保育園の秋の制作を何を作ろうかと悩んでいる保育士さんは多いはず。
毎年同じ製作をしようとしても楽しくないし。
もっと園児が喜んで楽しく製作できるものはないかな、
クラス全体で製作し一体感が生まれていい経験になりそうなアイデア
はないか探してませんか。
ここでは、かわいい秋の製作アイデアや自然のものを使ったアイデア・
園児と一緒に作れるアイデアなどを紹介します。
保育園にぴったりのかわいい秋の製作アイデアは?
秋といえば、もみじ、コスモス、柿、トンボ、みのむし、お芋ほり、、、などなど。
可愛らしくて、折り紙や身近な材料でも作りやすいモチーフがたくさんありますね。
ひとつのモチーフをたくさん作って壁一面を飾ったり、
複数のモチーフを組み合わせたり。
柿やお芋は画用紙を切り抜くだけでなく、中に綿や新聞紙を詰めて、
少し立体的に作るとおいしそうに見えますし、
みのむしは紐などを使ってぶら下げると、ゆらゆらしてとっても可愛いです。
みのむしは、トイレットペーパーの芯などに、短く切った毛糸や、
布切れなどをたくさん貼りつけて作ると季節感もあって良いですよ。
画用紙に直接貼ってもいいですね。
自然のものを使った秋にぴったりの制作アイデアは?
秋は、お散歩にも出やすい季節ですし、遠足などの行事もありますよね。
お外遊びの時に、落ち葉や木の実を拾ってきて、制作に使う、
というのもとっても素敵です。季節感があるし、思い出にもなります。
園庭遊びや近くの公園でも、意外にいろんな素材を集めることが出来ますよ!
ここでは、自然のものを使った制作をご紹介していきますね。
- リース
①まず土台を作ります。
細めの木の枝を束ねてまとめ、円にする。段ボールをドーナツ状に切る。
など、何でもよいです。②そこへ松ぼっくりやどんぐりを木工用ボンドで貼り付けたり、
リボンを巻いたりすれば、秋らしいリースの完成です。 - モービル
①松ぼっくりやドングリに色付けをしたり、落ち葉をラミネートして、
モチーフを作ります。②松ぼっくりは糸で結びます。
ドングリ、落ち葉はキリなどで穴をあけて、糸を通します。③木の枝にバランスよく結んでぶら下げます。
保育室がぐっと素敵になりますよ。
園児と一緒に作り上げる秋の制作アイデアとは?
子どもたちといっしょに作り上げる制作は微笑ましくて、
保護者の方の目も楽しませてくれます。
みんなで一緒に取り組み、作り上げることで、子どもたちにとっても
思い入れの深いものになりますし、クラス全体の絆もぐっと強まります。
是非、クラスみんなで取り組んでみてくださいね。
たとえば・・・
自然のものを使って・・・
-
- 落ち葉を使ってお絵かき
まずは集めた落ち葉をひとつひとつ観察。
「何の形に見えるかな?」とお話をしながら想像力をふくらまして、自由に画用紙に貼っていきます。
クレヨンやマジックで、細かい部分を書き足してもOK!ただの落ち葉が、個性あふれる動物などいろんなものに変身してくれるはずです。
落ち葉に顔を描くだけでも、とっても可愛いですよ。 - カレンダーや写真立て
厚紙や段ボールの真ん中に、カレンダーや写真を貼ります。
その周りにどんぐりや落ち葉を貼りつけて自由に飾ります。
持ち帰り用の制作などに是非!
- 落ち葉を使ってお絵かき
クラスみんなで・・・
- てのひらスタンプで、大きなもみじの木を作る
木の幹、枝は模造紙や大きめの色画用紙などで作っておきます。(こげ茶の画用紙をいったんくしゃくしゃにしてからつ使ったり、
絵の具で色付けするなら、あまり水で薄めずにスポンジなどで
かすれたような風合いに塗ると、雰囲気が出ますよ!)もみじに見立てて、子どもたちや先生の手のひらに絵の具を塗って、
スタンプしていきます。ただの橙色一色ではなく、いろんな色合いでスタンプすると、
奥行きがでて素敵です。これなら、1~3歳児さんのクラスでも出来ちゃいますよ!
まとめ
壁面づくりや持ち帰りの制作は、毎月の事でとっても大変ですが、
少しはお役に立てましたでしょうか?
「今月、制作何にしよう…」と考えることも、
忙しい毎日の中で季節を感じられる良い機会だと思います。
行事や日々の保育の中で、子どもたちと一緒に楽しみながら
取り組んでいけたらいいですね。