まだうちの子は小さいけど、キャンプを一緒に楽しみたい。
そう思った時、真っ先に気になるのはどうやって子供の安全を確保するかですよね。
特にまだ5歳にも満たない子だと、周辺の変化に敏感ですから気を使うことも多いです。
椅子から転げ落ちてしまったり、虫に刺されてしまったり
水に濡れたはいいものの着替えが無くて、帰ってから風邪を引いてしまったり
準備不足だったところがあると、すぐにそれが原因となって子供に影響が出てしまいます。
いくつか失敗談をみておくことで、気を付けるべきポイントを押さえていきたいと思います。
ファミリーキャンプに行く前に読んでおこう!先輩方の失敗談。
○行ったキャンプ場が大人基準で本格的すぎた!
あなたが普段キャンプ好きでよく行っていたとしても
子供にとっては初めての経験ですし、家族で行くキャンプは
別物と考えるべきでしょう。
自分には経験があるからある程度のことは何とかなるだろうとたかをくくるのは危険です。
子供が起こすアクションは自分にとっても予想外のことだらけで
対応しきれないです。
○大人用の道具を使わせていたら怪我をしてしまった!
子供用のキャンプ用品というのはもちろん売っているのですが
テーブルなら囲んで一緒に座るだろうし、川辺でのキャンプなら
その辺に腰掛けるから、わざわざ子供用を用意する必要なんてないだろうと考えがちです。
道具を揃えるとそれなりにいい額のお金が飛ぶので
節約という意味でも使い回したくなる気持ちもわかります。
しかし大人と子供は当然大きさが違うので、例えば椅子に1人で座らせた場合
動けるスペースがありすぎて転がり落ちてしまう危険があります。
もしバーベキューの焼台が目の前にあったなら悲惨なことになるのは明らかです。
安全を考えるのなら、きちんと子供用のキャンプ用品を揃えるべきです。
○食べ物が口に合わなくてグズった! すぐにお腹が空いてグズる!
大人としては、キャンプ中に食べるご飯は特別な感じがして楽しみの1つといえます。
しかし子供もそうとは限らない場合があります。
特に小さい子ですと何かしらこだわりを持っている子が多く
普段家で炊いているお米でさえ、栗ご飯や炊き込みご飯などの
変わりご飯を嫌って「白いごはんじゃないといや!」とグズる子もいるくらいですからね。
また小さい子は新陳代謝が早いので、遊んでいるとすぐにお腹が空いてしまうでしょう。
キャンプで調理して食べることしか考えていなかった結果
いつまでも子供がお腹を空かせて泣いてばかり……という事態になりかねません。
すぐに食べられるパンや子供の好きなものを持っていく必要があるでしょう。
○突然の悪天候への対策ができていなかった!
子供としては、せっかくキャンプに来たのに遊べなくては意味がありません。
だからといってアウトドアをいいことにおおらかな気持ちになって
「たまには雨を浴びてみるか!」と意気込んだはいいものの
その後濡れた体をケアする用品を持っていなければ話になりません。
また雨から避難する為にテント内に入っても、じっとしているだけではつまらないでしょう。
そんな時の為に、テント内で遊べるものをいくつか持っておくのも大切です。
ファミリーキャンプで初心者がやってしまいがちなことは?
○子供から目を離してしまう
そんなまさかと思うでしょうが、実は子供を見ていない時というのは案外多いものです。
テントの設営をしている時、常に子供をみていますか?
お酒が入って油断してしまいませんか?
家から離れて大人も勝手がわからない場所ですから
いつもより注意深く子供に目を向けてあげてください。
○道具の使い方がわからず無駄に時間を過ごしてしまう
張り切ってキャンプ場へ着いたはいいものの、テントの設営が難儀したり
気を付けるべきポイントを知っていなかった為に子供が怪我をしてしまうことが
考えられます。
そうなれば怪我の処理に手一杯になってしまう他
遊べる時間も少なくなってしまうので、子供にとってはつまらない思い出に
なってしまうでしょう。
あらかじめ道具の使い方を子供と一緒に練習しておいた方が
キャンプ当日に戸惑うこと無くできますし、子供もキャンプの日を
楽しみにすることでしょう。
○行った先のキャンブ場の環境が、思っていたより酷かった
酷いというのは設備がボロボロだったとかそういう意味ではありません。
例えば予想以上に虫がいたり、子供が遊ぶには怪我をしそうな場所が
多くあったりといったことです。
特に虫に関しては、夏場に行くならリサーチが欠かせないと同時に
対策は万全にしておく必要があるでしょう。
まとめ
初めてのキャンプなら、設備が充実している場所を選ぶ方がベストです。
また、いきなり山や川に行くのではなく、無難にキャンプ場へ行く方が
事故も起きにくいでしょう。
準備をしすぎて悪いということはありません。
こんなに大量に荷物を持っていくのはみっともないかも
なんて思うより、家族の安全を第一に考えましょう。
一番大切なことは家族皆が楽しむことです。
変な見栄をはらずに、使える設備があるならどんどん使って
楽しいキャンプにしてください。