ニンニクのあふれる栄養素や効能、臭いの元について徹底解説!

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ニンニクって美味しいですよね。

ニンニクといえばスタミナ食ということで、夏場にはニンニクが欠かせないという人も多いでしょう。

そんなニンニクですが、スタミナ食ということ以外に栄養などは実際よくわからないですよね。

またニンニクといえばあの独特の臭いですが、あの臭いはどうして発生するのでしょうか?

ここでは、そんなニンニクについて解説をしていきたいと思います!

にんにくの栄養素や効能について解説!

ニンニクといえばスタミナ食ですが、実はニンニクがスタミナ食というのは世界でも共通の認識です。

世界中でニンニクは食べられており、古代エジプトですと、ピラミッド建設中に体力回復のためにニンニクが食べられていたそうです。

そんなニンニクですが、実際どのような栄養素が含まれているのでしょうか?

ここではニンニクの栄養について解説をしていきたいと思います。

ニンニクの栄養ですが、以下の栄養素が含まれています。

・アリニン

ニンニクにはたくさんのアリニンが含まれています。

このアリニンは食べることによって血流改善効果が期待できます。

血流が改善されることによって、動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立つほか、冷え性改善効果も期待できます。

・アリシン

アリシンはニンニクの抗菌作用の元となる成分です。

アリシンは免疫力を高める効果があるとされており、スタミナ増強、がん予防の効果が期待できます。

・食物繊維

ニンニクにはたくさんの食物繊維が含まれております。

食物繊維は腸の動きを活発にし、便通を改善させる効果があります。

ダイエット中の方は、便秘になりやすいですし、積極的に摂りたい栄養素ですね。

・カロテン

ニンニクといえば、ニンニクの芽も美味しいですよね。

このニンニクの芽にはカロテンが多く含まれており、カロテンにはアンチエイジング効果があります。

カロテンを積極的に摂ることで肌や髪の老化を防ぐほか、免疫力を高める効果があります。

このようにニンニクにはたくさんの栄養素があり、スタミナ食として今も昔も親しまれています。

ただ何事もやりすぎは良くないように、ニンニクの食べ過ぎは抗菌作用が強すぎてお腹を痛める可能性があります。

ニンニクを食べる場合には、大体1日あたり25gほどを目安にして食べすぎないようにしてくださいね。

ニンニクの栄養素や効能の元?ニンニクの臭いって?

ニンニクといえば、あの独特の匂いです。

あの匂いがダメでにんにくが苦手という人も多いでしょう。

そんなニンニクですが、匂いの元は何なのでしょうか?

結論から言えば、ニンニクの匂いの元は上記のアリシンです。

アリシンはスタミナ増強効果など、ニンニクのキモとなる栄養素です。

このアリシンですが、ニンニクをすりおろすことでアイリンという成分から変化をして、匂いが発生するようになります。

ニンニクの場合ですが、そのままの状態ですが、あまり匂いがしないです。

これはアリシンが変化をする前であるアイリンだと匂いがないからです。

なので、ニンニクの匂いをなくしながら楽しみたい場合は、ニンニクをそのままローストしたり、そのまま揚げることで食べることでおすすめをします。

逆にニンニクのスタミナを最大限に摂取をしたいという場合には、ニンニクをすりおろしてあの匂いと共に食べるのが良いということですね。

ニンニクはアリシンの匂いを発生させることで、天敵に襲われず子孫を残すとされています。

なのでニンニクが自らを守るためにはあの匂いはとても大切なものだったのですね。

もし匂いが気になる方はニンニクの食べ方を工夫して食べるようにして、ニンニクを美味しく味わうようにしてくださいね。

まとめ

ニンニクですが、スタミナ食というのは世界共通の認識です。

そしてニンニクにはたくさんの栄養素が含まれており、特にアリシンという栄養素が、ニンニクのスタミナ源となっています。

そしてこのアリシンはニンニクの匂いの元にもなっています。

アリシンはすりおろすことで発生をするので、ニンニクの匂いが気になる方は、ニンニクをすりおろさずに食べるようにしましょう。

ニンニクの食べ方を工夫して、ぜひ美味しく食べるようにしてくださいね!