと、洗濯機を買う際のポイントをお伝えしたいと思います!

縦型洗濯機の8キロと9キロってそんなに違いあるのか?

まず、縦型洗濯機の洗濯容量の1キロの差は、実際どのくらいなのでしょうか?

 

Tシャツ1枚が約150グラムなので、

単純計算すると、【洗濯物1キロ=Tシャツが6枚半ぐらい】になります。

バスタオル(1枚約300グラム)だと、約3枚です。

この差が、大きいか小さいか、感じ方は人それぞれだと思います。

 

ちなみに、乾燥機がついている場合は、乾燥容量は約0.5キロの差があります。

 

また、洗濯容量が大きい分、もちろん洗濯機自体も少し大きくなります。

メーカーごとに大きさの変化は異なりますが、横幅はさほど変化はなく、

9キロの縦型洗濯機の高さが、8キロより平均で約3センチほど高くなっているようです。

これは、9キロの洗濯槽が約3センチほど深いためです。

 

さらに、8キロと9キロには、メーカーによって、機能にも差があります。

8キロにはついていない機能が、9キロにはついていることがあるのです。

 

その機能はさまざまですが、我が家が購入した9キロ縦型洗濯機の場合は、

同じメーカーの8キロにはついていない、節水してくれるエコ機能がありました。

その機能は、1ヶ月の水道代が約5パーセント抑えられる、というものです。

 

洗濯機はそうそう買い換える家電ではないので、

「1ヶ月の水道代が少し安くなるなら、10年後には大きな差が出るぞ!」

と私は考え、9キロを選びました。

 

私の経験談ではございますが、

上記のように機能の差で洗濯機を選ぶ、というのも良いと思います。

 

それに、小さい洗濯機で何度も洗うより、大きい洗濯機でまとめて洗うほうが、

節水できますし、洗濯が1回で終わるので、家事の時短にもつながりますよね。

 洗濯機は大は小を兼ねるので9キロを選択した方がいい?

個人的な意見ですが、「洗濯機は大は小を兼ねる」と思います!

先ほどもお伝えしましたが、大きいほうが洗濯物をまとめて洗うことができ、

節水にも繋がります。

 

しかし!

ただ大きい洗濯機を買えばよい、という考えは危険です。

 

洗濯容量が多ければ、その分、洗濯機の大きさも変わります。

そのため、購入前にチェックしておかなければいけないことがあります。

 

まず、洗濯機を搬入する際のルートを確認しましょう。

購入したあとで、洗濯機が大きくて家の中まで搬入できなかった!と

いうことがないように、入念にチェックするべきポイントです。

 

搬入ルートでチェックしておくべき箇所は、

・エレベーターの乗り口の幅と高さ

・階段の幅

・玄関の扉の幅と高さ

・玄関から洗濯機を置く場所までの通路の幅

です。

 

次に、洗濯機を設置する場所です。

購入を検討している洗濯機が十分に置けるか、事前に計っておきましょう。

上部にフタを開けるスペースがあるか、も大切です。

8キロと9キロの縦型洗濯機の場合、

9キロのほうが、高さが約3センチほど高くなると前述しましたが、

フタを開閉するときの高さも高くなるので、要チェックです。

 

また、洗濯機に使用する蛇口の位置と形状を確認します。

蛇口の位置によって、ホースの長さを延長する必要があったり、

蛇口の形状に合わせた部品が、別途購入する可能性もあるので、

蛇口の写真を取って、家電量販店の店員さんに確認してもらうのがオススメです。

 

さらに、排水口の位置によっては、別売りの備品を買うこともありえますので、

こちらも忘れずに見ておきましょう。

 

これらを事前にチェックしたうえで、

家電量販店の店員さんやアドバイザーの方に伝えておくと、

ご自宅にあった洗濯機を教えてくれるので、購入までがスムーズに済みます。

搬入ルートに関しても、洗濯機が通れる幅や高さの上限を教えてくれます。

 

以上のことをクリアした洗濯機をピックアップしてから、

機能の違いなどを見比べて購入すると、安心ですね!

 

 

最後に、縦型洗濯機の洗濯容量で悩まれている方のために、

購入の参考になることをお伝えします。

 

1日の洗濯物は、1人あたり、約1,5キロほどの量だそうです。

例えば、4人家族であれば、1日に6キロほどの洗濯物が出るということです。

 

洗濯機で、全ての衣類に洗剤が行き渡らせて、綺麗に洗うためには、

洗濯容量の8割ほどが良いといわれています。

 

そのため、4人家族で毎日洗濯するのでしたら、

約6キロの衣類のほかにも洗濯物があると考えると、

8キロの洗濯機が適していますが、

 

「毎日洗濯ができないから、2日分まとめて洗いたい」

「子供がいるので、洗濯物が多い」

などであれば、断然9キロがオススメです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

8キロと9キロには、メーカーごとに高さや機能の差がありますので、

家電量販店の店員さんやアドバイザーの方に、その差を伺ってみてくださいね。

また、ご自宅に洗濯機を置く場所についても、

事前にチェックしておくと、たくさんある洗濯機から、候補が絞れると思います。

洗濯機は長くて10年は使い続けられる家電ですし、

決して安くはないお買い物ですので、

ぜひ、ご参考いただき、納得のいく洗濯機をお選びくださいね。