花粉症の肌荒れにはアロマが一番!?アロマクリームの作り方は?

花粉症

毎年春先になると、メディアでもよく特集される「花粉症」。

これから暖かくなって、過ごしやすい時期になるのに、花粉症のおかげで気分は台無し、

という方も多いでしょう。

 

花粉症対策は、マスクをつける、帰ってきたら衣服のほこりを払う、といったことが挙げられます。

効果はありますが、これをしたからといって気分が上がるものでもないし、

面倒くさくてもやらないと大変だからする、という程度ですよね。

実は、アロマテラピーでも花粉症対策ができるのですよ。

これなら、楽しく対策ができそうですよね。

 

花粉症で肌荒れに効果的なアロマオイルは?NGなアロマオイルは?

アロマテラピーは、植物を精製し、抽出したエッセンシャルオイルを使って、

体の健康を促進させる方法をいいます。

ぱっと思いつくのは、キャンドルに火をともして、アロマポットを温めて、

エッセンシャルオイルの香りを楽しむことでないでしょうか?

 

これは「芳香浴(ほうこうよく)」という方法で、一番有名な方法です。

しかし、エッセンシャルオイルは香りをかぐだけではなく、お風呂に使ったり、

キャンドルを作ったり、クリームや化粧水、石鹸、マッサージ、スプレーにも使われているん

ですよ。

 

最近では、病院でもアロマテラピーを活用するところが出てきました。

花粉症対策に有効とされるエッセンシャルオイルは、

「ユーカリ」「ティーツリー」と言われています。

 

ユーカリは、よくコアラがもしゃもしゃと食べている葉っぱで有名ですよね。

ティーツリーは、お茶の木のことではなく、オーストラリアなどで自生している木のことです。

どちらも呼吸器に働きかけ、鼻のつまり、炎症を抑え、抗菌、殺菌作用があります。

また、虫刺され、肌の炎症などにも効果があります。

 

香りは、沈んだ気持ちを上げる効果があります。

呼吸器のトラブルに効果があって、お肌を守ってくれて、さらに気分を上げてくれる香りなんて、

花粉症対策にぴったりですよね。

 

花粉症対策には上記の2種類がお勧めですが、いつも同じ香りだと飽きるという場合は

、他のエッセンシャルオイルをブレンドして使う、という手がありますよ。

特におすすめなのが、真性ラベンダー(ラベンダー・アングスティフォリア)で、

抗菌、殺菌、お肌を守り、香りは精神を安定させる効果があります。

 

上記2つのエッセンシャルオイルは、香りがグリーンで薬品を感じさせるものですが、

ラベンダーはフラワー系の香りです。

逆にNGのエッセンシャルオイルですが、筆者が調べた範囲では、これといってありませんでした。

 

しかし注意することが一つあります。

それは、柑橘類のエッセンシャルオイル(オレンジ、レモンなど)は、太陽の光が当たると、

肌やけをおこす恐れがあるということです。

日中に使うのは避けて、夜など日光が当たらない時間で使ってくださいね。

 

 

自宅で簡単に出来る!花粉症で肌荒れに効くアロマクリームの作り方は?保存方法は?

まずは、ユーカリ、ティーツリーのエッセンシャルオイルを手に入れましょう。

 

エッセンシャルオイルは、さまざまなメーカーが出していますが、日本ではオイルについては

「雑貨類」という分類になっていますので、オイルの品質は重要視されていません。

ですので、同じ「ティーツリー」という名前で売り出していても、中身の成分は香料と油だけ、

というものも珍しくないんですよね。

 

今回は花粉症対策ですから、ちゃんと本物の植物から抽出したエッセンシャルオイルを

選びましょう。

 

エッセンシャルオイルは、次の二つのブランドがお勧めです。

 

・ニールズヤード レメディース(イギリス)

エッセンシャルオイルを作るにあたっては、オーガニック認定をされているものを使用し、

そうでないものも、無農薬、野生などを使っているので、安心して使うことができます。

 

