図書館の本を紛失!どうすれば良いのかあたふたしているあなたへ

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図書館は、本好きにとってはたまらない場所です。けれど、借りてきたのはいいけれど、忙しくて完読せず、そのままにしてしまった、ということはよくあります。放置していた本を手に取ってみたら、シミや破れが出来ていた・・・、そんなことになってしまったら、どうしたらいいでしょうか。

図書館の本を破損してしまった場合の対応

 

図書館の本を破損?まあ、なんて乱暴な扱いをするの!と一部の本好きなら憤るところですが、

実際はよくある話なんですよ。

 

特に、子供向けの本はどうしても破損が多くなります。

 

もちろん、加減なしに使いまくる子どもに対応して、本にはページの紙を厚紙などで丈夫にして、水にも強い加工をしているので、汚れにくくなっています。

 

子供向けの本は、挿絵がふんだんに描かれているので大判になっている訳ではないんですよね。

けれど、図書館の本は、不特定多数の人が頻繁に出し入れするものですので、劣化もその分早いのです。

 

何かの拍子で、本の表紙とページの紙が取れてしまったり、裂けてしまうのも、仕方がないと言えば仕方がないのです。

 

ですから、本が破損してしまっても、慌てないで下さいね。

そして、破損した本は、何もしないで下さい。

 

よくやってしまうのは、破損した部分にセロテープで補強してしまうことです。

一見、きちんとした対処だと思われるでしょうが、これが一番ダメな対処法なんですよ。

 

ご自身の本で、セロテープで破損を直した人は分かると思うのですが、セロテープで直した部分には、茶色のシミが出来ています。

セロテープに使われている接着剤は、本の紙とは相性が悪く、使ってしまうとそこから劣化が早くなってしまうのですよ。

 

図書館では、破損した本は専用のテープで直しています。

セロテープで直されたところは、

本にダメージがいかないように慎重に剥がしてからの作業になります。

 

直されたところが、写真や絵の部分だったら、

下手をするとそれで修復不可能になることもありえます。

 

ですので、破損した本はそのまま図書館へ持っていって、どうしたらよいか指示を仰いで下さいね。

絶対に、知らん顔でそのまま返却するのはやめましょう。

 

図書館の本は弁償する必要があるのか!?

破損した本を弁償するかどうかは、図書館によります。

 

私の住んでいる市の図書館では、ホームページのQ&Aに説明がありましたので、引用します。

紛失が確実である場合は同じ資料を購入するなどの弁償をしていただいております。汚したり、破ったりした場合は、ご自身で補修などせず、そのままお持ちください。汚損や破損の程度によりますが、弁償していただく場合もございます。絶版などの理由で同じ本を購入できない場合は、類似本などで指定させていただきますので、まずはカウンターまでご相談ください。
(引用)

とあります。

 

一般の公共図書館では、差はあれど、おおよそこのような対応をされているかと思われます。

ちょっと破いてしまった程度でしたら弁償はないかもしれませんが、図書館の本は大切な税金で購入されたものです。

みんなの物を失くしたり、壊してしまったのですから、

弁償することは考えてもよいかもしれません。

 

なんにせよ、必ず図書館に連絡して、きちんと謝って指示を仰ぐことが大切ですね。

まとめ

図書館の本を借りたら、手持ちのブックカバーを付けています。

借りる本は、たいてい文庫本なのでできることなのですが。

カバーを付けることで目立ちやすくなって、紛失しづらくなりますし、汚れもつきにくくなります。

人目があるところでも気軽に本が読めるようになりますので、おすすめですよ。

ハンクラ好きな方は、お好きな素材で作ってみてはいかがでしょうか。