旅行などで外出しない限り毎日使うのが、食器などの洗い物を洗う、台所の用品です。
洗剤などは、なくなれば買い足して使うだけですが、食器用スポンジは、いつ頃
買い替えたらいいのかタイミングがいまいちわからないという声が多いようです。
今回は、食器用スポンジを交換するタイミングや、寿命についてご紹介します。
食器用スポンジの正しい交換頻度は?なぜマメに交換しないといけないの?
あなたは日頃、どのような食器用スポンジをお使いですか?
スポンジと言っても、ダスキンなどメーカーから出ているものや、素材や
デザインも様々なものが発売されています。
品揃えのあるお店の種類も、ホームセンターや100円ショップ、スーパーなど、
身近な所に沢山ありますね。
その中から食器用スポンジを購入する際に考えておきたいポイントをいくつか
ご紹介します。
■素材選び■
ポリウレタン
一般的に、研磨剤入りの不織布と柔らかく泡立ちのいいポリウレタンや
ポリエステルなどのスポンジを組み合わせたものが多く販売されています。
なべ底などにこびりついた頑固な汚れも、ガラスのような繊細な素材も選ばず
洗える優れものです。
商品によって、同じポリウレタンでも硬さや吸水性に差があります。
網目が細かいものほど泡立ちがよい性質を持っています。
マイクロファイバー
汚れを吸着させる性質を持つマイクロファイバーは、台布巾や雑巾などにも用い
られている素材です。
布のように薄く、コップの淵やタッパーのくぼみなど、細かい部分の洗浄に
とても使いやすい形状をしています。
少量の洗剤で泡立ちもよく、洗剤のつけ置き除菌も少量でできるので、とても
経済的です。
かぎ針編みアクリルスポンジ
毛糸をかぎ針編みで手作りしたエコスポンジです。
アクリル製毛糸100%なので、適度な弾力と通水性がよく、細かい汚れもかき出すため
洗剤いらずのコスパ製品です。
ですが、油汚れなど頑固な汚れは落としきれないため、一般的なスポンジと併用すると
効果的です。
■価格■
使用感に好みはありますが、100円ショップのまとめ売りのスポンジでも洗浄効果は
十分です。ですが、素材の性質上長持ちはしないので、こまめに交換する手間が
でてきます。
価格が高めの商品は、ポリウレタンスポンジの部分が何層にも重なっていたり、材質
自体が丈夫で長持ちするものが多く、抗菌・除菌効果も付いていて衛生的です。
■衛生面■
台所用スポンジには、食器などについた汚れが原因で雑菌が繁殖しやすく、
濡れたままで放置しておくことは衛生的によくありません。
ですので、使っていない間は水を切り、
スポンジ自体にも「除菌・抗菌」効果の付いているか確認が大切です。
また、価格の安いスポンジを買い置きし、生の魚や肉の付いた器具を洗った後
などはすぐに捨てて、汚れによってこまめに替えるのもいい方法です。
スポンジを使用する場合は、劣化してくると泡立ちが悪くなるため、
洗剤の消費が多くなってきます。
また、スポンジの汚れが目立ってきたり、汚れが落ちづらくなったら交換時期です。
安いスポンジでも2週間程度は続けて使えるようですが、
汚れたらなるべくすぐに替えると衛生的です。
また、交換日を「〇月の●日」などと決めて、交換を忘れないように工夫するのもいいですね。
食器用スポンジに寿命ってある?簡単に見極める方法は?
食器用スポンジの素材であるウレタンは、空気中の物質により、
放っておいても劣化していきます。
ですので、未使用の買い置きスポンジも、封をして空気を遮り、
冷暗所に置いておくと長持ちします。
使用中のスポンジは、濡れたまま放置しておくと最悪の場合、
腹痛などを引き起こすこともあるようです。
また、食器に嫌な臭いが付いてしまうなど、健康被害も出やすくなるので注意しましょう。
スポンジを使用した時は、付着した食べ物のかすなどを取りのぞき、水気をしぼって
除菌洗剤をかけて泡立てておくと、次回清潔に使用できます。
スポンジを毎回天日干ししたり、塩素消毒すると衛生的にはいいのですが、
変色したり、劣化が早くなります。
ですので、変色や痛みが感じられた場合も新しいスポンジに交換しましょう。
まとめ
交換時期がわかりにくい食器用スポンジですが、毎日汚れものを洗い続けている
ことを考えても、ご自身や一緒に住むご家族の健康を守るためにも早めの交換が
よさそうです。
ですが、あまり神経質になり過ぎなくても大丈夫。
快適に家事ができるようなお好みのアイテムをチョイスして、
毎日の食器洗いを楽しくこなせることが一番です。