突然病院にかからないといけなくなってしまった場合、身支度や持ち物なんて
構っていられませんよね。
これから冬にかけて、また嫌~なインフルエンザの季節がやってきます。
夜中に突然インフルエンザかも知れない!という症状が出てしまったら慌ててしまうでしょうし、
高熱のせいで思うように頭が回らないかも知れません。
保険証なしで救急に行ってしまった場合、料金の支払いはどうすればいいのでしょうか。
インフルエンザの検査にかかる料金はいくら?
インフルエンザの検査にかかる料金は、
3割負担の場合で全国的に約2000円程度
で行えます。
これに受診するクリニックでの診察料や出される薬の料金がプラスされて料金の総額が
変わってきます。
3割負担の場合だと、インフルエンザだった場合に処方される薬分も含めて
一万円あれば安心ではないでしょうか。
いくつかの料金の例を見てみると、検査代と診察料と薬代を合わせて平均5000円程度
のようですが、これはあくまで平均的な料金なので、7000円を超える料金を
支払った場合もあれば3000円程度で収まった場合もあったりと、様々でした。
ちなみにこれは、平日の診療時間内での平均料金なので注意してください。
インフルエンザの検査を受けたいけど、保険証なしの場合どうなるの?
さて、いざ救急でインフルエンザの検査を受けたいけれど保険証を忘れてしまった
場合もあると思います。
基本的に時間外診療や夜間、休日診療の料金の支払いは後日の精算になる場合が多いですね。
事務が待機しているかどうかで変わってくるので、事務が24時間待機している病院の場合は
その場で支払うことが出来ます。
事務がいない場合は、その場で預り金として一部支払うなどし、残りを後日支払うという
形になります。
救急を受診した場合に保険証が確認できていれば、負担割合に沿った請求書が作られます。
当日保険証が確認できなかった場合は、一時的に10割負担での請求となります。
ただし、支払う際に保険証の提示ができれば、
適切な負担割合での請求書を作り直してくれるので安心してください。
なかなか平日に料金を払いに行けないという場合は、振り込みでの支払いができる
場合もありますので、病院に確認してみるといいですね。
ちなみに、以上は保険証を持っているが忘れた場合の例です。
健康保険に未加入で保険証を持っていない場合は、10割負担となりますので、
高額な支払いになることは避けられません。
インフルエンザの検査を救急で受けたら、高くなる?
救急外来や夜間診療などの時間外診療には時間外料金が別途加算されます。
ですので、平日の診療時間内に検査を受けた場合と比べると、料金が高くなるという事になります。
時間外料金になる外来医療費の項目は、
・初診または再診料
・検査
・レントゲン画像
・処置
・手術
・麻酔
の6項目だそうで、投薬や注射、点滴などは
時間外料金の対象外なんです。
初診、再診料は時間外、休日、深夜と追加される料金は
それぞれ変わってきますが、
検査の時間外料金は3割負担で600円ですよ!
これはインフルエンザの検査だけではなく、どんな理由で受診しても当てはまるので、
覚えておくといいでしょう。
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まとめ
保険証を忘れたからと言って、受診できないわけではないので安心してくださいね。
ただ、皆さんご存じの通り、インフルエンザは発症のタイミングによって
検査をしても陰性になる場合がありますね。
救急や夜間診療などの時間外では、追加料金が加算されます。
発症から12時間以上が経過していれば、検査によって正しい反応が出ます。
救急の受診を考えている場合は、これらを考慮した上で判断するといいですね。