本当にお金を稼ぐには、どちらの働き方が良いのか。どちらもメリットとデメリットがありますので、あなたの立ち位置や考え方で分かれるとは思いますがご参考までに、分かり易く比較したものを書かせていただければと思います。
会社員
◎メリット
①安定した収入
②福利厚生がある
③社会的信用度が高い
④原則、確定申告不要
✖デメリット
①勤務時間拘束や通勤がある
②給与が上がりにくい
③上司や職場などを選べない
④就業規則などがあり、自由度がない
フリーランス
◎メリット
①働く場所や時間を自由に選べる
②収入に上限がない
③幅広く仕事が選べる
④節税がしやすい
✖デメリット
①収入に安定性がない
②社会的信用度が低い
③自身でしなければいけない雑務が多い
④雇用保険などがない
会社員とフリーランスの比較
会社員とフリーランスではそれぞれの収入を「給与収入」と「事業収入」と言い換えることが出来ます。会社員である「給与収入」の最大のメリットは時間梗塞や通勤の煩わしさの引き換えに、毎月安定的に収入を得ることが出来ます。その一方でデメリットとしては、経費申告などでの節税が難しいことや、会社の就業規則や時間拘束などにより、副業がしたくても出来ない可能性があります。近年はコロナの影響で上場企業でも副業を解禁しているところもあります。
一方、フリーランスの「事業収入」は会社員の「給与収入」と違い毎月の売り上げが収入に直結するため、安定性がありません。その分売り上げが伸びた時や事業拡大による成長性が期待でき、伸びた分収入が大きく伸びる可能性もあります。メリットとしても会社員では難しい節税も、フリーランスでは確定申告の時に経費申告をすることにより、節税が出来るメリットもあります。(もちろんちゃんと売り上げが出ており、利益が出た場合に限りですが)
会社員とフリーランスで、外から見た大きな違いといえば、社会的信用です!例えばフリーランスの方が住宅ローンを組もうとすれば会社員の方よりも審査のハードルが高くなります。お金を貸す方からすれば、毎月の収入が固定で安定性のある方に貸す方が安心です。同じようにクレジットカードやキャッシングカードを作ろうとしてもフリーランスの方が条件が厳しくなる可能性が高いです。クレジットカードは審査が通らなかったり、キャッシングカードではキャッシング枠が小さかったり、返済金利が高くなる可能性があります。もし会社員から独立してフリーランスになるのならば、信用が高い会社員のうちにローンやカードを作成しておくことをオススメします。
ですが現状の世の中では、会社員かフリーランスかという二者択一ではなくなり始めてきました。一定の収入を確保しつつ、成長性がある副業をして収入を伸ばすということが志向されるようになってきました。会社員をやりながらの副業、ある程度の収入が見込める状態で独立してフリーランスで稼ぎながら、自由時間が多いので、隙間時間に他の事業に取り組んだり、バイトすることも可能です。
コロナ禍で安定してるように思えた大企業もどうなるか分からないというリスクと隣り合わせであることが明らかになりました。大企業の会社員の方も副業に関心を持つ人が増え、企業自体も副業を推奨するところが増えてきました。
元より年金問題や医療技術の進歩から長生きリスクなどにより、将来に備えていかに資産を増やすかということは問題視されてきております。勤労所得だけでは退職後の人生を豊かに暮らしていけない可能性があり、不労所得で資産を増やしていく必要性があります。本業以外の副業で資産を増やし、家賃収入のある不動産や利回りや資産の拡大を狙い有価証券運用などを取得していく必要があると思います。