花粉症といえば、鼻水・鼻づまり・目のかゆみが代表例としてあげられますよね。
花粉症の時期にもし鼻水が出ていたら、私ってもしかして花粉症になっちゃった!?
と思いませんか。
しかし、その症状にプラスで痰が絡んでいたら…その時あなたは花粉症だと思いますか?
鼻水に痰が出ていたら、これはきっと花粉症ではなくて風邪をひいたのかな。と思う方が多いかと。
が、しかし花粉症の症状は鼻水・鼻づまり・目のかゆみだけではなく、痰が絡む場合もあります。
花粉症の痰について詳しく見ていきましょう。
花粉症でも痰が出ることがある!痰が出る場合の対処法は?
花粉症でも痰が出ることはあります。痰が出ているからといって、これは風邪だなと早とちりして勘違いをしないように。
花粉症と風邪の見分け方は、鼻水の色が無色透明だったら花粉症の可能性が高いです。
そのほかにも、目が充血するほど赤くなったり、くしゃみが連続で出たり。
以外にも花粉症は微熱が続いたりするので、この症状があてはまったり
あと風邪なら1週間程度で症状が治まっていきますが、
花粉症は花粉が飛んでいる間はずっと症状が出ます。1週間以上症状が続くようであれば
花粉症を疑ってみてください。
なぜ花粉症によって、痰が出るのかというと、花粉の微粒子が気管支に入り込むことが
原因なのです。
他にも鼻水がのどまで流れ込んでいくということもあり得ます。
あとはのどの乾燥によって痰が出ること。
このように花粉症によって痰が出る症状にはどう対処すればよいのでしょうか?
- マスクをつける
これは痰が出ない場合でも同じですね。とにかく体内に花粉を祖侵入させないようにすることが大切なのです。
- うがいをする
うがいをすることによって、のどに入り込んでしまった花粉を洗い流す効果があります。
- 水を飲む
水をゆっくり飲んで、水分を補給することによって、痰の粘り気が強まってしまうのを防ぎます。
- お酒を控える
花粉症の時期にアルコールを摂取すると鼻づまりを悪化させてしまう可能性が。花粉症の時期だけ控えめにたしなむほうがよいかもしれませんね。
- 乾燥を防ぐ
咳や痰を止めるのに一番大切なことです。加湿器を使って室内の乾燥を防ぎましょう。
花粉症で痰が出る場合はどんな色?注意すべき色とは?
花粉症で出る痰の色は普通無色透明です。しかし自分の痰の色は無色透明じゃない…そこのあなた、もしかしたら他の病気の可能性があるかも?
- 痰の色が白色または黄色
風邪、肺炎、気管支炎、咽頭炎の可能性あり
白色か黄色の痰が出る場合は、肺や気管支にウイルスや細菌が感染している状態で
体内で白血球と細菌が戦っている証拠なのです。
- 朝に黄色い痰が出る
副鼻腔炎(蓄膿症)の可能性あり
この病気は朝に黄色い痰が出るケースが多いようです。花粉症の鼻水とは少し違ってドロドロしていています。鼻をかんでもすっきりしないことが多いです。
- 痰の色が濃い黄色または緑色
慢性気管支炎、気管支拡張症など
この病気は喫煙者に多く、濃い黄色の痰、もしくは緑色の痰が出たら要注意です。
早めに耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。
- 血の混じった痰が出る
の場合は鼻を強くかみすぎる場合に起こることが多いです。イコールこの血は鼻血ということになります。強くかむのではなく、優しく鼻をかむことが大切になります。
最後に!
痰が絡む原因は乾燥にあることが多いですので、出来るだけ加湿器・マスク・水を飲んでのどを乾燥から守ってあげるようにしてください。
花粉症の痰の色は基本的に無色透明ですので、それ以外の色が出た場合は早めに病院を受診することをオススメいたします。
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