梅雨入り宣言の意味を簡単解説!?基準はどのようにして決めている?

梅雨

6月になり、じめじめとした日が続くとそろそろ梅雨入りかと感じることでしょう。

洗濯物も乾き辛くなり、すぐに食べ物にカビができてしまうようになってきます。

あまり雨が降らない年でもテレビで梅雨入り宣言がされると

一応梅雨になったんだなと思います。

でもどうしてわざわざ梅雨入りを報道する必要があるんでしょうか。

梅雨入り宣言をしても雨が全然降らなかったり

逆に梅雨明け宣言がされた途端に雨の日が続いたりして

いったいどういう基準で決めているのか気になります。

そこで今回は、梅雨入り宣言はいったいどうやって決められているのか

そもそも梅雨入り宣言とは何かをお伝えします。

梅雨入り宣言の意味を子供にもわかるように簡単に教えます。

春はお花見があったり、卒業や入学のシーズンですよね。

夏は夏休みがあって、海やプールで泳いだり、花火を見たりして楽しいイベントが多いです。

 

秋には読書の秋や食欲の秋など秋を象徴することがよく言われるようになります。

 

冬はクリスマスから年末まで、ずっとイベントが続いていくような状態です

 

このように日本人は四季のイベントをとても大切にしていますよね。

 

梅雨に関しても同じ感覚で、雨と共にそんな季節になったんだと感じることができます。

 

連日雨が降り続いていても、梅雨入りが知らされていれば

「まぁ梅雨だし仕方ないか」という気分になって、いくらか気持ちも

落ち着けることができるでしょう。

 

また、先程の季節ごとのイベントに関する言葉を聞くとなんだか楽しくなりますよね。

それと同じように、梅雨入りしたと言われると心構えができるのです。

 

梅雨入りしたからいつも折りたたみ傘を持っておいた方がいいかも。

これから雨が多くなるから、いまのうちに庭の手入れを終わらせてしまおうか。

 

ナマモノは痛みやすいから、早めに食べてしまわないと。

などなど、前々からこれから多く降ってくるであろう雨に向けて対策がとれます。

梅雨入り宣言の基準はどのようにして決めている?

梅雨入りしたのかどうか決めるのは気象庁です。

 

大まかな定義としては

 

『春から夏に移行する中で、その前後の時期と比べて雨が多くなり

日照りが少なくなる状態になる季節現象』

 

と決められています。

 

一週間のうちに雨の日が多くなる週が続いたりすると

梅雨入りしたと考えられるようです。

 

ただ普通の雨ではなく、梅雨前線の影響があることが条件にもなっています。

 

梅雨前線は5月から7月にかけて日本列島を南から北上する前線で

長期間に渡って日本列島上で停滞しています。

前線と重なっている部分に雨が降るのですがその時にどう動くのかは

読み辛く、はっきりといつからいつまでなのか決めるのは難しいです。

 

そのため昔は情報の発信をする主流がテレビだった為

梅雨入りを「宣言」として行っていましたが、宣言と実際の天気が外れて

たくさんのクレームがきたことで数年「宣言」を取りやめていたことがあったそうです。

 

現在は「梅雨入りしたとみられます」など曖昧な表現にして後になって

「あの頃が梅雨入りだったのか」と思うような報道になっています。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

あくまで目安としてお知らせしているだけなので

「あぁ、そんな季節になったんだな」くらいの認識でいれば大丈夫です。

ただ近年の豪雨のようになることもあるので、お天気のチェックは

欠かさない方が懸命でしょう。

天気予報は絶対ではないので、梅雨入りしていると言われていても

晴れの日が続くこともありますし、雨が降らなさすぎて水不足が懸念されるということもあります。

湿気が多く過ごしにくい季節だとは思いますが

雨を楽しむくらい、心にゆとりを持って過ごしたいものですね。


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