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誰でもできる!わかりやすい浴衣の着付け講座~男性編~


男性用の浴衣は女性用のそれと違って簡単に着ることができます。

サイズは自分に合ったものを選ぶのは当然ですが

洋服と違って伸縮しないので、ピッタリとフィットするものを選ぶ必要があります。

着る時はまず、背中の軸を合わせましょう。

これが合っていないと、全てズレていってしまい違和感のあるまま過ごすことになりかねません。

次に前で交差させる順番ですが

始めは右手に持っている方を左の腰に添えるようにしましょう。

これが逆だと、死んだ人の着方になってしまうので気をつけてください。

着ていく中でのポイントは、できるだけ体に密着させるように浴衣を合わせることです。

そして帯の位置にもなる腰紐をしっかり締めてズレや違和感が無いようなら完成です。

 

男も帯が決め手!!浴衣の着付け・帯の結び方

浴衣を着る予定が無かった時は、他の人の浴衣姿を見ても

どこにも注目していなかったし、記憶にも残っていないことでしょう。

 

ですから帯の結び方なんて、どれも同じだと思っていたのではないでしょうか。

しかし実は、帯の結び方というのは種類があるのです。

 

今回は

 

貝の口結び、浪人流し、兵児帯(へこおび)の3つをみていこうと思います。

 

○貝の口結び

この結び方はとても一般的で、形もしっかり締まっているので

よく見かけるのではないでしょうか。

 

帯をキツく締めながら数回腰に巻いた後

回していた長い方を内側に折り込むやり方です。

 

ポイントはやはり強く締めることで、これが緩いと

すぐに崩れてしまいます。

 

貝の口結びをマスターしておけば、浴衣だけでなく着物にも応用できるのでオススメです。

 

○浪人流し

 

浪人流しは少し複雑で難しいですが

それだけにあまり見かけないので少し差をつけることが

できるのではないでしょうか。

 

皆で浴衣を着て集まることになった場合自分だけ違う結び方をしていれば

集まった皆より一歩浴衣を着こなせている感じがでてポイントが高いかもしれません。

 

貝の口結びが左腰に結び目を作るのに対して

浪人流しはやや中央よりに結び目ができるのが特徴です。

 

結び目もギュっと結ぶよりは帯の間に差し込んでおくような

イメージで、慣れないうちはすぐ解けてしまうかもしれません。

 

○兵児帯(へこおび)

片わな結びとも呼ばれるこの結び方は

いわゆるちょうちょ結びのような形になります。

 

結ぶのが簡単なこともあり、普段浴衣を着ようと思うなら

この結び方をすると良いでしょう。

 

結んだ後にグッと帯全体を回して、結び目を後ろに隠すのが特徴的です。

 

お祭りなどのイベント本番までに浴衣の生地に慣れていく目的で

家にいる時浴衣を着るのなら、ついでにこの結び方をマスターしてはどうでしょうか。

 

 

どの結び方にも共通して言えることとしては

最初に巻く時にしっかりとキツく巻くことがポイントということです。

 

うっかりお腹で巻いてしまうと苦しくなるので注意が必要ですが

強さとしてはそれくらいをイメージするのが良いでしょう。

 

 

自分らしく!浴衣の着付け簡単アレンジ4パターン!!

男子が女子の浴衣姿にドキリとするように

女子もまた普段見慣れない男子の姿にドキリとするものです。

バッチリ着こなして、差をつけていきましょう。

 

○浴衣の丈に気を配ってみる

 

浴衣を選ぶ時のサイズはとても大切で、特に裾部分がきちんとしているかが

ポイントになってきます。

 

これが短すぎて足が全部出ていると、子供っぽく見えてしまいますし

長すぎても躓く危険があります。

 

理想としては歩いた時にチラチラ見えるくらいが良いでしょう。

 

○結び目の位置に気を配ってみる

 

慣れない浴衣を着ていると、どうしても途中でズレたり解けたりしないかが

気になって、結び目が上へ上へといきがちです。

 

別に脚が長く見えるからむしろアリでは?

とは考えない方が良いでしょう。

 

浴衣は布1枚を着るので、着た時のバランスが大切です。

あまり帯が上すぎると、着慣れていないのが丸わかりで間抜けな

印象になってしまうでしょう。

 

自然と動きも静かなものになるでしょうし、ズレに関しては

最初にしっかりと締めておけば案外大丈夫だということを

意識しておくのが良いです。

 

○胸元のVラインを綺麗に見せる

 

ピッタリと襟をつけてキツめに着込めば

胸元のV字は自然と引き締まったものになるかと思われます。

 

ここがゆるゆるですとだらしない印象になってしまいます。

 

とはいえ浴衣というのはある程度緩く余裕があるのが

良い着こなしとされるので、スーツのようにビシッとする

必要はありません。

 

もう1つ注意する点としては、着た時に下の肌着が見えないように

することでしょう。

 

白い肌着が見えてしまうと、それだけでイメージダウンです。

浴衣を着る時の肌着はなるべくVネックのVが深いものを

選ぶようにしましょう。

 

私は肌着が見えるのが嫌だったので

着ずにそのまま浴衣に袖を通したことがありますが

浴衣の生地がゴワゴワして痛かった体験があるので肌着はなるべく

着るのがオススメです。

 

○柄に拘ってみる

 

普段出掛ける時に着るコーディネートのように

着物に関しても柄に気を配ってみるというのもオススメです。

 

帯に合わせて、逆に帯を浴衣に合わせるのも良いですし

自分に合うものを買う時に店員さんと相談するのも良いでしょう。

 

柄1つで大人っぽさから古風な感じまで、印象はガラリと変わります。

男性の浴衣は全体的にグレーで暗い色ばかりだと思いますが

それが逆に、伝統的で大人な落ち着きを持った印象を与えます。

 

 

まとめ

始めは帯を結ぶのが大変だと思います。

しかし数回練習するだけですぐにマスターできるので覚えておくと良いでしょう。

着た後は背筋を伸ばして過ごすことを意識すれば

よりスマートでセクシーな印象を与えるに違いありません。

浴衣デートや皆でお祭りに行く時なんかは

周りの雰囲気と同じくらい、浴衣を着た自分のかっこよさに酔ってみるのも悪くないと思います。

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