・プラナロム(ベルギー)

ケモタイプ精油の代名詞と言われるブランド。ケモタイプ精油とは、

同じ植物でも育った気候や土地によって成分が変わってくる精油の事。

有害な成分が入っていないか、徹底した分析、検査を行っています。

 

ニールズヤードは日本語の公式ホームページがありますし、

プラナロムは代理店の「健草医学舎」がメインで販売されていて、ホームページもあります。

 

近くに取扱店のない方は、通販で取り寄せましょう。

通販で注意することは、絶対に値段につられないことです。

どちらのブランドも、海外から輸入されているものですが、

個人輸入で安く売られている場合がよくあります(オークションも含む)。

 

正規のルートでは、輸入する際に起きるエッセンシャルオイルへのダメージを考慮した

方法をとられています。

 

しかし、他の輸入方法では、そういった保証はされていないと思ってください。

 

輸入でダメージを受けたエッセンシャルオイルを安く手に入れて、効果はいまいち、

ではもったいない話です。

 

また、思いもかけない炎症や体への悪影響がある場合も考えられます。

 

そうならないためにも、ここはお金をけちらないでくださいね。

 

さて、エッセンシャルオイルが手に入ったら、ティッシュペーパーに一滴垂らして、

香りをかいでみましょう。

これは直接法と言って、香りをダイレクトに吸入する方法です。

 

香りが体に直接入ることによって、効果を得ることができます。

使ったティッシュは捨てずに、お部屋に置いておくと、香りが広がりますよ。

車をよく運転する人は、エッセンシャルオイルをコットンやティッシュに垂らしたものを

置いておくと、車に乗っている間に香りを吸入することができます。

 

また、マスクに垂らしても同じような効果が得られますので、ぜひ試してみてください。

 

時間のある方は、マグカップなどに熱湯をそそぎ、その中にエッセンシャルオイルを垂らして、

熱湯の蒸気と共に吸引してみてください。

蒸気で呼吸器をいたわりつつ吸引しますので、効果もより得ることができますよ。

 

マスクをつけて肌が荒れるようなった、という人は、エッセンシャルオイルを使ったクリームを

自作してみてはいかがでしょう。

アロマテラピーのホームページを見るとミツロウや専門の基材を使っているものがありますが、

今回は簡単に手に入りやすいものを使って作ってみましょう。

 

簡単なアロマの作り方

用意するのは、

・白色ワセリン 又は市販のヴァセリン

・清潔な容器

・清潔なスパチュラ お店でもらえるアイスのスプーンでもいいですよ

・エッセンシャルオイル

 

白色ワセリンは、日本薬局方を取り扱っているドラックストアによくあります。

ヴァセリンは、あのブルーの容器で売られている「ヴァセリン」のことです。

ヴァセリンは黄色ワセリンの事で、この黄色ワセリンを精製したものが白色ワセリンです。

お好みで選んでください。

 

作り方

・ワセリンを10グラムを、容器に入れる

・精油を2,3滴入れる(多く入れると逆に肌に悪影響があります)

・かき混ぜる

 

以上です。

 

クリームを作る場合、お勧めのエッセンシャルオイルはティーツリーです。

ティーツリーは真性ラベンダーと共に、エッセンシャルオイルをそのままお肌に付けても

大丈夫だからです。

 

まとめ

手作りのクリームは保存料をつかっていませんので、早めに使い切るようにしましょう。

クリームの伸びの悪さが気になる方は、ホホバオイルを少し入れるとやわらかくなりますよ。

上記に出てきたティーツリーと真性ラベンダーは「万能オイル」と言われています。

皮膚に触れても安全な上、他のエッセンシャルオイルとの相性がいいものが多く、

効能も幅広いためです。

 

ただ、いくら体に良いと言っても、それは今の医療の補助的なものでしかありません。

アロマテラピーでもなかなかお肌の調子がよくならない、という場合は病院に行ってくださいね。


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