秋から冬にかけて、
その神秘的な姿を魅せてくれるだるま夕日。
一度は、見てみたいものですよね。
瀬戸内海に浮かぶ島々が見える愛媛県で、
だるま夕日が綺麗に見えるスポットがあります!
瀬戸内の多島美と言われる島々があかね色に染まり、
海面からのもう一つの太陽が顔を出し、
ゆっくりと太陽が沈みゆく。
まさに神秘的です!地元民も行く!という
愛媛のだるま夕日のおすすめスポットと、
綺麗に撮れるコツなどご紹介します。
愛媛でだるま夕日が綺麗に撮れるスポットを公開!
愛媛でだるま夕日といえば、
伊予市の恋人の聖地「ふたみシーサイド公園」です。
そう、恋人の聖地として認定をされているんですよ。
まさに、デートスポットです!
ふたみのシーサイド公園でだるま夕日が見られる時期は、
11月から2月頃。
双海(ふたみ)のどこまでも続く地平線に沈むだるま夕日は、
神秘的な美を演出してくれます。
駐車場からでも見えますが、
おすすめは、道の駅の西側一番奥から
海に突き出した突堤です。
夕日がだるまに見えるのは、
たった2から3分!見逃さないように。
そしてふたみシーサイド公園はだるま夕日だけではなく、
どの季節でも夕日が綺麗に見れることでも有名です。
もし季節が合わなかったり、
その日の天候でだるま夕日が見られなかったとしても、
綺麗な夕日を堪能してくださいね。
ふたみシーサイド公園公式サイトは、こちら。
そしてもう一つは、松山市の北条の「夕日の二見」です。
北条の鹿島の西沖合いにある
玉理(ぎょくり)島と寒戸(かんど)島は、
伊予の二見と呼ばれる夕日の絶景スポット。
ただこの島に渡ることは、出来ません。
だるま夕日を見ようと思ったら、
松山市の鹿島渡船所から渡船で(大人往復210円)
3分ほどの鹿島に渡ります。
鹿島の海岸線からも綺麗に見えますが、
おすすめは鹿島にある展望台!
それか、鹿島を1周できる周遊船に
乗ってみてはいかがでしょうか。
この周遊船は、松山出身のタレント「友近」が
各スポットの案内をしてくれます。
料金は大人360円で時期によっては
予約が必要なので、必ず確認してくださいね。
最後に、今治市大西町の鴨池海岸を紹介します。
800mの白砂の海岸は、夏は海水浴場として賑わいます。
おすすめは、海岸を見下ろせる高台には展望台があるので、
そこからのだるま夕日は最高です。
駐車場(50台)もトイレもありますので、
ゆっくり過ごせますね。
だるま夕日をの撮影方法はどうすれば綺麗に撮れる
神秘的なだるま夕日。
こんな素敵な光景を写真に撮りたいですよね。
でも、なぜだか夕日を撮ったら見た目と全然違う!
ってことありませんか。
どうすれば綺麗にだるま夕日を撮影できる?
って悩みますよね。
だるま夕日にかかわらず、夕日や朝日を撮ろうと思ったら
カメラの設定を少し変えてあげましょう。
カメラなどの機能で、ホワイトバランス(WB)があるので、
それを「曇り」か「日陰」に設定します。
そして露出補正を使ってアンダー(マイナス側)へ調整し、
F値はF8くらいまで絞りましょう。
最後にコントラストを強めにすると、
明暗がはっきりつきますよ。
だるま夕日の場合、見れる時間がわずか2~3分なので
チャンスを逃さないようにしてくださいね。
愛媛でだるま夕日が綺麗に見える条件とは?
だるま夕日が綺麗に見える条件って、実はあるんです。
浮島現象と呼ばれる蜃気楼が出ていることが、
だるま夕日が現れる条件。
この蜃気楼は、実は寒い時期に瀬戸内海では
よく見ることができ、瀬戸内海の冬の風物詩とも
言われています。
ちょっと詳しく言うと、海水が温かく空気が冷たい時に、
その温度差で遠くから向かってくる光が
強く屈折することによって
起きる現象のことです。
そして、もう一つの条件が天気が良く
空気が澄みきっていることです。
晴れていても水平線に雲があれば見えないし、
反対に水平線に雲がなければ見ることができます。
海面からのもう1つの太陽が顔を出し、
2つの夕日が水平線上で溶けていくように見えるだるま夕日。
自然が生んだ神秘的な光景は、ロマンチックそのものです。
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