はがきとして送ることができるのは
通常はがきは2~6gが制限だと決まっています。
ではその重量をオーバーしてしまったらどうなってしまうのでしょうか?
多くの場合、はがきは手元に戻ってくることになります。
相手に届くまでに時間がかかってしまったり、
無駄な手間もかかりますので出来ればそれは避けたいですね。
でははがきが戻ってきてしまった場合の
追加料金と重さのはかり方についてご紹介いたします。
はがきの重さが6gをオーバーしたら料金はどうなるの?
通常はがきの切手代は「62円」です。
しかし基準の6gを超えてしまうと手紙料金となってしまい
はがきサイズでも「82円」かかってしまうことになります。
重量オーバーの追加料金は「20円」必要なのです。
私の経験上、数gの重量オーバーであれば
62円切手で送ることができました。
ただこれは郵便局や配達員さんによると思うので
大切なはがきだと不安ですよね。
逆に1gの差でも無理だったという話も聞いたことがありますので。
62円切手を貼って相手に送ったときに重量オーバーだと
判断された場合は料金不足で戻ってきてしまうか、
受取人が払う事になってしまいます。
郵便料金の改定ではがきが52円から62円になったとき
間違って古い52円はがきで送ってしまったことがあったのですが
数日後料金不足で戻ってきました。
なので、手元に返ってきてしまうパターンが多いのではないでしょうか。
通常購入したはがきはだいたい3gほどなので、
装飾などを加えなければ追加料金は必要にはなりません。
シールをたくさん貼ってデコレーションしたり、
オリジナルのはがきを作った場合は紙の厚みや重さが
6gを超えているかもしれないので注意しましょう。
たくさん応募シールを貼る懸賞はがきなどは
6gを超えることが想定されるので
切手欄に82円を貼ってくださいと書かれていることが多いです。
差出期限があるもの、急ぎの物、大切なハガキの場合
6gを超えそうだなと思ったときは20円分の切手を貼ったほうが
安心できますね。
ちなみにこの時の切手ですがきっちり20円分でないといけない
わけではありません。
誤差の金額が返ってくるわけではないので少し損をしてしまいますが
20円以上であれば問題なく送ることができますよ。
一番安心なのは最寄りの郵便局の窓口で出すことです。
係員の方が確認してくれますので料金不足であれば
その場で不足分の切手を買う事ができます。
はがきや送り物の重の簡単なはかり方ってあるの?
でもわざわざはがきを出すだけで郵便局に行くのは面倒。
重さを自分で確かめる方法があれば便利ですよね。
郵便料金は重さで決まっていることが多いので
はがき以外を送るときも活用できますよ。
一番手軽で正確なのは「はかり」を使う事です。
専門のものもありますがお家にあるものでもはかることができます。
私はお菓子作りや料理につかう計量用のはかりを使っています。
まさに同じものがこちら。
お砂糖などをはかったりするものなので1g~はかれます。
1人暮らしの方はなかなか家にはないかもしれませんが
ご実家にはあることが多いと思います。
体重計も重いものなら使えるのですが、数gのはがきや手紙だと
反応してくれないこともあるのです。
逆にこのような小さいはかりに大きい荷物を乗せると
はみ出てしまいますので重さにかなりの誤差が出ます。
その場合は体重計を使うといいですね。
はがきや手紙の郵便料金をはかる専門のものだとこれです。
重さをはかると針がどの郵便種別になるか、
いくら必要なのか表示してくれる優れものです。
最近のコンビニは郵便物や宅配の取り扱いをしているので
はかりも置いています。
郵便局よりは身近にありますし、利用しやすいですね。
はかり以外で郵便物の重さをはかるのは難しいです。
1gの差でも料金不足になるくらいなので自分の感覚などでは
正確度が足りなすぎます。
もちろん自宅のはかりではかってOKでも
郵便局基準ではOUTになってしまうこともあります。
自己責任になりますので、あくまでも参考程度にしてください。
ギリギリで怪しいときは20円分の切手を用意するか、
郵便局に持ち込みましょう。
まとめ
はがきが6gを超えた場合の追加料金は20円でした。
種別がはがきではなく定形郵便となってしまうのですね。
このように郵便料金はとても細かく分けられています。
日本郵便のHPにも詳しい料金表がのっていますので
参考にしてくださいね。
大切なはがき。相手にちゃんと届くか心配な場合は
やはり専門家に見てもらうのが一番でしょう。
私は自宅ではかってみて基準値にかなり余裕がありそうなら、
ポストに出すことにしています。
小さなはがき一枚ですが、大切な贈り物なので
きっちり責任をもって送りたいですね。