誕生カードは、多くの保育園で渡されている、お子さんへのお誕生日のカードです。
ここ最近は「誕生カード」だけでも色々な種類のカードがずらっと並びますよね。
昨今、保護者との関係も難しくなっている中、
このような凝ったカードまで贈る先生方の努力には頭が下がります。
逆に先生方にとっては、「あの先生はこんなに可愛いカードだったのに、
この先生のはそっけないよね。」なんて言われないように、
がんばらなきゃいけないものなのかもしれませんね。
プレッシャーも、かなりあるんではないかと思います。
ここではそんなカードの事からメッセージの例文まで紹介します。
保育園児も保護者も喜ぶ誕生カードってどんなもの?
誕生カードと言っても、必ずこうするべきという決まりはありません。
今までどのようなものが作られていたか、先輩の先生方をお手本にするのが一般的でしょう。
お手本を載せた本もありますし、ネットでもたくさんの作品が紹介されています。
「私はそんなにセンスはないけど・・」と悩んでいる方は、ぜひ参考にして下さい。
また、カードに書く内容も、誕生日にちなんだものを書きます。
こどもが保育園に通っている間は、身体的な成長が著しい時期でもあります。
その年の身長、体重は記入しましょう。
あとは、誕生日とメッセージを書いて出来上がりです。
また、毎月数名分を作ることになるかと思いますが、園の行事も重なって、
時期によっては作成作業が大変しんどくなることも考えられます。
園児各自の誕生日は前もって把握できますので、あらかじめどんなものを作るのか、
年度の初めごろに、ざっとでいいですから、決めておきましょう。
忙しくない時期のカードは手が込んでいて、忙しい時期のカードは簡単にしておいた、
では、園児もかわいそうですし、保護者の方にも、もやもやとした疑念が残るかもしれません。
園の方針で作業する以上、そこはプロなのですから、むらなく、
無理なくカードが作れるような体制を自分で作っておきましょう。
その上で、喜んでもらえそうなカードを作りましょうね。
ちょっと手抜きしたい方は、誕生日カードを買うのも一つの手ですよ。
園児に手作りより、クオリティーも高く園児によって差ができませんのでオススメです。
保育園児も保護者も喜ぶ、メッセージの例文を紹介。
保育園は、年齢層に大変幅があります。
生まれて数か月の赤ちゃんもいれば、小学校低学年の漢字まで、
すらすらと読んでしまう園児もいますよね。
もちろん、メッセージも年齢によって変わります。
2歳児までであれば、身体的な成長が中心になりますし、
3,4歳では社会性や自主性など、年齢によって成長するポイントが違います。
また、園児それぞれの個性もありますので、メッセージの内容は、
日ごろの園児の行動をよく見たうえで書く必要があります。
といっても、いちいち細かく書くと、まず園児が読めません。
園児が分かりやすく、簡単なひらがなで、かつ短文であることが大切です。
簡単ですが、例文を出しておきます。
対象は、一番多い年齢層である5,6歳を想定しています。
○○ちゃんへ
○○ちゃん、おたんじょうびおめでとう!
まいにち、せんせいにげんきなあいさつをしてくれてありがとう。
○○ちゃんをみて、ほかのみんなも、おおきなこえであいさつをしてくれるようになりました。
○○ちゃんのげんきは、みんなのげんきです。
ことしもからだにきをつけて、おおきなごあいさつをしてくださいね。
せんせいはまいにちたのしみにしています。
××くみ △△せんせいより
メッセージに書く内容は、できれば園内で起きたことを書きましょう。
保護者の方は、普段自分の子どもが、どういった生活を送っているのか分かりません。
お子さんの話でなんとなく想像できるものの、
他者の目線からみた自分の子どもの姿を知ることはあまりありませんよね。
自分の子どもが、家庭以外の社会で成長していることが分かれば、保護者の方もうれしいですし、励みにもなります。
まとめ
園児にとって、「自分だけの言葉」を大人からもらうことは、
自分は見守ってもらっているという安心感があります。
ちょっとのことでもいいですので、園児の良いところを書きましょうね。
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