ここではしその栄養素や大葉との違いについて解説をしていきたいと思います!
しその栄養素と効果を紹介!
しそですが、薄い葉の中にはたくさんの栄養素が含まれています。
ではそんなしその栄養素について解説をしていきます。
しそには以下のような栄養素が含まれています。
・βカロテン
βカロテンはニンジンやカボチャに多く含まれている栄養素です。
βカロテンにはがん予防効果の他にも免疫力向上効果が期待できます。
またその他には女性に嬉しいアンチエイジング効果もあります。
アンチエイジング効果とは老化防止のことであり、βカロテンには肌のたるみやしわの防止、髪艶の向上など様々な要素があります。
どれも女性には嬉しい効果であり、積極的に摂ってもらいたい栄養素です。
・ビタミンB
しそにはビタミンBも多く含まれています。
ビタミンBは疲労回復効果や、リラックス作用があり、疲れた体を癒してくれます。
豚肉にもたくさん含まれている栄養素であり、豚肉としそを合わせたら、疲労回復効果抜群はレシピの完成ですね!
・カリウム
カリウムは体内の浸透圧を調整して、水分調整をしてくれます。
排尿を促す効果もあるので、むくみ改善効果も期待できます。
またその他にも血圧を下げる効果があるので、血圧が気になる方は摂るようにしましょう。
・カルシウム
しそにはカルシウムも多く含まれています。
カルシウムは骨や歯などの体の骨格を作る大切な栄養素です。
子供の成長にも欠かせない栄養素ですので、子供にも食べさせたいですね。
このように栄養素が豊富に含まれているしそですが、しその香りの成分であるペリルアルデヒドには抗菌作用が含まれています。
このペリルアルデヒドの働きによって食中毒を防ぐ働きがあるので、刺身などにしそはよく添えられるのですね。
ぜひ手軽に栄養が摂れて美味しいしそをうまく活用するようにしてくださいね。
しそと大葉の違いってなに?栄養素や効果は?
しそとよく似た葉としては大葉がありますよね。
味もほとんど同じに感じる、しそと大葉ですが、この二つに違いはあるのでしょうか?
結論から言えば、しそと大葉は同じものになります。
しそというのはシソ科シソ属の植物全体を指します。
しその種類には赤紫蘇や青紫蘇がありますが、これも全てしそになりますね。
一方大葉ですが、これは青紫蘇の葉のみを指します。
ですのでしその広義の中に大葉が含まれているというわけですね。
しかし、どうして青紫蘇の葉だけが大葉と呼ばれるようになったのでしょうか?
それは青紫蘇の流通の関係が理由です。
青紫蘇ですが、流通をする際には芽と葉で分けて流通をします。
その際にどちらも青紫蘇だとわかりにくいことから、青紫蘇の葉を大葉と呼ぶようになりました。
そしてそのまま青紫蘇の葉っぱが多く流通するようになったため、青紫蘇の葉だけが大葉として売られるようになりました。
ちなみにですが、大葉と呼ばれるのが食用として流通をする青紫蘇の葉のみになります。
また青紫蘇の中でも両面ともが緑色の青紫蘇の葉だけと限定をされています。
このように流通の関係から青紫蘇の葉は大葉と呼ばれるようになり、それが定着をしていったのですね。
まとめ
しそですが、薬味として使えるだけでなくたくさんの栄養素が含まれています。
特にβカロテンにはアンチエイジング効果もあり女性には嬉しい効果がたくさんあります。
しそと大葉ですが、食用の流通の関係上、青紫蘇の葉だけを大葉と読んでいたのがそのまま定着をしました。
なのでしその広義の中に大葉が含まれているという感じですね。
ぜひ美味しくて健康にも良いしそを食卓に取り入れてくださいね!