夏休みの家族旅行、今年は北海道で羽を伸ばそうと思った時に気になるのは
やはり天気のことですよね。
しかも自分が雨男、雨女だったなら、旅行当日が雨だと「やっぱりな」という
気分と共に憂鬱になってしまうものです。
夏休みという時期もあり、住んでいる場所では台風が来るか過ぎ去った頃でしょう。
ということは、北にある北海道ではちょうど旅行に行く時分に直撃するのでは?
そんな不安がでてきますよね。
一昔前までは、北海道までは台風が来ないと言われていました。
しかし近年では、上陸することがよくある傾向がみられます。
北海道の台風が少ない理由とは?天気図や実例をもとに詳しく解説してみました!
台風の主な進路としては、南から発生して徐々に北上しつつ、東西にズレていく
というのが一般的です。
そのため北海道に到達する前に日本列島を離れてしまうので
北海道に台風は来ないと言われていました。
またもう1つのパターンとして、到達する頃には熱帯低気圧に変化してしまう
というものがあります。
北海道へ差し掛かるとしても、台風と呼べるほど大きな勢力には
なっていなかったため、台風としての扱いを受けなかったというわけです。
北海道に関しては梅雨にも同じことが言え、気象庁の定義から外れているために
実際の被害規模が同じでもカウントされないといったことがあります。
気象庁もそこは改める傾向にあるのか、台風に関しては同じような規模であれば
引き続き台風情報として発表することにしつつあるようです。
実際に気象庁のデータをみてみると
2001年から2015年にかけては年に2回と少ないことがわかります。
これはそれ以前からも変わらず、温暖化の影響が叫ばれる中でもあまり
変化がありませんでした。
しかし2016年と2017年には大きな被害を生んだこともあり
最近は普通に台風はやってくるという見方が一般的になりつつあります。
北海道に台風がやってくる時期ですが
だいたい7月の終わりから10月の間が多いようです。
多くの学校では夏休みの終わりは8月なので、時期としては
ちょうど差し掛かる頃合いでしょう。
現代はスマホで簡単に全国の天気の動向をみることができますから
テレビの天気予報だけでなく、インターネットからも
北海道の天気について情報を集めておくのが良さそうです。
万が一のことを考えて、台風対策の荷物を持って旅行に行くのも
それはそれで準備が大変だと思いますから、もし当たってしまった時は
どこでどんなことをして過ごすのかを計画しておくくらいがちょうど良いかもしれません。
「北海道に台風は来ない」は嘘。熱帯低気圧に変わって上陸するか、台風のままの勢力で上陸することがざらにある。
年に1、2回程度来る例年通りの台風では、強風に加えて雨も降ることが多いようです。
ただ本州よりは風力は弱く、北海道の人はもっと過酷な雪を体験するので
あまり苦にならないんだとか。
ただそれは少し前までの話で、現在は2回くらいはやってくる傾向にあるようです。
しかも威力も強くなり、本州並の強さをもったものもあるとのことです。
記憶に新しいのは2016年の台風でしょうか。
なんと3つも上陸し、甚大な被害を生み出しました。
2017年度も同様に、強烈な威力を本州からそのまま北海道へ運んだ為に
同じく大きな被害を生んでいます。
このようにここ2年ほどは台風の威力が衰えること無く北海道へ
やってくるので、時期が悪ければ本州に来ていた台風をもう一度体験することに
なってしまうかもしれません。
また、大半は熱帯低気圧に変わるのですが
実は熱帯低気圧に変わったから安心というわけではありません。
台風の威力を変えることなく、徐々に温帯低気圧に変化していくものが
みられるようになったからです。
名前が変わったからといって、つい安心してしまいがちですが
それにより油断した結果、実際に被害も出ています。
ですから天気予報を見て、北海道の台風が温帯低気圧に変わったから
旅行に行こうと思うのは考えた方が良いでしょう。
休みにある程度融通がきくのなら、1日か2日様子見をして
その後の動向を見てからでも遅くはありません。
せっかくの北海道だし、牧歌的な雰囲気を楽しもうと計画していたのなら
河川の氾濫、土砂崩れなどの影響が考えられるので、より慎重になるべきです。
まとめ
せっかくの旅行ですから、晴れた良い日に満喫したいものです。
旅行に行けるのは夏休みを逃すと大型連休や祝日の都合がついた日
くらいしかないので、逃したくないですよね。
ちなみに雨男、雨女だと思う原因としては
印象に残るできごとがあった日の天気がたまたま雨だったから
という説があるそうです。
旅行に出掛ける際には自分が行くと雨になるのは迷信だと思いこんで
楽しむ気持ちを全面に出して行きたいところです。