これからの寒い季節、空気の乾燥が気になりますが、
それにともない肌の乾燥も気になってきますね。
黒いタイツをはくことも多くなって、脱いだ時に白い粉が
ついていることってありませんか?
そこで、かゆみや白い粉が出てしまう原因や対策、
予防について紹介したいと思います。
白い粉の正体は角質!?
黒いタイツを脱いだ時についてしまっている白い粉。
それは、乾燥によって落ちた皮膚の角質です。
角質は、皮膚の一番上の部分のことで、
外部からの刺激から肌を守っている部分です。
それが、乾燥によってはがれ落ちているということは、
外部からの刺激がダイレクトに
皮膚にかかってきます。
そのため、肌がひび割れをおこしたり、
外部からの刺激が、かゆみとして表れてきます。
このままほうっておくと、ちょっとやそっとじゃ
改善されません。
かゆみを我慢するのは、なかなか難しいですね。
寝ている間に知らず知らずにかきむしって、
朝起きるとすねから血が出ているといったこともあり、
肌を痛めてしまいます。
そこまでひどくなると、ちょっとやそっとじゃ治りません。
なので、白い粉が出るようになってきたら、
早めの対策が必要です。
白い粉が出るとひび割れに繋がるの!?
白い粉が、はがれ落ちた角質で、この角質がはがれた状態は、
外部からの刺激をまともに皮膚が受けてしまいます。
どうして角質がはがれてしまうのでしょう?
それは、セラミドという成分が不足しているからです。
肌の角質層は、角質細胞が何層にも積み重ねってできていて、
その隙間をセラミドという細胞間皮質が
細胞をつなぎとめるのです。
そのために、白い粉が出るほど角質がはがれ落ちるということは、
細胞をつなぎとめるセラミドが不足し、
肌表面がガタガタな状態になっているのです。
そのガタガタな部分から、肌内部の水分が蒸発してしまい
乾燥が進んでしまうのです。
白い粉が出てきた状態のままにしておくと、
肌の水分が常に蒸発していることにより
乾燥が進み、肌がひび割れてしまうのです。
日常生活で気を付けたい予防方法は!?
すねに白い粉が出るようになってきたら、肌の乾燥の初期段階。
これ以上乾燥が進んで、ひび割れ、かゆみの悪化によって
出血するようになってしまっては大変です。
そうなる前に予防したいものですね。
そこで、日常生活で肌の乾燥を予防する方法を
紹介したいと思います。
・肌を洗いすぎない
足のすねは、皮脂分泌が少ない部分です。
なので、お風呂でごしごし洗ってしまうと、
少ない皮脂をも洗い流して、乾燥が進んでしまいます。
できるだけ肌を刺激しないように弱酸性の石けんや
乾燥肌用のボディーソープを
よく泡立ててやさしく洗いましょう。
・熱いお風呂や長時間の入浴はさける
熱いお風呂は、肌への刺激も強いですし、
長時間の入浴は、肌の角質層を
ふやかしてしまいます。
そのため保湿に必要な成分までも流れ出てしまい、
乾燥してしまいます。
お湯の温度は、38℃~39℃ぐらいの設定で、
入浴時間も20分ぐらいにしましょう。
・お風呂上がりの保湿
お風呂から上がったら、水分はタオルで押さえるように
ふき取り、早めにクリームなどの保湿剤を塗りましょう。
・温度、湿度設定
手足が冷える方は、エアコンの設定温度や
電気毛布などの温度をついつい上げて
しまいますが、温度が高いと刺激となり、
かゆみが出たりします。
なので、エアコンは、適切な温度設定にし、
直接風が当たらないよう心がけてください。
加湿器を利用し、部屋全体が乾燥しないよう
適度な湿度が保てるようにすることも大切です。
・水分補給
寒い冬など汗をあまりかかない季節になると、
のども渇かないため
水分を摂ることを忘れがちです。
体が水分不足になると、乾燥の原因にもなるので、
のどが渇いていなくても、
意識して水分を摂るよう心がけてください。
まとめ
すねが乾燥して、白い粉がふきでてくるようになると、
乾燥が進み、ひび割れやかゆみが伴うこともあります。
かゆみがでるようになっては、
寝ている間にかきむしってしまう可能性もあり、
そうなると、保湿クリームを塗るぐらいでは
なかなか治りません。
そうなる前に、症状が軽い状態のうちに、
保湿クリームで予防しましょう。
寒くて冷える季節には、
長風呂でじっくり温めたい気持ちもわかりますが、
肌にとっては長風呂は乾燥を引き起こしてしまいますので、
注意してくださいね。
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