ご存じの方も多いとは思いますが、株式投資の魅力は値上がり益以外にも、優待や配当があります。今回は優待と配当に2点について書いていきたいと思います。まずは検索の仕方や選び方などの参考を書いていきます。
株式投資での優待のおすすめの調べ方
なので簡単に各企業の優待情報を簡単に調べる方法として、「TDnet 適時開示情報閲覧サービス」を使ってみましょう。購入したい銘柄が決まっているなら別ですが、興味がある企業の優待を1つ1つ調べる方法として、それぞれの企業のウェブサイトを確認するという方法がありますが、とても手間と時間が掛かると思います。そんな時は「適時開示情報」で優待と検索を掛ければ、日本取引所グループに所属する企業の最新情報が表示され、手軽に自分の希望に沿ったスクリーニングをすることが出来ます。
優待内容の変更や優待制度の導入に関してはしっかりチェックしておきましょう。ただし、検索できる情報は過去1か月までしかさかのぼることができないので、ご注意ください。ですが今後の優待権利付きを狙っているのであればさほど問題にはなりません。
適時開示情報閲覧サービスでは、当日から過去1か月までの情報しか閲覧はできないので、気になる銘柄で過去の優待所法を確認したい場合は、個別の企業のウェブサイトで直接確認してください。
欲しい株主優待から銘柄を選ぶ方法
優待の種類や数はものすごく多いので、その中でも特に、食品の優待が欲しい旅券の割引券が欲しいといった場合に使える方法として、auカブコム証券のアプリで「PICK UP1株主優待」が使えます。これは企業名からではなく、欲しい優待商品からキーワードで検索出来るようになっております。他にも人気ランキング形式で表示などもできるようになっております。同じように松井証券でも優待スクリーニングが出来ます。松井証券の方はより詳細条件検索設定ができますので、各人のニーズに合った検索が可能です。対面証券の店頭に行けば無料で優待一覧の本がもらえるので、そちらを利用するのも良いかと思います(あくまで個人的感想ですが、こちらの方がネットで検索するよりも良いかもしれません…)
優待利回りの高い銘柄を買う
優待品の中ではクオカード、旅券などの金券ショップで換金できるものがあります。こうして現金に換金できる優待品であれば、投資金額に対してどれくらいの利回りになるのか計算できるので、配当と同じように考えることができます。優待自体にそこまでこだわりがなく、最終的に利回りだけを考えるのであれば、優待利回りと配当利回りを合わせた利回りで高い銘柄を選べば良いので、配当利回りの高い銘柄を優先して探すのが良いかと思います。同じように考える人は世の中多いので、どの銘柄が配当利回りが高くて、金額的にも購入しやすいかなどはSNSで投稿してる人もたくさんいると思われるので、ネット検索すれば簡単に出てくると思います。
株式投資で優待以外に配当利回りを狙おう!
株式の魅力として、優待以外にも配当という魅力があります。配当は現金で支払われ、固定ではありませんが、銀行の定期による金利収入よりは高い金額を受け取ることが可能です。買うタイミングが良ければ、優待も受け取れ、配当金も貰えて、購入株式の株価が上がり、資産も膨らむ可能性が十分にあるのが株式投資の魅力です。その代わり、個別企業の業績悪化や市場環境が悪くなった時は元本割れのリスクはありますが、慌てずに相場の戻りを待てば、マイナスになっても再度プラスになり売却することができると思います。少し話はそれましたが、次は配当狙いについて書いていきたいと思います。
配当利回りの高い企業の調べ方
単純にネット検索でスクリーニングをしても良いとは思いますが、注意が必要なのはその高い配当が毎回出ているものか、今回だけが特別配当で高いのか確認された方が良いと思います。基本的に高い配当といえば3~4%ほどですが、それ以上に高い配当銘柄もあります。異常に高い配当の場合は過去も高い配当が出ていたのか、個別の企業ニュースで何かの売却による利益だったり、創業周年記念による今回のみが高い特別配当かしっかり確認してください。
ヤフーファイナンスでは配当利回りの高い企業順にランキング形式で掲載もされているので、高い順から個別に企業の業績分析をして投資していくもの良いと思います。
配当で株価の大幅上昇を期待できる銘柄を探す
例えば、過去から配当が4%ほど出ており、業績は堅調だが、相場環境が悪化し会社業績は問題ないが、株価が下がり配当利回りが上がることがあります。そうなると、株価が下がったおかげで配当が4%でなく5%の状態で買えることがあります(1000円で40円配当だと4%、株価が下がって800円になった場合だと、40円配当だと5%配当になります)
業績が悪化してる、または今後業績悪化の可能性がある場合は別ですが、市場環境だけで株価が下がっているなら、環境が落ち着けば通常の銘柄でもリバウンドは出ると思いますが、今回の例の800円購入した場合、配当の魅力を考えると、1000円までは戻りやすいと考えられます。
今回は参考までの例を出しましたが、3%配当の企業が、業績は堅調ですが、相場環境の下落により株価が下がり配当が5%近くになった銘柄もあります。あくまで、タイミングなどもあるのでこればかりを意識した買い方ではなく、いろんな目線で考えて投資してください。
まとめ
株式購入の入り口として、優待や配当を意識した銘柄購入は過去の経験則からしてもとても良いのではないかと思います。保有する意味が優待や配当なので、短期売買ではないので、株価の変動によるストレスを抱えずに持つことができると思います。欲しい優待、狙う配当利回り、選別方法は各人で異なると思います。今回はあくまで参考までにしていただければと思います。
他にも積み立て投資などもご参考にしていただければと思います。
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